(→前回のつづき)

 

英単語を覚えるときには、日本語訳で丸暗記しようとすると、かなり無理があります。

 

なぜなら、「get」というみんなが知っている英単語ひとつを取っても、日本語訳を辞書で引くと、40個くらい違う意味が出てくるからです。

 

たとえば、次の例文を見てください。

 

I got new shows.

↑私は新しいクツを買った。

意味①=買う(buy)

 

Will you get me a beer?

↑ビール持ってきてくれる?

意味②=持ってくる (bring)

 

I get to the office at 8:00.

↑私はいつも8時にオフィスに行く(着く)。

意味③=着く(arrive)

 

She got angry.

↑彼女は怒った。

意味④=~の状態になる

 

以上、4つの例文を見てみると、すべてgetの意味が違う日本語訳になっているのがわかりますよね?

 

こんな感じで40個も覚えようとしたら・・・できそうですか?そして何より、会話の中でとっさに素早く使えそうですか?

 

丸暗記は無理!

getのように、広い意味を持つ英単語を使いこなせるようになるには、日本語訳の丸暗記は無理です。

 

でも、ネイティブはこれを「直感的に」使いこなします。

 

僕らはネイティブではないので、さすがに母国語レベルにまでは持っていけませんが、「ネイティブがどういう感覚でgetを使っているか?」を知ることによって、ネイティブ感覚に近い状態で使いこなすことができます。

 

それを、今から体感してみましょう!

 

意味はたった1つ

実は、ネイティブの頭の中ではgetの意味はたった1つです。

 

そのイメージが広がってさっきのような色んな意味になっているに過ぎません。

 

木で言えば、「幹の部分」がネイティブ感覚で、そこから広がった「枝と葉っぱ」が日本語訳です。

 

では、さっそくgetという英単語の「幹の部分」を見てみましょう。

 

getのネイティブ感覚

getのネイティブ感覚は、

 

「動いてポン!」

 

です。

 

以上です。

 

たったこれだけです。

 

絵にすると、こんな感じです。

 

 

さっきの例文を見てみましょう。

I got new shows.

↑私は新しいクツを買った。

意味①=買う(buy)

 

ここで使われているgetには、動きが感じられます。

 

家から店まで歩いていって、ポン!と手に入れるイメージです。

 

「店に出向いて(動いて)、手に入れる(ポン!)」

 

家にいる時に、これから店に向かう(動く)そして、ポン!(手に入れる)、という感覚です。

 

動きがないと使えない

getは、動きが感じられるシチュエーションでなければ使えません。

 

たとえば、すでにあなたがお店にいて、店員さんと話しているところを想像してみてください。

 

あなたの目の前には、欲しかったモノがあります。

 

手を伸ばせば届く距離です。

 

このシチュエーションで、

 

「これ買います!」

 

という意味で、

 

I’ll get it!

 

とは言いません。

 

I’ll get it.

 

という表現は、今自分が家にいて、これから店に出かけて行って(←動いて)買う(←ポン!)する時にしか使えません。

 

今、自分が店にいて、自分の目の前にある商品を手に入れることには、動きも努力も必要ありませんよね。

 

自分がすでにお店にいて、目の前にある商品を買う時には、「目の前にあるものを、気軽にヒョイッ!と取り上げる」イメージを持つ英単語の、takeを使います。

 

I’ll take it.(これください)

 

が、お店で使う時の正しい表現です。

 

takeには、動きも努力も感じられないからです。

 

getに感じる「動き&努力」のニュアンス

いかがでしょうか?

 

getの中にある「動き」のニュアンスが何となくつかめてきたでしょうか?

 

 

彼女をゲット!

もうひとつ例を出しましょう。次の日本語を見てください。

 

「最近、新しい彼女をゲットしたぜ!」

 

↑このgetの使い方は、英語として正しいです。

 

好きな女性を彼女にするためには、自分から動く必要がありますよね?

 

声をかけて、

話を盛り上げて、

連絡先を聞き出して、

マメにメールして、

電話して、

デートに誘って、

オシャレなレストランを予約して、

会話を盛り上げて、

ドライブに連れ出して、

ドキドキしながら告白して・・・

 

そうやって動いて、努力して、やっとのことで好きな女性のハートを射止めることができます。

 

だから、「get」なんです。

 

I got a new girlfriend.

× I took a new grilfriend.

 

理想の女性は、決してtakeの姿勢では手に入りません。

 

 

getする人はハンター

自分から動く。そして、望む結果を手に入れる。

 

そんな、「ハンター」としての積極的な姿勢が、getには感じられます。

 

I got 700 on TOEIC!

(TOEICで700点取ったぜ!)

 

頑張って、努力して、ついに700点!!とうニュアンスです。

 

I took the TOEIC test.

(TOEICテスト受けたよ)

お金を払って申し込んで、会場へ行けば誰でも受けられます。

 

getとtakeの違いが見えてきたでしょうか?

 

「動いてポン!」

 

これがgetの基本イメージです。

 

ここを起点に、少しずつ意味が派生していきます。

 

次回は、getを使った残り3つの例文を「ネイティブの視点」から見てみましょう。

 

・・・つづく。

 

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From  師範代Shinya(新村真也)

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