From 師範代Shinya(新村真也)
(→前回のつづき)
去年、2020年のシャープのBrainの新型の変更点は、「デザインだけ」という、すごいマイナーチェンジでした。
デザインと言っても、「真ん中のヒンジ部分に横長の穴があいただけ」という、かなり小さな変更でした。
そこで、2020年モデルを買うなら、値下がりしている2019年モデルの方が良いのでは?という結論になりました。
そこで僕は、去年は自分にとって初めてのシャープBrainを買いました。
結果、とても満足しています。
今まで使っていたカシオのEX-wordと半々ぐらいの頻度で使っています。
今年のモデルはどうか?
そして今年、2021年のシャープのBrainの変更点はどうでしようか?
デザインの細かい変更点に加えて、キーボードにも一部変更が加わりました。
まずは、デザインから。
デザインは、ヒンジ部分の穴がなくなり、2019年モデルとほぼ同じ見た目になりました。
そして、「SHARP」の文字がこれまでの画面下から、ヒンジ部分の真ん中に移動しました。
つまり、2019年モデルと2021年モデルのデザイン上の違いは、「メーカーのロゴの位置の違い」です。
「おっ!ロゴの位置が変わったなら、買い換えるかな!」
なんて思う人はほとんどいないと思いますので、やはり変更点はキーボードの違いが注目ポイントだと思います。
キーボードに加わった「文字種類切り替え」
新しく加わった機能は、「文字種類切り替えボタン」です。
これは、スマホと似ています。
ボタンを押すたびに、文字が「かな」「英語」「数字」と切り替わっていきます。
スマホを使っている人には、馴染みのある使い方ができます。
これまでのBrainでは、「日本語」「英語」という2ジャンルしかありませんでした。
そして、画面上に切り替え表示が現れた時のみ、左右のボタンで日本語と英語を切り替えることができました。
でも、今年のモデルは「文字種類切り替えボタン」が備わったことで、いつでも文字が変えられるようになりました。
さらに新しく加わった「数字」は、今後の可能性を秘めている気がします。
試しに売り場の実機で数字を適当に「23」と打ち込んで検索してみたら、色んな種類の辞書やテキストの中から、
「第23章」
「ユニット23」
「レッスン23」
など、23がらみのページが引っかかって出てきました。
これは、今までにない検索の仕方です。
具体的にどう有効活用するか?
はまだ見えませんが、うまい活用法が見つかれば、これまでの電子辞書ではできなかった検索ができるようになり、ラクに調べられるようになるかもしれません。
マイナーチェンジではありますが、活用法さえ見付けられれば、電子辞書辞書全体の使い勝手がすごくアップする可能性を秘めているような気がしています。
辞書内容は大幅な変更なし
その他、辞書の内容も店員さんに確認しましたが、去年までのモデルとの差はほとんどないようです。
変わったポイント表を見せてもらいましたが、確かに一部のマイナー辞書が新しくなっている程度でした。
また、僕の視点から大きな変更点としては、
「英検の過去問題集が、最新の2020年度版に入れ替わっている」
ことです。電子辞書で英検過去問を解きたい人には、これは買うポイントになるかもしれません。
英検の過去問は、全部揃えようとすると、けっこう値段が張ります。
「腕試しにちょっと過去問を解いてみたい」
という場合は、シャープのBrainに収録されている全級の中で、5級ぐらいから解き始めてみるのも楽しいです。
英語学習を始めた初心者レベルの方でも、「できた感」を味わうことができます。
今年のシャープのBrainの、コンテンツとしての魅力はズバリ「英検過去問の最新版」だと、僕は感じています。
・・・つづく。
2021年のシャープのBrain(最新モデル)はこちら
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