【僕が「習い事」に感じた夢と希望:演技編141】

 
From  師範代Shinya(新村真也)
 
(→前回のつづき)
 
※僕が20才の頃、「アクション俳優になろう!」と思って「俳優養成所」に入った時のストーリーの続きです。
 
 
僕とT君の「先生ご飯誘い計画」は完全に行き詰まりました。
 
 
スクールが先生たちに厳しいルールを課していたのです。
 
 
「生徒と個人的な付き合いをしたら、即クビ!」
 
 
というものです。
 
 

某大手英会話スクールも同じだった!

この時期にはまだ僕は自分が近い将来、英会話を学び始めることになるとは夢にも思っていませんでした。
 
 
確か当時は「駅前留学」のキャッチコピーの某大手英会話スクールが、たくさんのテレビCMを打っていて一番有名だったような気がします。
 
 
そして、その大手英会話スクールも同じように「先生と生徒の個人的な付き合い」が禁じられていて、その厳しいルールで色々と問題が起きているというニュースを読みました。
 
 
「ネイティブの先生と日本人生徒が仲良くなって、一緒にご飯を食べに行ったらスクールにバレた。
 
 
先生はソッコーでクビになって本国へ帰らされてしまった。
 
 
生徒の方は『自分のせいで先生の人生が壊れた』という罪悪感から、精神的に病んでしまった」
 
 
というようなケースが全国で相次いで、
 
 
「そんな厳しいルールってどうなの?」
 
 
「会社が社員のプライベートまで管理するのは合法なの?」
 
 
みたいに物議をかもしていたような記憶があります。
 
 
初めてこの英会話スクールの記事を読んだときに、僕は以前自分が通っていた演技スクールのことを思い出しました。
 
 

英会話スクールと演技スクールの違い

この英会話スクールの場合は、
 
 
「ネイティブの先生との英会話の時間」
 
 
をサービスとして売っているため、先生が個人的に外で生徒と会って無料で英会話されたら困る、という意味で禁止していたのかもしれません。
 
 
今はどうか分かりませんが、昔はこのルールが話題になっていました。
 
 
ただ演技スクールの場合は、別に先生と生徒がプライベートで会話したところで、その会話がスクールの提供するサービス(演技レッスン)と重複するとは思えません。
 
 
理由があるとすれば、
 
 
①真実を知られたくない(芸能界のリアルを知られたら、生徒が希望を失ってスクールを辞めるかも)
 
 
②先生と生徒が男女の関係になった場合、ケンカしたり関係がこじれた時に、スクールが被害を受けるかも
 
 
のどちらか、あるいは両方な気がします。
 
 

隠そうとするから余計に怪しい

でも、「先生と生徒が個人的に話しちゃダメ」というルールがあると知ったことで、僕とT君はますます「怪しい!」と感じるようになりました。
 
 
スクールがアピールしている「芸能界で人生を変えよう!」「君も明日のスターだ!」みたいな言葉が、だんだん表面的でチープなものに見えてきました。
 
 
でも、どうしたら「現役で活躍している芸能人」と知り合えるのか、まったく分かりませんでした。
 
 
別に有名人じゃなくていいのです。
 
 
むしろ有名人じゃない方がいいです。
 
 
僕の中での芸能人のイメージは、
 
 
・売れて有名な人は、めちゃくちゃお金持ち
 
 
・売れてない無名な人は、超貧乏でバイト生活
 
 
みたいな両極端な感じでした。
 
 
でも、必ずその中間の存在の人達がいるはずです。
 
 
むしろ、その中間の存在の人達の方が数が多いでしょう。
 
 
・お金持ちって程じゃないけど、ちゃんと普通に生活できるだけの収入があって、好きな演技の仕事に人生の時間を使って満足した人生を歩んでいる人達
 
 
僕が話したい相手は、そんな中間層の人達でした。
 
 
でも、スクールの先生たち以外では知り合う方法はまったく分かりませんでした。
 
 
「どうしたらいいんだ?」
 
 
「リアルな情報が欲しい!もうスクールの宣伝文句はたくさんだ!」
 
 
 
僕とT君は、解決策が見つからないまま、イライラをつのらせていきました。
 
 
・・・つづく。
 
 
 

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