From 師範代Shinya(新村真也)
(→前回のつづき)
「たぶん寝転んでレッスンしているであろう先生」とのレッスンは、けっこう面白く感じました。
先生はバレないように、背景ができるだけ見えないように顔をアップで映しているのが分かりました。
僕は気付かないフリをしてそのまま話し続けました。
手がプルプル
するとしばらくして、先生の画面が小刻みに揺れ始めました。
おそらく手でパソコンを持ってベッドに寝転がっているせいで、手が疲れてプルプルしてきたんだと思います。
しばらくすると、先生は向きを変えて、背景が少し動いたのが分かりました。
白い背景のままですが、さっきと比べて白さが変わりました。
おそらく、白いカベにもたれかかった状態になったと思われます。
そして、パソコンを両ヒザの上に置いて、手の負担を軽減したのが分かりました。
もちろん、先生はバレないだろうと思ってやっていると思います。
その証拠に、移動する時にも慎重に白い背景の範囲内で動いているのが伝わってきました。
でも、僕にはバレバレでした。
早口なしゃべり
ちなみに先生の話し方は、かなり早口でした。
僕のリスニングのレベルを見た上でスピード調整しているというよりも、最初から最後まで早口な感じでした。
おそらく、初心者レベルの人を相手にしても、同じスピードとノリで話しているのでしょう。
これは自分が初心者の頃に相手をしたら、とても25分間話すなんてできなかったでしょう。
会話自体は、それなりに楽しめました。
相手を先生だと思わずに、ネイティブ友達だと思えば、ベッドに寝転んで話したり、早口でまくしたてられても、それが普通じゃん!と思えます。
ただ、英会話レッスンとして見た場合は、僕と先生の立場が逆のように見えました。
①僕は大きなパソコンの前に座って、音質の良いスタジオマイクと一眼カメラをつないで、さらにイヤホンも使いながら話しています。
インターネット通信も「PV6」というスピードが速くて安定しているタイプに契約変更しました。
②先生はベッドに寝転んで、パソコンの内蔵マイクと内蔵カメラで、イヤホンをつながずにそのまま話しています。
インターネット通信も不安定で、たまにプツプツ途切れます。
画像も乱れていて、先生の顔はドットが荒い状態です。
パソコン画面に映し出された僕らの姿を知らない人が見たら、僕の方が先生だと思われるかもしれません。
僕にとって最初の「3つ星先生」とのレッスンは、こんな感じで終わりました。
ただ、個人的には会話の内容自体は楽しめました。
2人目の先生で超苦戦!
次に、2人目の「3つ星先生」のレッスンを受けてみました。
今回も男性で、30代前半ぐらいでした。
画面がつながると、やはりこの先生もベッドの上にいるのが分かりました。
寝転がっているのではなく、ベッドの上に座って、カベを背もたれのようにしている感じです。
今回の先生は、ベッドの上にいることを特に隠す様子もありません。
普通にベッドのフチが画面上に映っていました。
そこまでは予想範囲でした。
問題は、話し始めてからでした。
僕が言うことに対して、まったくリアクションがないのです。
本当に聞こえているのかな?と思うぐらい、声も出さないし、うなずくでもない、顔の表情も変わらない、という状態でした。
聞こえているかどうか確認するために、
「Can you hear me? (聞こえてる?)」
と振ってみました。
すると、先生はめっちゃ小さくうなずきました。
あ、聞こえてるのか・・・
そこで僕は、色々と質問を考えて先生にぶつけてみました。
すると、先生はゆっくりうなずきながら、ほとんどの質問に Yes か No で答えるだけでした。
僕は自分が英会話スクールで講師として働いていた頃、よくクラスの中で、
「質問に対して Yes / No で答えるだけでは話が盛り上がりません。必ず補足情報を付け加えて、1を聞かれたら2~3答える、ぐらいの気持ちで話しましょう。」
ということを言っていました。
このセリフを、そっくりそのまま目の前のネイティブの先生に言いたくなりました。
その後も、
・先生のリアクションがない中で僕が話し続ける。
・僕が先生に質問を振って、先生がポツポツと答える。
という状況が25分間続きました。
・・・つづく。
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