【僕が「習い事」に感じた夢と希望:ダンス編58】

 
From  師範代Shinya(新村真也)
 
(→前回のつづき)
 
 
※僕が24才の時にHIPHOPダンススクールの発表会体験談の続きです。
 
 
発表会が終わった翌日、僕は全身筋肉痛になっていました。
 
 
腕から足まで、すべてのスジや筋肉が痛いです。
 
 
普段の練習ではこんなに痛くなることはないので、おそらく本番でアドレナリンが出た結果、身体の限界点が引き上がってムリがかかったんだと思います。
 
 
たしかに、本番中はまったく疲れを感じませんでした。
 
自分でも心配になるほど、感覚がマヒしていました。
 
 
その反動が今、やってきたのです。
 
 
3日間ぐらいはずっと全身が痛くて、日常生活に支障が出るほどヘロヘロでした。
 
 
そういえば、以前習っていた空手の試合に出た後も、こんな感じでした。
 
 
ローキックを食らった翌日は、ももが痛くて階段を上がるのにいつもの3倍の時間がかかりました。
 
 
ダンスはそんなことはないだろう!と思っていましたが、やはり身体にムリがかかることに変わりは無いようです。
 
 
いつもの木曜日ダンスレッスンの時にも、僕はまだ回復せずに、ブルーな気分でスタジオに向かいました。
 
 

いつもと違う光景

 
スタジオに入ると、僕は目を疑いました。
 
 
いつもとは違う光景が広がっていたのです。
 
 
いつものレッスンは人数が少なくて、スタジオ内は広々使えていました。
 
 
でも、今日はスタジオ内にたくさん人がいます。
 
 
後ろには小さな丸イスが狭い感覚でズラッと一列に並べられています。
 
 
その丸イスには、見たことのない人達が座っていました。
 
 
どうやらレッスン見学者のようです。
 
 
僕も一番最初はあの丸イスに座って、後ろで見学していたので、見覚えがあります。
 
 
僕はささやき声で、Y君に聞きました。
 
 
僕:「後ろにいる人達は、みんな見学者なの?」
 
 
Y君:「そうみたいですよ。すごい人数ですね。」
 
 
僕:「これって、もしかして、発表会効果?」
 
 
Y君:「そうです。いつも発表会の後には、見学者が来ることがあるんですけど、今回はめちゃくちゃ多いです。僕が見た中で一番多いかも。」
 
 
僕:「そうなんだ!こりゃスゲー!!発表会って効果あるんだね。」
 
 
Y君:「ですね!」
 
 
僕:「てことは、ここに来ている人達は、みんなあの発表会で俺たちの振りを見て、自分もやりたい!ってなって来ているってことか?」
 
 
Y君:「そうですよ!」
 
 
僕:「おぉー!マジかぁ!嬉しいね!それは!」
 
 
Y君:「嬉しいっすね!」
 
 
僕:「なんか見られるの緊張するなぁ・・・俺、今日まだ全身筋肉痛が治ってないんだけどなぁ・・・」
 
 
Y君:「僕もあの後、2日間ぐらい筋肉痛で動けませんでした。」
 
 
僕:「さすがに中学生は回復が早いね!」
 
 

見学者の男子

 
見学者の中に、男子が1人いるのが見えました。
 
 
おそらく、高校生ぐらいの年齢に見えます。
 
 
細身で、シュッとした端正な顔立ちのイケメンです。
 
 
ダンスが似合いそうな見た目をしています。
 
 
他の見学者達は、みんな女子中高生でした。
 
 
このHIPHOPクラスは、僕とY君以外は全員女子中高生です。
 
 
もう慣れましたが、最初は違和感というか、肩身の狭さがありました。
 
 
もしY君がいなかったら、僕はここまで続けたれたどうか分かりません。
 
 
前回の発表会練習を通じて、今は他の女子中高生メンバーとも仲良くなれましたが、それでもやはり男子が増えてくれたら嬉しいです。
 
 
 

張り切りレッスン

 
レッスン見学者の効果で、みんないつもより張り切っている感がありました。
 
 
H先生も、いつもより声が大きくて元気です。
 
 
もし、この見学者全員が入学したら、このクラスは最初の頃と同じぐらいの人数に戻ります。
 
 
(ジャズダンスが専門H先生が担任に変わった時に、生徒の大量離脱事件が起こりました)
 
 
この日のレッスンは、スタジオ全体に活気がありました。
 
 
H先生が来たばかりの頃のレッスン内容は、ジャズダンスの動きが100%でした。
 
 
それで、「HIPHOPクラスでジャズダンスを習うつもりはない!」と反発した生徒達が、ごっそり抜けていきました。
 
 
でも最近は、H先生もHIPHOPダンスを研究して、その要素も入れた振り付けをするようになってきました。
 
 
ジャズとHIPHOPを融合したスタイルです。
 
 
ジャズの持つしなやかで美しい女性的な動きと、HIPHOPの持つパワフルでラフな男性的な動きが融合した動きは、男性の目にも女性の目にもカッコ良く見えました。
 
 
実はその後「ジャズHIPHOP」は1ジャンルとして確立されて、大人の間で大人気になりました。
 
 
H先生はある意味、当時としては最先端のレッスンをしていたことになります。
 
 
今のH先生の教えるジャズHIPHOPなら、男子見学者にもアピールできそうです。
 
 
僕とY君は、男子仲間を増やすために、この唯一の男子の見学者をガッチリと勧誘することにしました。
 
 
・・・つづく。
 
 
 
 
————————————–
 
 

※「どれがいい?電子辞書の選び方」はこちら

—————————————

※このブログに読者登録をしていただくと、最新の記事を1日1回、メールでお届けします。読者登録はこちらをクリックしてください。
    ↓↓↓

 

 

From  師範代Shinya(新村真也)

やり直し英語達成道場 師範代)

※もくじは、こちら

自己紹介は、こちら

こちらですアップ

 

 

 

 

 

師範代Shinyaの書いた本

↓↓↓

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください