【20年ぶりに受けたボイストレーニング⑥】

From  師範代Shinya(新村真也)

(→前回のつづき)

※ボイストレーナーの毛利大介さんのマンツーマンレッスンを受けた体験談の続きです。

新しいことを学び始めた場合、「自分のやり方が合っているかどうか?」を自分でチェックするのは難しいです。

初心者の頃は、最初の数ヶ月間ぐらいはプロに教わって軌道修正してもらいながら進んだ方が、遠回りしないで済むと感じます。

おそらくどんなジャンルでも、基礎の部分を正しくトレーニングする方法を一度身体にインストールできれば、その後は独学でもスムーズに進みます。

そこで僕は、今回のボイストレーニングも、同じステップを取ることにしました。

ボイストレーナー毛利さんの体験レッスンを受けて、これは価値がある!と感じたので、その場で通学コースを申し込みました。

そして、さっそく通い始めました。

思ったよりできていなかった滑舌

毛利さんのボイストレーニングでは、

①声を響かせる身体の部位

②滑舌

の2点をメインに進めていきます。

僕にとって、新しい学びは①の方で、自分の中では、②の滑舌はできている方だと思っていました。

しかし、それは「素人レベルでの判断」でした。

最初に、毛利さん自作の滑舌トレーニング用台本を渡されて、僕はそれを読み上げました。

A4の紙に、文字がびっしり書かれています。それを大きな声で最初から最後まで読み上げていきます。

毛利さんの作った台本は、早口言葉のようにすごく言いにくい言葉の組み合わせの連続です。

早口言葉と言っても、昔からある「なまむぎなまごめなまたまご」みたいな、日常生活で絶対使うことのないフレーズではありません。

現代の日常生活でも使う組み合わせの言葉なのですが、めちゃくちゃ言いにくいのです。

毛利さんは元塾講師もしていたらしく、専門は国語なので、こういう文章を考えるのが得意で、楽しくて仕方ない!と言っていました。

この台本は、滑舌トレーニング用であると同時に、「弱点あぶり出し装置」でもあります。

毛利さんは、僕が読み上げるのを聞いて、僕の滑舌の苦手ポイントを一瞬で見抜きました。

毛利さん:「シンヤさんの場合、『タ行』と『ナ行』が流れてしまうクセがありますね。」

僕:「たしかに、ここは言いにくいですね。」

毛利さん:「もしかして、シンヤさんのYouTube動画で最初に毎回言うセリフ、めちゃくちゃ難易度高くないですか?」

言いづらいネーミング

僕:「英語の達人養成ジム 師範代Shinyaです!ってやつですか?」

毛利さん:「そうそう!今もあんまり言えなてない気がしません?」

僕:「たしかに!英語のタツジン・・・英語のタツジン・・・言いにくいっすね!!」

毛利さん:「シンヤさんが苦手なタ行とナ行が、全部入っていますよ。」

僕:「あー!なんてこった!!ネーミングを間違えたかぁ~!!でも、今さら言いやすい名前に変えるわけにもいかないし・・・」

毛利さん:「これは、シンヤさんがトレーニングして滑舌を良くするしかありませんね。」

僕:「そうですね・・・」

毛利さん:「ちなみに、今のスタート地点がどんな感じか、一度動画を見てみましょう。」

そう言って毛利さんは、僕のYouTubeチャンネルの動画を再生しました。

動画の中の僕:「はい!こんにちは!英語の~~~~養成ジム し~~~シンヤです。」

僕:「あー!!何言っているのか分からなくなってますね!」

毛利さん:「そうですね、スピードを上げて早口にすることで、細かい発音を適当に流してごまかしている感がありますね。」

僕:「そうかぁ~ここをしっかりひとつずつ、エイゴノタツジン ヨウセイジムって感じで区切っていく必要があるんですね。」

毛利さん:「そうなんです!なので、ここを練習していきましょう。」

僕:「分かりました!お願いします!」

 

英語と日本語の発音の違い

今回の滑舌チェックで、改めて「英語と日本語の発音の違い」を実感しました。

日本語は、1語1語を確実にハッキリ&クッキリ発音するのが、「聞き取りやすい発音」になります。

一方で、英語は強調ポイントだけをハッキリ発音したら、後はテキトーに流すのが、「ネイティブにとって聞き取りやすい発音」になります。

たとえば、日本語では「ハンバーガー」と発音するときに、すべての言葉を同じトーンと強さで最後まで発音し続けます。

対して英語は、「ハ」だけ強く発音したら、後の「ンバーガー」は弱く、聞こえるかどうかぐらいの感じで流します。

僕ら日本人は、この「流し」がうまくできないのです。

適当に流して発音すること自体に「気持ち悪さ」を感じてしまいます。

僕の場合は、英語を歌をカラオケで練習したり、英語の音読トレーニングを毎日やることで、この「流し発音」を身につけられました。

ところが、この「流し発音」がクセになっているせいで、日本語のタ行とナ行も流して発音しまっていると気付きました。

・・・つづく。

※このブログで紹介しているボイトレメソッドは、毛利さんのYouTube動画チャンネルでも見ることができます。良かったらチェックしてみてください。

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