【中南米のダンス・サルサの世界23ダンス編158】

 
From  師範代Shinya(新村真也)
 
 
※僕が20代の頃、初めてサルサダンスを経験した時の体験談の続きです。ダンス編は毎週日曜日に更新中。

 

サルサダンス上級者の男性Dさんを相手に、僕は「女性役」の踊りを体験させてもらえることになりました。

先生と生徒全員が見守る中、僕はDさんと一緒にスタジオの中央に移動しました。

Dさん:「とりあえず何からやる?」

僕:「そうですね。僕が今まで習ったことがあるのは、突然離れたり近づいたりする動きと、ターンの2つです。」

Dさん:「OK!じゃあ、その2つをやってみるか。」

先生:「じゃあ、雰囲気を出すために音楽もかけてあげよう!」

僕:「ありがとうございます!」

先生が音楽をかけると、Dさんは軽快にステップを踏み始めました。

僕は女性側なので、いつもと逆のステップを踏まなければなりません。

でも僕はそもそも、普段からサルサ音楽のリズムがつかめずに、ステップのタイミングがガタガタなので、あまり気にせず適当にDさんに合わせて前後に動きました。

リードされる感覚

しばらくすると、Dさんは突然、ポン!と僕の身体を軽く後ろに押しました。

どこをどう押したのか分かりません。

でも、とにかく僕は軽く押された感覚があったのです。

すると、なぜか不思議なことに、僕の身体はハイスピードで一気に後ろに飛ばされました。

そして、Dさんの顔が一気に遠くに行き、小さくなっていきました。

お互いの片手同士だけがつながった状態で、バネのように弾かれて遠く離れました。

腕が伸びきった瞬間、Dさんはつながった手の指にグイッと力を入れて、僕を引き寄せました。

すると僕の身体はまた自然に動いて、一気にDさんに引きせられていきました。

「うぉーーー!!」

僕は思わず声が漏れてしまいました。

驚いて先生の顔を見ると、先生はニヤニヤしながら、

「女性側の感覚が分かった?楽しいでしょ?」

というメッセージを含んだ表情をしていました。

Dさんはしばらくステップを踏んだ後、また同じ動きを何度か繰り返してくれました。

Dさんに突き放されて戻されるたびに重力を感じて、ブランコに乗っている時のような感覚になりました。

僕が女性と踊ってリードしている時とは全然違います。

自分がリードしている時との違い

僕が踊っている時には、「今から離れましょうね」という合図を相手女性に送っているだけです。

そして、お互いの協力のもと、離れたり戻ったりを繰り返している感じがします。

おそらく、僕とペアを組んだ女性側も同じように感じていたと思います。
でも、Dさんのリードは違います。

僕の身体は、Dさんのリードで自動的に動かされているような感覚でした。

Dさんと自分のリード技術の差に悔しさを感じるヒマはありませんでした。

それよりも、Dさんの圧倒的な技術力の前で、僕は気持ち良くさせられてしまいました。

ターンも自然に!

最初はイヤがっていたDさんも、僕の大きなリアクションを見て楽しくなってきたようで、ニヤニヤしながら言いました。

Dさん:「次はターン行くか!」

僕:「はい!お願いします!」

するとDさんは、僕の片手を回しながら、ターンさせる動きをしました。
この動きは、僕がこれまで何度も習ってきた動きです。

すると、僕の身体はまた自然に動いて、クルッと軽快にターンしました。
その時の感覚が、とても不思議でした。

「自分の意志とは無関係に」ターンしてしまう感じがしたのです。

これがとても気持ちいいのです!

ターンの動き自体は、HIPHOPダンスでもよく行われます。

それに僕は、ジャズダンスも習ったことがあるので、連続してキレイなフォームでターンし続ける訓練も受けました。

だから、ターンする感覚には慣れているつもりでした。

でも、サルサダンスのターンはまったく違いました。

リードされてターンするのと、自分の意志でターンするのはやっぱり違います。

しかも、Dさんにリードされると、勝手に身体がクルッと回ってしまうのです!

この感覚がすごく不思議でした。

おそらく、Dさんの手にかかれば、サルサ初心者の女性でも、華麗にターンできてしまうでしょう。

(これがサルサ上級者のリード技術か!)

僕は踊らされながらそう思いました。

Dさんに何度もクルクルと回されるたびに、不思議な気持ちを味わいました。

僕はこれまで男性側の練習をしてきましたが、まったく同じ動きをしていても、男性側と女性側でこんなに感覚が違うのか!と驚きました。

女性側は、男性にコントロールされている感があります。

でも、それは「自分の意志に反して強制的にやらされる」という感覚ではありません。

自分の身体が自然に動いてしまうのです。

男性側はそのきっかけを作っているに過ぎません。

これがけっこう気持ち良いのです。

「男性に身をゆだねる気持ちよさ」と言って良いかもしれません。

まったく同じ動きをしていても、男女で立場が変わるだけで、こんなに感覚が変わるとは思いませんでした。

女性に人気な理由

HIPHOPダンスでは味わったことがない初めての感覚に、僕は衝撃を受けました。

これなら、サルサダンスに女性生徒が多い理由がうなずけます。

男性側は、初心者のうちは頭をフル回転させながら女性に送るリードサインを考え続けなければなりません。

そして相手の女性も初心者の場合、自分が上手にリードできないと、お互いの動きがぎこちなくなってしまいます。

一方で女性側は、自分が初心者であってもリードが上手な男性と踊れば、スムーズに動けることが分かりました。

僕:「いやー!これは気持ちいいっす!女性側ヤバいっす!」

僕は大きな声で叫んでしまいました。

僕らを見ていた先生とクラスメイトたちから笑いが起きました。

すると、Dさんはさらに乗ってきたようで、

Dさん:「よ~し!じゃあ、もっとスゲーやついっちゃう?」

と言ってきました。

僕:「もっとスゴいのがあるんですか?ぜひ味わってみたいっす!」

そこから先には、さらにサルサの快感の世界が待っていました。

 

・・・つづく。(→この記事のシリーズを1話目から読む

 

p.s.今回のブログは息抜き記事ですが、あなたに英語のお悩みがある場合はこちらの動画セミナー一覧が役に立つかもしれません。

※このブログに読者登録をしていただくと、最新の記事を1日1回、メールでお届けします。読者登録はこちらをクリックしてください。
    ↓↓↓

 

 

From  師範代Shinya(新村真也)

やり直し英語達成道場 師範代)

※もくじは、こちら

自己紹介は、こちら

こちらですアップ

 

 

 

 

 

師範代Shinyaの書いた本

↓↓↓

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください