from 師範代Shinya
あなたは、「英字新聞」という言葉を聞いて、どんなイメージを浮かべますか?
「英語がデキる上級者が読むもの」
「英語で仕事をする人たちだけに必要なもの」
というイメージを持つ人も多いでしょう。
でも、実はそうではありません。
「英語学習者向けの英字新聞」というものが存在します。
学習者向けなので、使われている文法や語彙のレベルが制限されています。
記事ごとにレベルが分けられていたり、記事を理解するのに大切なボキャブラリーの意味が、日本語で下の方に書いてあるのです。
こういった工夫により、学習者にとってハードルを下げてあります。
学習者向けの英字新聞は、「英語で今現在進行中の情報を取る楽しさ」を教えてくれるものです。
僕自身も、自分が英検1級合格を目指していた時の多読用教材として、毎日電車の中で30分、「週刊ST」という名前の英字新聞を読んでいました。
とはいえ、記事によっては、けっこうムズカしくて理解度が低いものもありました。
僕もこれまでに英語学習者に週刊STなどの学習者向け新聞をオススメするタイミングは、TOEICで600~700点前後になったタイミングでした。
さらにハードルが低い英字新聞
そして最近、さらにハードルが低い英字新聞が登場したのです。
それが、「ジャパンタイムズ・アルファJ」という名前のシリーズです。
実は、僕が以前、定期購読していた週刊STが名前を変えて、「ジャパンタイムズ・アルファ」になり、その弟分として今回「J」が登場したのです。
コンセプトは、「世界一敷居が低い英字新聞」です。
文字通り、英語レベルは最も基礎レベルで書かれていて、中学3年までの文法知識があれば、読めるようになっています。
複雑な構文はないし、1文がやたら長い英文も登場しません。
英検で言うと3級、TOEICで言うと400点台あれば読めるぐらいのレベル感になっています。
もちろん、ボキャブラリーは中学英語以上のものも出てきます。
時事ネタを扱うには、どうしてもボキャの幅が必要だからです。
とはいえ、ムズカしめのボキャには日本語の意味が下に載っているので、辞書を引く必要はありません。
紙とデジタルの融合
さらに、オンライン版も読めるようになっていて、紙とデジタルの融合で「いいとこ取り」になっています。
特にデジタル版では、文型の解説ビデオが付いてきます。
英文を読んでいて自力では理解しづらい、
「文章のどこまでが主語で、どこがメインの動詞か?」
というSVOの丁寧な解説が付いています。
ここまで至れり尽くせりの英字新聞は、見たことがありません。
創刊イベントに招待
実は今回、ジャパンタイムズ出版から創刊イベントにご招待いただきました。
イベントには、著名な英語の先生たちが招かれていると聞いて、ワクワクしながら行きました。
会場は、「日本外国特派員協会」のビルです。
この会場は、国内外の首相や大統領、世界で活躍するスポーツ選手などが記者会見を行っている場所です。
そんな特別な建物に自分が入るチャンスが訪れるとは、思ってもみませんでした。
エレベーターの前で待っていると、後ろから元気の良い男性と女性の声が聞こえてきました。
とてもハキハキしているので、おそらく英語の先生だろうと思いながら振り返ると・・・なんと!!
僕が長年、自分の教室で使わせていただいているテキスト「ニューホライズンでもう一度英語をやってみる」の著者、デビッド・セイン先生ではありませんか!!
おもわず僕は感極まって、話しかけてしまいました。
デビッド先生は、ものすごい人当たりが良く、優しい表情で気さくに話してくれました。
まさかこんなところでデビッド先生と出会えるとは!!
しかも、名刺交換までさせていただき、「こんど何か一緒にできることがあったら、やりましょう!」と言って頂きました。
僕はこの時点で、すでにこの会場に来た甲斐があった!と感じました。
・・・つづく。
ジャパンタイムズ・アルファ・Jのサイトはこちらをクリック (※無料で試し読みできる記事もあります)
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