【僕が「習い事」に感じた夢と希望:ダンス編22】

 
From  師範代Shinya(新村真也)
 
(→前回のつづき)
 
 
※僕が24才の時にHIPHOPダンススクールに通い始めた頃の体験談の続きです。
 
 
ダンスレクチャービデオの魅力にすっかりハマってしまった僕は、1本目のビデオの内容をマスターする前に、次のジャンルのダンスビデオが見たくてたまらなくなりました。
 
 
そこでまず、自分とY君が見たくてたまらないジャンルの初級コースから手を出すことにしました。
 
 
僕らが気になったのは、2つ、
 
 
①ポップ(身体の筋肉を弾きながら踊るダンス)
 
②ブレイキン(床で回ったりする派手なダンス)
 
 
です。
 
 
この2つはよくダンス映画などではセットで出てくることがありました。
 
 
2つは対照的なダンスで、僕の目には「静&動」の対局に見えました。
 
 
①のポップの方は「静」です。
 
 
足を高く上げたり、ジャンプするような派手な動きはありません。
 
 
身体をなめらかに使って、リズムに合わせて身体に電撃が走ったかのようにビクンッ!と一瞬止まるのです。
 
まるでロボットのような感じです。
 
 
一方で②のブレイキンの方は、「動」のイメージでした。
 
 
立ったり寝転んだりを繰り返し、身体に勢いを付けてアクロバット的な動きをし続けるダンスです。
 
 
中でも有名な動きとしては、両足を180度広げて、床の上をコマのようにグルグルと回り続ける「ウィンドミル(風車)」と呼ばれる技がありました。
 
 
これがめちゃくちゃカッコよくて、「絶対できるようになりたい!」という衝動に駆られました。
 
 
ちなみにこのウィンドミルという技は、少林寺のカンフーの技をダンスにアレンジしたそうです。
 
 
カンフーアクション俳優を目指していた僕にとっては、とても心をひかれました。
 
 
 

2つダンスの共通点

 
この2つの静&動の対極的なダンスには、共通点がありました。
 
 
それは、どちらも「非日常的である」ということです。
 
相当な期間、訓練した人でないと、この動きはマネできません。
 
 
「素人がそれっぽいマネごとをする」ことすらできない程、ユニークな動きのダンスでした。
 
 
それだけに、パッと見でスゴさが伝わりやすいのです。
 
ダンスに詳しくない人に見せても、ポップとブレイキンはリアクションが良いと思います。
 
 

イッサ先生の衝撃

 
実は①のポップに関しては、東京の演技スクールに通っていた時に、ダパンプのイッサ似の先生のレッスンでちょっとだけ習ったことがありました。
 
 
イッサ先生の身体がカッコいい音楽のリズムに合わせてビクンッ!ビクンッ!と止まるのを見て、僕ら生徒たちは度肝を抜かれました。
 
 
女子達からは「キャー!」という悲鳴のような歓声が上がりました。
 
 
男子達からは「おぉ~!!人間じゃねぇ!!」という驚きの声が上がりました。
 
 
一応、その時にはイッサ先生がレッスンの中でやり方を教えてくれましたが、誰ひとりマネできませんでした。
 
 
あまりに皆できないので、イッサ先生がその後ホップのレッスンをすることはありませんでした。
 
 
でも、僕の脳裏にはあの時の衝撃が残っていました。
 
 
「あのポップをビデオで体系的に学べるのか!!」
 
 
という喜びがあふれてきました。
 
 

ついにビデオが到着!

 
ついに、通販で買ったビデオが届きました!
 
 
僕は、さっそくY君と一緒に見ることにしました。
 
 
前回はY君の部屋でダンスビデオを見たので、今回は僕の部屋にY君を呼びました。
 
 
僕:「ポップとブレイキン、どっちから先に見る?」
 
 
Y君:「そうっすねぇ・・・まずはポップがいいです!」
 
 
僕:「俺もそう思ってた!やっぱポップはミステリアスで気になるよね!」
 
 
Y君:「気になりますね!」
 
 
僕:「よし!いくぜ!」
 
 
ビデオデッキの再生ボタンを押すと、「ギュイーン・・・キュルキュルキュル・・・」とテープが回って読み込まれる音がしました。
 
 
この待ち時間が、VHSテープの独特の魅力でもあります。
 
 
しばらくすると、画面にオープニングが映し出されました。
 
 
スローモーション映像ですが、数人の人達がポップを踊っています。
 
 
「おぉーーー!来たぁ~!!」
 
 
僕とY君は、思わず叫んでしまいました。
 
 
・・・つづく。
 
 
 
 

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