from 師範代Shinya
最近、ネットフリックスで見始めた「異世界おじさん」というアニメにハマりました。
特に僕の世代には、ぴったりハマるテーマです。
ストーリーをざっくり表すと、
・TVゲーム大好きだった17才の少年が、交通事故で昏睡状態になる。
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・少年は病院で17年間も眠っていた。(現在は34才)
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・甥っ子にあたる「たかふみ君」が、病院にお見舞いに行くと、おじさんからとんでもないストーリーを聞かされる。(たかふみ君は、現在大学生)
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・なんとおじさんは、眠っていた17年間の間、大好きだったTVゲームの世界(異世界)に入り込んで、冒険していたというのです。
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・おじさんの話を信じられないたかふみ君を納得させるために、おじさんは異世界で身に付けた魔法を見せる。
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・たかふみ君はビックリ!!その後は2人で共同生活を始めて、おじさんの17年間の異世界での体験談をワクワクしながら聞く。
という内容です。
現実味ゼロの、めちゃくちゃなストーリーですが、登場するゲームの名前が実在するものなので、妙にリアル感がある、不思議なアニメです。
しかも僕が少年時代にハマった「セガのゲーム」の話が登場するので、懐かしさと共に楽しめます。
僕は、セガが昔発売した「メガドライブ」と「セガサターン」を持っていました。
ソフトも色々やって遊びました。異世界おじさんを見ていると、
「あー!あのゲームやったなぁ!!懐かしい!」
というシーンがたくさん出てきて、思わず笑顔になってしまいます。
ちなみに、おじさんは「カッコいいキャラ」ではありません。
いかにもオタクっぽい風貌で、いかにもモテなさそうな感じです。
知性も17才のままで止まっているので、少年のような発想をしています。
でも、声と見た目はおじさんなのです。
このアニメのジャンルはコメディーなので、基本的にはおじさんは空気が読めなくてカッコ悪いキャラなのですが、たまにすごいカッコいいセリフを言うことがあります。
そのギャップがまた、面白く、時に胸に刺さることがあります。
ちなみに、テーマソングの「Story」は、このアニメに忠実に作られた歌で、おじさんがたまに口にする「カッコいいセリフ」を集めた内容になっています。
メロディーと歌声がものすごいカッコ良くて、聞いているだけで闘志が燃え上がってくる曲です。
この曲はYouTubeで聞けます
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僕がこのアニメを見てもう1つ、気に入っているポイントがあります。
それが、「おじさんの使う能力」です。
おじさんが選んだ能力
おじさんは最初に異世界に入り込んだ時に、「言葉が通じない」という苦労をします。
英語を学んだことがない日本人が、いきなりアメリカにワープしたような感じなので、おじさんは現地人と意思疎通ができずに、誤解を受けてヒドい目にあいます。
痛めつけられたり、監禁されたり、するのです。
あきらめかけた時に、異性界の神様のような存在が語りかけてきて、
「おまえが欲しい能力を、何でも1つだけ授けてあげよう」
と言います。
普通だったら、「強靱な肉体」とか、「不老不死」とか、異世界で明らかに有利になりそうな能力を求めそうなものです。
でもおじさんはこの時、「すべての言葉を理解する能力」と答えるのです。
この時のおじさんの切実な欲求が、「異世界人と意思疎通したい!」という気持ちだったからです。
その結果、おじさんは異世界人の言葉を話せるようになります。
それだけではありません。
異世界人でさえもコミュニケーションが取れない「精霊たち」とも会話ができるようになるのです。
水の精霊、火の精霊など、色んなジャンルの精霊と仲良くなって、ピンチの時に救ってもらいます。
言語能力は他の能力を上回る
おじさんは、自らが肉体的に強くなる道を選ぶのではなく、言語コミュニケーションを通じて、必要なタイミングで必要な精霊に助けてもらう能力を身に付けたことで、異世界で強くなります。
どんなに強靱な肉体を持つ戦士や、巨大なドラゴンも、おじさんの前にはまったく歯が立ちません。
おじさんは、常にたくさんの精霊を味方につけて戦うことができるからです。
僕は、このストーリーが好きです。
なぜなら、自分も身に覚えがあるからです。
僕の体験
僕が日本で英語を学び始めた時には、外国人の友達ができるのが嬉しくて仕方ありませんでした。
基本的にアメリカやイギリスなどの西洋の人たち(特に男性)は、日本人に比べて身体が大きいです。
背が高くて、筋肉もムキムキしています。
僕は彼らと何度か腕相撲をしたことがありますが、一度も勝てたことがありません。
筋力にあまりに差がありすぎて、まったく勝てる気がしませんでした。
そんな彼らと友達になって一緒に街を歩いていると、まるでボディーガードを引き連れているような気分になりました。
もし、ここで日本のヤンキーが絡んできても、おそらく撃退できるだろうな、と。
そもそも、ヤンキーは相手を選んでケンカを売るので、絡まれることがないとは思いますが。
(僕は高校時代にヤンキーだらけの学校に行ってしまったため、大人になった今でも、こんな発想をたまにしてしまいます)
また、僕は自分がカナダに留学した時にも、言葉のカベを超えられるパワーを実感しました。
初日からいきなり周りの人たちとコミュニケーションが取れることは、本当にすごい力だと思いました。
もし、英語が話せなかったら、日常生活すらままならないだろうな・・・というのを感じました。
日本から一歩外に出たら、もうそこは異世界なのです。
その異世界で生活していくためには、言語能力は必須だと実感しました。
現実の世界での異世界=海外でもやっていける自信。
それを与えてくれるのが、英語です。
実際に海外に住むかどうかは別として、
「いきなり明日から海外に住むことになっても、やっていける」
という自信が、人生の選択肢を増やして、余裕を与えてくれます。
この感覚を肌で実感できたことが、その後も僕の英語学習モチベーションを保ち続けるのに役立ちました。
僕が留学した時の体験を思い出させてくれるのが、今回ご紹介した「異世界おじさん」でした。
もし興味があったら、ネットフリックスで見てみてください。
(ちなみに、コアなファンが多くヒットしているみたいで、原作のマンガは現在累計発行部数120万部だそうです。)
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From 師範代Shinya(新村真也)
(やり直し英語達成道場 師範代)
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