【帰国編:日本へ帰国後の生活】

From  師範代Shinya(新村真也)

(※僕がカナダに3ヶ月間留学した後、帰国した後の体験談です)

(→前回のつづき)

※今日の記事から、「カナダからの帰国編」に突入します。

カナダからの帰国後、僕は1週間くらいは何も考えずにゆっくりしていました。

体内時計が完全にカナダバージョンになっているので、時差ボケが完全に戻るまでには1週間くらいはかかります。

この期間にあれこれ活動しても生産的になれないと思ったのです。

最初の1週間は、毎日ご飯のおいしさに感動していました。

僕は食べ物にこだわりがある方ではありませんが、この時ばかりは日本食のすばらしさに心が動かされました。

 

次は何しよう?

しばらくして、僕は就職活動を始めることにしました。

この時には、今のように起業して独り立ちするという選択肢は僕の頭の中にありませんでした。

カナダで出会った人々・・・副業サラリーマンのデイビッドや、起業して専業にしているジェフなどの影響を受けていたものの、自分自身が日本で独立起業する道に踏み込むことはあまりイメージがありませんでした。

僕がなんとなく考えていた選択肢は、3つありました。

①英語を教える講師になる

②外資系企業で働く

③海外と取引のある日本の会社で働く

 

希望の順番としては、この順番通りでした。

一番やってみたいのは、英語を教える仕事で、次は外資系。そして最後は海外と取引のある日系企業でした。

教えることはもともと好きだったので、仕事内容としては一番情熱を捧げられそうでした。

外資系は給料が高そうなイメージがあったし、残業が少なそうで個人主義の文化があるような予感がしていました。

でも、この頃には、「日本のウマい米が食べられるなら、日系企業で残業しまくっても構わない」という気持ちになっていたので、日本の企業でもOKだという気持ちになっていました。

 

立ちはだかるカベ

でも、この3つの選択肢には、どれも大きなカベがありました。

特に第一希望の英語講師の仕事には、「学歴のカベ」がありました。

日本では、塾やスクール関係の仕事はどれも大卒以上の学歴が必要になります。

それは英会話スクールでも変わりませんでした。

留学前に僕が生徒として3年間通っていた大手英会話スクールの求人ページを見たら、「学歴」の選択が、下が大卒までしかありませんでした。

・海外の大学院卒

・日本の大学院卒

・海外の大学卒

・日本の大学卒

の4択になっていて、そもそも高卒がありません。この4つのうちから選ばないと先へは進めないのです。

大卒しか取らないという姿勢は、どこのスクールや塾の求人サイトを見ても同じでした。

なので僕は、英語講師への道はかなり現実味のないものだと思ってほとんどあきらめていました。

 

久々の就活

僕は、転職するのは今回が初めてではありませんでした。

18才の時に鉄工場に就職し、3年後に転職してイトーヨーカードーの服飾売り場の販売員になりました。

そこで2年半勤めた後、また転職して、カナダへ留学する前までの7年間は、ジーンズショップの店長の仕事をしていました。

なので、僕にとっては、今回の就活は7年ぶりでした。

今まで転職した時には20代前半でしたが、今の僕は31才です。

人事採用で年齢を重視する日本企業の文化では、年を取れば取るほど転職のハードルが高くなります。

日本の求人広告を見た僕は、改めてカベを感じました。

年齢差別

ほとんどの求人広告に、「~35才まで」と書いてありました。

35才を過ぎた人が応募できる職種は、ものすごく限られているように見えました。

20代の頃は、そんなことまったく気にもとめていませんでしたが、僕もあと4年したら転職市場から閉め出されるのか・・・と思うと、「明日は我が身だ!」と感じました。

ちなみに、カナダでこの「年齢制限」をやると違法だそうです。

西洋文化では、「人種差別」、「性差別」、「年齢差別」はタブー視されています。(実際には、差別文化が残っている地域もあるとは思いますが)

まだ31才の僕は大丈夫そうではありますが、それでも20代前半の頃に比べれば、採用されづらくなっていることは間違いなさそうな予感がします。

しかも、僕はもう、ジーンズショップの仕事に戻るつもりはありませんでした。

せっかくリスクを取って前職を辞め、大金を使って自費留学して、「仕事でも使える英語力」をつけて帰ってきたのに、留学前と同じ仕事に就くのはイヤだ!

と思ったのです。

日本で31才で未経験の職種に挑戦するのは、どれだけハードルが高いことなのか?

それを体感してみるため、僕は就職活動を始めました・・・

・・・つづく。

 

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From  師範代Shinya(新村真也)

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