【カナダでホストファミリーと対面】

 
From  師範代Shinya(新村真也)
 
初めての海外で、なんとか税関を無事通り抜け、バンクーバー空港のロビーにたどり着くと、ものすごいたくさんの人たちで、ごった返していました。
 
「こんな中からホストファミリーを見つけられるのか?」

 
ドキドキしながら辺りを見回します。
 
僕とホストファミリーは、事前に日本でメールのやりとりをしていました。そこで、お互いの写真を送り合っているので、外見はなんとなく分かります。
 
ホストファミリーの夫婦の名前は「ジョン」と「フローレンス」。
 
送られてきた写真のイメージを元に、人混みに目を凝らすと・・・
 
あっ!!
 
僕の名前、「Shinya」と大きな文字で書いた紙を持った初老の男性が立っていました!!
 
あれだ!!
 
すぐに近づいていき、おそるおそる声をかけました。
 
「Are you John?」
 
「Yes! Hi,Shinya!」
 
おぉ!!うまく会えたぞ!!
 
ちょっと感動しました!!
ジョンは、この国で唯一、僕のことを知っている人です。なんてありがたいことでしょうか!!
 
 
 

ホストファミリー

ジョンはクルマを持っていないので、僕らは一緒にタクシーに乗り込みました。
 
タクシーの中ではいろいろと話をしましたが、さっきの税関で話した「軍人風の係員」とは違って、ずっと聞き取りやすく感じました。
 
ほっ!良かった・・・
 
ジョンは、カナダのバンクーバーに住んで長いそうですが、元は中国の方からの移民だそうです。奥さんのフローレンスは、フィリピンからの移民。ふたりとも若い頃にこっちに移住してきたと言っていました。
 
ふたりには子供がいないので、何年も前から留学生の受け入れをして、ホストファミリーとして若者の面倒を見ているそうです。
 
なので、ジョンの話す英語も少しアジア系のなまりがあります。さすが移民の街バンクーバー!!
 
 
 

家に到着!

家に着くと、ジョンの妻、フローレンスが出迎えてくれました。ジョンは少しおとなしめで、フローレンスはおしゃべりな感じがしました。
 
でも、ふたりともアジア系なので、欧米系のノリではありません。それに年齢的にも50代後半~60代くらいなので、落ち着いています。
 
ふたりとも「ネイティブ」ではないので、しゃべる英語はそれほど速くはなく、使う英単語もベーシックなものに絞られているので、僕にとっては聞き取りやすいと感じました。
 
とりあえず着いた時間がお昼だったので、すぐにランチにしよう!ということになりました。そして、ジョンが料理を始めました。
 
 
 

夫が料理&妻が掃除

 
この家庭では、完全に家事は「分担制」でした。料理はいちも夫のジョンがします。そして、掃除と洗濯は妻のフローレンスの担当。
 
そして、お互いが「相手の領域の家事には一切踏み込まず、口出しもしない」というルールを決めていると教えてくれました。
 
そうすることで、小さないさかいや、夫婦喧嘩を減らすことに成功したそうです。
 
 
 

ジョンの料理

そして夫のジョンの仕事はなんと、コックさんでした!しかも、大衆レストランや高級レストランではなく、「老人ホーム」のコックさんだそうです。
 
つまり、「体に優しいヘルシーな料理」を作るのが仕事なのです。
 
これはありがたい!!僕がカナダに来る前に一番心配していたのは、「食べ物が口に合うか?」でした。
 
なんとなく、欧米の食事はデカいハンバーガーとか、油ギッシュなフライドポテト山盛りとか、大きくて分厚いステーキとかのイメージでした。
 
僕は、日本ではけっこうたくさん食べる方でしたが、海外に行ったら、周りは大食らいの人たちばっかりで、自分は小食の分類になるんだろうな・・・と思っていました。
 
毎日高カロリー&オイリーな食べ物が続いたら、胃腸がやられてしまうのでは?と心配だったのです。
 
でも、せっかく留学するのだから、カナダまで来て日本食を食べるつもりはありませんでした。たとえ腹を壊してでも、現地の食事にトライするぞ!!という覚悟を決めていました。
 
 
 

アジアの食事

でも、ラッキーなことに、僕のホストファミリーはふたりともアジア系です。事前にやりとりしたメールでは、主食はパンやポテトよりも、米や麺をよく食べると言っていました。
 
そのやりとりの中で、僕の食べられないものを聞いてきたので、「これはだけは無理かも」という最低限のものだけを伝えておきました。
 
ちなみに、僕の苦手なのは、「肉々しい肉」です。脂身たっぷりの豚肉とか、外は焼いてあるけど中がレアになってるピンクの生肉とかが苦手です。
 
そのかわり、「ハンバーグ」や「ソーセージ」のような「加工肉」は大好きです。(でも海外には「ハンバーガー」はありますが、「ハンバーグ」はありません)
 
 
 

僕の初めての食事

ジョンはあっと言う間にランチを作ってしまいました!キッチンに立ってから、わずか15分くらいです。さすがプロ!!
 
湯気が立っているお皿を見ると、細目の麺にスープがたっぷり入っていました。具は、野菜がメインです。
 
パッと見は、ラーメンのような感じですが、麺は日本の「そうめん」に近い感じです。
 
さっそく口に入れてみると・・・・
 
おっ!うまい!!
 
なんか、日清の「チキンラーメン」みたいな味です。でも、麺はインスタントっぽさがなくてヘルシーです。
 
他のサイドディッシュはなくて、そのチキンラーメン?!だけでした。なので、僕は3杯もお代わりしました。
 
ジョンは、自分の作ったランチが僕の口に合ったのが嬉しそうで、ニコニコしながら僕に「もっと食べろ」と勧めてきました。
 
とりあえず、これから3ヶ月間のカナダ生活の拠点になる家は、居心地が良さそうな予感です!!
 
僕は、ほっと胸をなで下ろしました・・・
 
・・・つづく。
 

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From  師範代Shinya(新村真也)

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