from 師範代Shinya
(→前回のつづき)(→この記事のシリーズを1話目から読む)
※僕が英語学習を長年継続できている理由と、ブログ記事の執筆が長年継続できている理由に共通する、「9つの戦略」をお伝えする続きです。
今回は、最後の9つ目「フィードバック」についてお伝えします。
⑨フィードバックをもらった
僕が最初の3年間、英会話スクールに通い続けました。
でも、実はその3年間の間に一度、英会話スクールを辞めようと思ったことがありました。
それは、ちょうど僕が音読と瞬間英作文トレーニングに出会った頃でした。
僕はそれまでは「ひたすら英会話をしていれば、ある日突然英語が聞き取れて、話せる日が来る!」と信じていました。
でも、英語が上達する現実的なステップが分かった後は、英会話の量をグッと減らすことにしました。
音読、瞬間英作文トレーニング、イメージ英文法の3本柱に、ほとんどの時間とエネルギーを使うことに決めたからです。
その時の「リストラ対象」には、英会話スクールのレッスンが候補になりました。
僕が当時英語学習にかけていたお金の中で、英会話スクールの学費が一番高かったからです。
ふだんのトレーニングは3本柱で練習して、たまに英会話の練習する時には、外国人バーに行けばいいじゃん!と思いました。
ちょうど英会話スクールの契約更新期限が近づいていたので、ここで終わりにしようと思いました。
そして残り2ヶ月程度のレッスンをフルに楽しむことにしました。
僕の心を変えた先生のリアクション
僕が当時受けていた英会話スクールのテキストの中には、短い会話例文が入っていました。
2人のやりとりで、トータル20秒ぐらいの読み上げ時間です。
レッスン内では、クラスメイトや先生とペアを組んで、この会話例文を読み上げるというパートがありました。
僕は音読のやり方を知った後、試しにこの会話例文を音読で仕上げてから、レッスンを受けてみることにしました。
しっかり1つ1つの英単語の発音を確認して、音のつながりをルールに従って分析し、CDの発音を100%マネするように意識しながらオーバーラッピングをしました。(当時はまだ、シャドーイングは僕には難し過ぎて、できませんでした)
僕は英会話スクールに通い始めてから初めて、音読を1週間ガッツリやって英文を熟成させてから、レッスンを受けました。
いよいよ、会話例文を音読するパートがやってきました。
その日は生徒数が奇数だったので、たまたま僕と先生(ネイティブのアメリカ人女性)がペアになりました。
先生とペアで音読練習するのは、今回が初めてではありません。
今までにも何度かありました。
僕はいつも通り、会話文を音読しました。
すると・・・
ネイティブの先生のリアクション
先生の反応が明らかに変わったのです!!
なんとうか、目が大きく見開いて、「あれ?」みたいなリアクションでした。
一通り練習したら、次は「テキストから目を離して、アイコンタクトをしながら練習する」というパートに移りました。
僕はいつも、このパートが苦手でした。
すぐセリフを忘れてしまい、アイコンタクトをするとめちゃくちゃな語順の文章になってしまうからです。
でも今回は、1週間音読して熟成させてきたおかげで、まったくテキストを見ないでスラスラ英語が口から出てきました。
自分でもこの変化に驚きましたが、先生はもっと驚いている様子でした。
具体的なセリフは忘れましたが、
「あれ?何か今日、なんかめちゃ上手じゃん!何があったの?」
みたいなことを聞かれました。
僕はその時にはまだ、アドリブでこの質問に答えることはできまんでした。
でもホメられたことが嬉しくて、モチベーションが上がりました。
「やっぱりネイティブの先生の耳にも違って聞こえるのか!よーし!音読は効果があるぞ!これからは毎週、テキストの英文を音読で仕上げてやる!」
そう思いました。
見られると思うと、やる気が出る
僕は当時、英会話スクールのテキスト以外にもう1冊、音読を始めたテキストがありました。
当時NHKから出ていた「What’s new?」というタイトルの本です。
これはシンプルな音読用の教材で、毎回トピックが違うので、楽しみながら音読できました。
1ユニット文の英文が長いので、いくつかの段落に分けて、段落ごとに練習していました。
英文の内容自体は、英会話スクールのテキストよりも、What’s new? の方がバリエーションが豊かで気に入っていました。
でも、なんだかんだで一番モチベーションが高く音読できたのは、英会話スクールのテキストの方でした。
なぜなら、毎週自分の音読をクラスメイトや先生に見られる機会があったからです。
レッスンに行けば、必ず誰かとペアを組むので、自分の音読を披露する機会があります。
しかも、クラスメイトは一緒に1年ぐらい通っていて、僕の以前の英語力を知っています。
だからこそ、クラスメイト達も僕の変化に気付いて、フィードバックがもらえました。
女子高生のクラスメイトから、
「スゴーい!なんか最近、発音めっちゃ良くなってませんか?」
と言われて、モーレツにモチベーションUPしました。
ビジネスマンのクラスメイトからは、
「最近、英文を暗記してきてますよね?どうやって勉強してるんですか?」
と聞かれて、音読をやり方を熱弁しました。
レッスン前後でクラスメイトからもらえる素のリアクションで、僕のモチベーションはグン!と上がりました。
(英会話スクール、もう少し続けてみようかな・・・)
僕はそう思って、少しだけ契約期間を延長しました。
あと3ヶ月間だけ延長して続けてみて、それから卒業しよう!
と思いました。
ところが、その後僕を待ち受けていたのは、さらなる変化の嵐でした。
・・・つづく。(→この記事のシリーズを1話目から読む)
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From 師範代Shinya(新村真也)
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