From  師範代Shinya(新村真也)
 
(→前回のつづき)
 
 
※僕が24才の時にHIPHOPダンススクールに通い始めた頃の体験談の続きです。
 
 
夏祭りの屋外会場での発表会の、2度目のパフォーマンスが終わりました。
 
 
みんなまだまだ元気です。
 
 
僕もテンションが上がっているせいか、まだまだ動ける感じでした。
 
 
先生が言いました。
 
 
先生:「みんな、まだいける?」
 
 
僕ら:「まだいけます!」
 
 
先生:「よーし!じゃあ、3回目は少し時間をあけて、1時間後にしようか。」
 
 
僕ら:「はーい!」
 
 
 
僕は、これはいい!と思いました。
 
 
普通の習いごとの発表会であれば、会場の時間制限があるので、1人1回しか出るチャンスがありません。
 
 
そうなると、1回目の自分の動きをチェックしてフィードバックを活かせるのは、次回の発表会になります。
 
 
発表会の頻度はそんなに高くないので、半年後や1年後になってしまうでしょう。
 
 
でも、この夏祭り会場では、その日のうちに何度も本番を経験できるのです!
 
 
これはダンス発表会が初めての僕にとっては、経験値を積むのにめちゃくちゃ役立ちました。
 
 
 

体力の続くまで

 
3回目が終わると、先生が聞きました。
 
 
先生:「みんな、まだいける?」
 
 
僕ら:「まだいけます!」
 
 
先生:「よーし!じゃあ、1時間後に次行こう!」
 
 
僕ら:「はい!」
 
 
3回目が終わると、先生が聞きました。
 
 
先生:「みんな、まだいける?」
 
 
僕ら:「そろそろキツいです!でも、まだ行けます!」
 
 
先生:「じゃあ、4回目はもう少し時間をあけてからやろう!」
 
 
4回目が終わりました。
 
 
キッズ達は、僕とY君のスーパーマリオダンスを何度見ても、何度もキャーキャー言って喜んで見てくれました。
 
 
それがまた、僕らのモチベーションになりました。
 
 
先生の判断で、キッズ達は4回目が終わった時点でお開きになりました。
 
 
先生:「みんなお疲れ様!ガンバったね!」
 
 
キッズ:「ありがとうございました~!!」
 
 
大人チーム:「じゃあね、みんな~!」
 
 
キッズ:「じゃあね~!」
 
 
先生:「大人チームはどうする?ちょっと涼しくなってきたから、もう1回ぐらい行っとく?」
 
 
僕ら:「はい!行きます!」
 
 
先生:「キツかったら辞退してもOKだよ。出れる人だけ出てね。その辺の判断は、大人だから自分でしてね。」
 
 
僕ら:「分かりました!」
 
 
僕はテンションが上がっていました。
 
 
肉体的にはけっこう全身に疲れが来ていましたが、とにかく踊るのが楽しくて、もう一度あの気分を味わってから帰りたい!
 
 
という気分になっていました。
 
 
相棒のY君も同じ気分のようでした。
 
 

最後のパフォーマンス

 
最後の回は、夕方の6時に近くなっていました。
 
 
昼間に比べてちょっと日が落ちて、体感温度はだいぶ涼しくなっていました。
 
 
最後のスーパーマリオダンスを踊る番がやってきました。
 
 
「これが最後か・・・」
 
 
僕とY君は名残惜しい気分で、踊り始めました。
 
 
さすがに5回目ともなると、慣れを感じます。
 
 
精神的には余裕がありました。
 
 
でも、肉体的にはけっこうガタが来ていました。
 
 
なんだか思ったより身体が動かないのを感じました。
 
 
長さわずか1分半の振りであっても、5回も繰り返すと、筋肉がヘロヘロになってくるようです。
 
 
おそらく2回目や3回目ぐらいが、一番調子が良かった気がします。
 
 
場に慣れてきて、身体の疲れ具合も少なく、一番思い通りに動けたような感じでした。
 
 
でも、5回目で感じる、「身体を限界まで酷使する感覚」は、久しぶりに味わいました。
 
 
空手道場に通っていた頃は、練習で体力の限界まで追い込む時がたまにありました。
 
 
でも道場をやめて以来、ふだんの生活の中では、なかなかこういう経験をする機会はありませんでした。
 
 
自分の限界がどこら辺にあるのか知るためにも、一度限界まで行ってみるのは良い気がします。
 
 
5回目のダンス発表は、身体はヘロヘロでしたが、気分は最高でした!
 
 
今までの人生で一番濃い数時間を過ごした気分でした。
 
 
・・・つづく。
 
 

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