from 師範代Shinya
今から7年前、ブログやYouTubeで英語学習の情報発信を始めた時には、僕はまったくの機械オンチでした。
それが今では「ガジェット好きな人種」寄りになってしまい、英語学習者向けのガジェットのレビュー動画をたくさん作っています。
自分が信じられません。
でも、YouTubeやブログを始めた当時は本当に何も知らなかったし、ガジェットに興味もなかったのです。
価格の相場も分からなかったので、パソコンはお店の通路の最前列に置いてあった、安いモデルを買いました。確か価格は4~5万円ぐらいでした。(それでも高いなぁ~と思っていました)
YouTube撮影用のカメラは、手のひらサイズで軽く、電源を入れて録画ボタンを押すだけのシンプルなビデオカメラを買いました。確か価格は3万円ぐらいでした。(それでもかなり覚悟がいりました)
でも、何年か続けるうちに、
「もう少しパソコンの処理スピードが欲しいなぁ・・・」
「もう少し明るくて精細な映像にしたいな・・・」
「もう少しクリアで聞き取りやすい音声にならないものか・・・」
などなど、改善したい箇所が出てくるようになりました。
ガジェットというのは、使えば使うほど知識とスキルが付いてきます。
知識とスキルがアップすると、今使っているモデルより上位のモデルを買った時に、違いが見えるようになります。
そうやって、徐々にアップグレードしてきました。
今使っているモデル
今僕が使っているメインのパソコン2台は、「M1チップのMacBookエアー」と、「富士通の大型ノートPC(17.3インチ)」です。
この2台はもうだいぶ長い期間使っていますが、買った時の価格は、MacBookが10万円で、富士通のノートPCが20万円でした。
パソコン業界ではまだ安い方ですが、僕が最初に買った時のパソコンの価格に比べたら、約4~5倍です。
上を見たらキリがない世界ですが、僕の中では大きなステップアップです。
YouTube用のカメラの方は、今メインで使っているのが3台です。(業務用ビデオカメラ2台&一眼カメラ1台)
手持ちの業務用ビデオカメラの中で一番高いモデルは、25万円しました。パソコンより高いです。
カメラの世界も上を見たらキリがありませんが、それでも僕の最初のビデオカメラに比べると、8倍の価格のモデルを使っているわけです。
正直、YouTubeの動画や、音読の動画セミナーを撮る目的では、業務用ビデオカメラや一眼カメラはオーバースペックだと思います。
でも、僕は上位モデルを買ったことを後悔していません。
最上位モデルを時間差で購入
僕はカメラに関しては、初心者モデルから少しずつステップアップしてきました。
この7年間で、トータル15台のカメラを使ってきました。(使っていないものは、すでにメルカリで売り払っています)
そして1年前、一眼カメラの最上位機種の「GH4」というカメラをゲットしました。
このGH4というモデルは、登録者100万人超えの有名ユーチューバー達がこぞって使っていたカメラです。
「世界初の、4K動画が撮れる高画質一眼カメラ」
というコンセプトで、世界中で大ヒットしました。
当時の新品価格で買ったら、レンズと合わせると業務用ビデオカメラ以上の値段になっていたでしょう。
でも僕は、このカメラを「時間差」で購入しました。
こういったガジェットは、時間が経つごとに価格が下がることが多いです。
GH4が発売されたのは、9年前です。
9年前の当時は、最上位モデルとして値段も高かったGH4ですが、今ではメルカリで新品が3分の1程度の価格で買えます。
それでいながら、画質は今見ても驚くほどキレイです。
正直、今年出た最新カメラと9年前のGH4の動画を見比べても、素人目には違いが分かりません。
プロでさえも、映像だけを見て「何年前のカメラで撮った映像か?」を言い当てるのは難しいでしょう。
映像の質だけではありません。
GH4の操作ボタン(明るさや色味などを微調整するボタン)の配置は、この時点で完成されていました。
その証拠に、9年経った今の最新機種GH6でも、操作ボタンの配置はまったく同じです。
おそらく、カメラを操る上では、このデザインが最適解なのでしょう。
僕は初めて一眼カメラの最上位機種であるGH4を使ってみて、あることに気付きました。
それは、「最上級」の世界を知るメリットです。
そして、カメラの最上位を知るメリットと、英語学習で「上級レベルの英語」に触れるメリットが「ほとんど同じ」だと気付いたのです!
これは自分の中では大きな発見だったので、シェアしようと思いました。
次回の記事では、僕がGH4を使って気付いたことと、英語学習との共通点をお伝えします。
・・・つづく。
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