From 師範代Shinya(新村真也)
(→前回の続き)
初めてのDUO3.0は、自力で進めるのがとてもキツく感じました。
文法的に分からない部分が多すぎて、例文の精読がぜんぜん進まないのです。
まるで、深いぬかるみの中を歩くような感覚でした。
足が取られてしまい、抵抗がキツくてなかなか次の一歩が踏み出せません。
調べものに時間とエネルギーを取られてしまい、1週間でユニット1進めるのも苦しく感じました。
DUO3.0だけにかかり切りというわけにもいきません。
僕は当時、音読と瞬間英作文トレーニングの2つをメインにした学習メニューを組み立てていました。
DUO3.0に時間がかかり過ぎてこの2つがおろそかになってしまっては、ストレスがたまってしまいます。
DUO3.0の例文を見た後に、音読と瞬間英作文トレーニングの例文を見ると、すごく分かりやすくて、癒やされました。
DUO3.0の方はユニット4まで来た時点で、あまりのツラさにストレスがMAXになりました。
「もうダメだ・・・いったん退却!」
僕は思いきってDUO3.0を本棚に戻しました。
そして、今まで通りの音読と瞬間英作文トレーニングの2本立てメニューに戻し、英語学習へのモチベーションを保つことを最優先することにしました。
休憩期間
DUO3.0から離れて1ヶ月ぐらいした頃、僕の心の中にまた変化が訪れるのを感じました。
あんなに苦しかったDUO3.0に、また手を出してみたくなってきたのです。
それはまるで、一度手を出した「激辛ポテトチップス」で痛い思いをしたにも関わらず、またついあの刺激を味わってみたくなってしまう時のような気分でした。
一度あの刺激を味わったら、ふだんの音読や瞬間英作文トレーニングの例文では満足できなくなってきたのです。
もちろん、音読トレーニングのテキストのレベルを上げて負荷を高めるという選択肢もあります。
でも、どうせやるなら、あのDUO3.0の刺激的なスパイシー英文で音読してみたい!
という気分になりました。
この心境の変化には自分でも驚きました。
先月はあんなに苦しいと感じていたのに、休んだ今はまたモチベーションが復活したのです。
僕はこの時、「レベルの高いテキストがキツいと感じたら一度離れるメリット」を感じました。
うんざりしながらムリして毎日続けるよりも、一度離れてからまた手を出す、ということを繰り返す方が、長い目で見れば仕上がりのクオリティーとスピードはアップするのではないか?
と思いました。
再戦
再びDUO3.0を手に取った僕は、以前とは違う戦略で進めることにしました。
先に日本語訳を見て、自分が「言えるようになりたい」と思える例文、興味のある例文を探して、そのセクションから始めることにしたのです。
一度テキストから離れたことで、「ちゃんと最初から1セクションずつ進めたい」という気持ちが薄れました。
どんな順番であれ、DUO3.0を毎日音読していれば、必ず新しい英単語が身に付いて、力がつくはずです。
何なら、DUO3.0を1冊すべて完了させる必要すらないかもしれません。
自分の興味のある例文だけをピックアップしながら(正しい英語は pick out)、半分でも3分の1でも音読で仕上げれば、ボキャブラリーが一気にアップするはずです。
これだけ負荷が高い例文ということは、それだけ力が付く証拠でもあります。
気になる例文
そこで僕は、DUO3.0の例文を日本語訳からじっくり選ぶことにしました。
しばらくパラパラとページをめくっていると、気になる例文が目に飛び込んできました。
「ほかに何かご注文は?」「それだけです。」「こちらでお召し上がりですか?」「持ち帰ります。」
おぉっ!これならいけそうだ!次の例文を見てみよう。
「この敷物はいくらですか?」「税込みで100ドルです。」「じゃあ、これにします。」
おぉっ!いいじゃん!
DUO3.0にもこんな旅行英会話のような例文が収録されていたのか!知らなかった!
僕は一気にやる気がアップしました。
特に僕は当時の職業がジーンズショップの店長をしていました。
接客英会話ハンドブックのフレーズを丸暗記して、米軍のお客さん相手に使ったことがあったので、このあたりのフレーズには馴染みがあります。
僕はこの例文が収録されているセクション6から進めてみることにしました。
・・・つづく。
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