From 師範代Shinya(新村真也)
(→前回のつづき)
※ボイストレーナーの毛利大介さんのマンツーマンレッスンを受けた体験談の続きです。
滑舌トレーニングで、タ行ナ行の発音が流れてしまっていることに気付いた僕は、その場で毛利さんから発音のコツを教わって、練習しました。
毛利さんは、僕の発音が流れてしまっている状態を動画に撮り、トレーニングをした後にもう一度動画を撮りました。
そして、Before & After で見せてくれました。
すると、確かに違います!
明らかに、練習後の方が聞き取りやすくなっていました。そして、練習後にもう一度、僕のYouTube動画の最初のあいさつのセリフを言ってみました。
「こんにちは!英語の達人養成ジム 師範代Shinyaです!」
あっ!!言いやすい!!さっきとは大違いです!!
これはスゴい!!やっぱりプロのトレーナーのレッスンは違います!!
1回できるようになっただけではダメ
ボイストレーニングは、英語の発音トレーニングと似ています。
1回スムーズに言えるようになったからといって、そこで終わりにしてしまっては、翌日からは元に戻ってしまいます。
英語の音読トレーニングと同じように、日本語の発音も毎日音読することでしか、上達しません。
そこで、翌日から毎日、日本語の滑舌トレーニングの台本を読み上げる自分の音声を録音して、毛利さんにメールで提出するという宿題をすることになりました。
これまであまり意識してこなかった日本語の発音を練習するのは、新鮮でした。
日本語と英語の共通点
日本語の滑舌トレーニングを始めて気付いたことがあります。
それは、日本語の発音と英語の発音の共通点です。
日本語も、しっかり滑舌良く話そうと思ったら、それなりに口を大きく開けてダイナミックに舌を動かす必要があります。
よく、「日本語よりも英語の方がダイナミックに口を動かす」と言われています。
でも、ボイストレーニングに関して言えば、日本語の滑舌トレーニングも、英語の発音トレーニングに違いものがあると気付きました。
#最初は大きく、後から小さく
最初にわざと大げさに口を動かして、僕の苦手なタ行とナ行をハッキリ発音するのが当たり前の状態になるまで家で練習しました。
そして、2回目のレッスンで毛利さんの前で披露しました。
毛利さん:「おっ!いいですね!完璧です!じゃあ、次のステップは、同じ滑舌クオリティーを保ちつつ、口の動きを自然にしていきましょう。」
僕:「なるほど!口の動きを抑えつつ、同じ音を出すってことですね?」
毛利さん:「その通りです!今のままだと口の動きが大げさで不自然に見えるので、自然に見えつつ、今の滑舌クオリティーが保てるギリギリラインで声を出します。」
僕:「分かりました!」
僕はこの練習をしながら、「英語の発音トレーニングとまったく一緒だな!」と気付きました。
#英語も同じ
よく、英語学習者の方から言われることがあります。それは、
「英語は口をダイナミックに動かす、と言われるけど、実際に映画やドラマでネイティブがしゃべっているところを見ると、そんなに大きく口が動いているようには見えません。」
ということです。たしかにその通りで、僕らが英語の発音を教わる時に比べて、ネイティブは口を大きく動かさない人が多くいます。(中には大きく口を動かす人もいますが)
これは、ネイティブ達にとっては小さな口の動きでも、僕らが大きく口を動かした時と同じ音が出せるようになっているからです。
口の動きはあくまで手段であって、目的ではありません。
同じ音さえ出せれば、口の動きは小さくても良いのです。
でも、だからといって、最初からネイティブのように、小さな口の動きで英語らしい発音をすることはできません。
日本語にはない音を出せるようになるために、まずは口を大きく動かして練習します。
その方がやりやすいからです。
そして、自分の中でしっかり発音が身に付いたと感じたタイミングで、少しずつ口の動きを抑えていきます。
すると、自然な表情のまま、同じクオリティーの発音ができるようになるのです。
この順番が大事です。
最初は大きくダイナミックに口を動かす
↓↓↓
正確な発音が身に付く
↓↓↓
口の動きをだんだん小さく、自然にしていく
この流れは、日本語も英語も同じなんだと気付きました。
・・・つづく。
※このブログで解説しているボイトレメソッドは、毛利さんのYouTube動画チャンネルでも見ることができます。良かったらチェックしてみてください。
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