From  師範代Shinya(新村真也)
 
僕がカナダに留学している間に一番ビックリしたことは、「あいさつ」でした。
 
僕のクラスには、世界から10カ国以上の人々が集まっていたので、文化もバラバラでした。
 
もちろん、言葉はみんな英語で「Hello!」です。みんな、それぞれ自分の国を飛び出してここへ来ているので、意識して自国の文化習慣を抑えて英語圏の文化に馴染もうとしています。
 
でも、身体に染み着いたジェスチャーだけは、ふだんの習慣が出てしまうようです。
 
たとえば、インドから来た生徒は、僕に初めて会ったとき、無意識に身体の前で両手を合わせる「合掌」をしていました。
 
「あ!インドっぽい!」と僕が反応すると、本人はまったく気づいていなかったようで、「あ!しまった!」みたいなリアクションになっていました。
 
僕自身も、できるだけ日本人気質を抑えているつもりでしたが、ふとした瞬間にお辞儀をしてしまったりして、それを見たクラスメイトが「あ!日本のあいさつだ!オジギだ!!」みたいに反応していました。
 
逆に、お辞儀を見せた方が相手が喜ぶので、下手に隠さない方がいいのかも?と思ったりしました。
 
昼休みには、お辞儀のしかたをクラスメイトに教えながらみんなで練習したら、すごく盛り上がりました。
 
 
 

日本の女性が喜ぶあいさつ!?

そのとき突然、ブラジル人男性のクラスメイトが叫びました!
 
「そういえば!日本人女性にあいさつした時に良い印象を与える日本語のフレーズを、習ったことがある!日本の文化に詳しい友達から聞いたんだ!」
 
と。
 
え?女性に好印象を与えるフレーズ?そんなの知らんぞ?ぜひ、知りたい!!
 
ということで、彼にみんなの前で実演してもらいました。
 
すると・・・
 
彼は深く90度くらいのお辞儀をした後、顔を上げながら、満面の笑みで言いました。
 
「キ、メワ、クワ~、イ~!」
 
ん?よく聞き取れなかったぞ!もう一度言ってくれ!
 
「キミワ、カワーイイ!」
 
あー!!「君は可愛い」か!!
 
言わないから!!それ初対面の女性にいきなり言わないから!!
 
しかも、彼の深々としたフォーマルな90度のお辞儀のジェスチャーと、「君は可愛い」のセリフのギャップがおもしろすぎて、僕はしばらく笑いのツボにハマって動けなくなりました。
 
その後、僕は彼に、
 
「君は可愛い、というセリフは、ビジネスでは決して使ってはいけないこと」
 
を伝えました・・・
 
 
 

トルコのあいさつ

僕が一番驚いたのは、トルコから来たクラスメイトのあいさつです。
 
会ったときだったか、別れ際だったか忘れてしまったのですが、とにかくあいさつの時に、「ホッペタとホッペタをくっつける」のです。
 
そのトルコ人のクラスメイトは20代女性だったのですが、あいさつの時に僕に近づいてきたので、
 
(おっ!ハグか?よし!カモン!)と両手を広げたら、ハグはせずに、片方のホッペタを、僕のホッペタにくっつけてきました。
 
そして、ホッペタ同士をくっつけたまま、軽いキスをする時のような「チュッ!」という音だけを口から出しました。
 
な!なんだ?今、キスされたのか?いや、でも、ホッペタ同士がくっついているぞ!今のは音だけか?俺はどう返せばいい?
 
そして、ビックリして固まっている僕に気づいたトルコ人女性は、「あ!そうだった!」という表情で僕からサッと離れました。
 
彼女:「日本では、離れて挨拶するんだったね。くっつくことはしないんだよね。」
 
僕:「そ、そうね・・・まあ、さすがにこういう挨拶する人は、日本にはいないかな・・・」
 
彼女:「日本はたしか、これでしょ?」
 
と言いながら、深くお辞儀をして見せました。
 
どうやら、「bow=お辞儀」は、世界的に有名なようです。
 
僕:「そうそう!それそれ!友達にやるにはちょっと大げさだけど(笑)」
 
彼女:「トルコでは、ホッペタを付け合うのがふつうなのよ。」
 
僕:「なんと!そうなのか!ところで、さっきの場合は、俺はどう返すのが正解なの?」
 
彼女:「私がチュッ!て音を立てたら、そっちも同じようにチュッ!って音を立てて返すのが正解。キスする必要はなくて、ただ音だけ。」
 
僕:「なるほど!もう一度リベンジさせてもらっていいっすか?」
 
彼女:「もちろん!」
 
そして、僕は、もう一度試してみました。そのトルコ人女性の顔立ちは、下ぶくれでふわふわしたホッペタをしていたので、まるで赤ちゃんのホッペタにスリスリしているような感覚でした。
 
「おぉ!!なんてすばらしい挨拶なんだ!これは日本でも広めなければ!!」
 
実は僕は、子供の頃から無類の「ホッペタ好き」で、弟が赤ちゃんの頃からホッペタにスリスリしていました。
 
甥っ子が生まれてからも、毎回のあいさつに「ホッペスリスリ」をしていました。
 
そんな僕にとっては、このトルコの挨拶はまさに「夢のような習慣」に見えました。
 
さっきはビックリし過ぎて、そんなこと感じる余裕はありませんでしたが、やり方が分かった今は、カンタンです。
 
今まで赤ちゃんの甥っ子を相手にやっていたことを、大人相手にやるだけです。
 
実際、そのトルコ人女性には、僕のやり方を見て、「飲み込みが早い!初めてにしては上手!」と褒めてくれました(笑)
 
 
 

後で気になったこと

でも僕は、ひとつ聞き忘れたことがありました。これはだいぶ後になってから思ったのですが・・・
 
「大人の男同士でもこの挨拶をするのか?」
 
ということです。
 
もし、大人のトルコ人男性が、ヒゲモジャのホッペタを僕にくっつけてこようとしたら・・・逃げてしまいそうです(-.-;
 
 
 

あいさつ=会話の一部

今日はあいさつの話をしました。あいさつは、会話の中の一部です。同じコミュニケーションの中に組み込まれたパーツなのです。あいさつがスムーズにできるようになると、その後の会話もスムーズに進みます。
 
 
また、あいさつのやり方自体が話題になって盛り上がることもあります。海外旅行や留学するときには、行く国のあいさつを覚えていくと、現地でスムーズにコミュニケーションが進むかもしれませんね。
 
 

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