【僕が「習い事」に感じた夢と希望:カラーコーディネーター編103】

From  師範代Shinya(新村真也)
 
(→前回のつづき)
 
※僕がカラーコーディネーター1級の試験に再チャレンジして合格した時の体験談の続きです。
 
 
カラーコーディネーター1級の資格を取った経験は、ずっと後になってから英語学習を始めた時に役立ちました。
 
 
TOEICや英検などの英語テストを受けようと思った時に、
 
 
「あ、カラーコーディターの資格と同じ感覚なんだろうな」
 
 
と予測ができました。
 
 
「英語力だけではなくて、受験力を磨く必要がある」
 
 
ということが直感的に分かりました。
 
 
「資格を取れたら、英語が流ちょうに話せるようになる」
 
 
とは限りません。
 
 
紙の上の試験で測れる範囲には限界があることを、カラーコーディネーターの資格を取った時に体感していました。
 
 
でも、
 
 
「資格を取る過程で英語力が磨かれる」
 
 
ことも間違いありません。
 
 
たとえば、TOEICの点数を上げようとしてボキャビルで手持ちの英単語の数を増やしたら、「英文の理解度」は上がります。
 
 
増えた英単語力は、ふだんの英会話でも役立つでしょう。
 
 
カンタンな日常会話だけを練習してきた人が、TOEICの受験をきっかけにビジネス英語を勉強し始めたら、英語力が底上げされることは間違いありません。
 
 

資格との距離感

英語の資格に過剰な期待はしないけれど、かといって否定するわけでもない。
 
 
僕が資格に対する距離感がうまく取れるようになったのは、カラーコーディネーターの資格を取った経験のおかげだと感じます。
 
 
また、「TOEICなんて何の役にも立たない!」という人がどんな気持ちで言っているのか?も分かります。
 
 
でも、それを言われた側の人の気持ちも分かります。
 
 
せっかく何年も勉強して点数が上がったのに、
 
 
「そんなものは現場では何の役にも立たない!」
 
 
なんて言われたら、悲しくなります。
 
 
それまでの努力を全否定されたような気分になります。
 
そして、「何の役にも立たない」というのは、事実ではないというのも分かります。
 
 
「TOEICや英検は英語学習に役立つ!」
 
「いや、資格なんて取っても意味はない!」
 
「点数は英語力の証明になる!」
 
「いや、点数が高くてもしゃべれない人はいっぱいいるじゃないか!」
 
 
という「資格論争」は、今後もずっと消えることはないでしょう。
 
 
そういう、白か?黒か?という論争から、一歩距離を持って見れるようになりました。
 
 
カラーコーディネーターという、英語と関係ない資格を取った経験のおかげで、資格全般に対するバランスの取れた見方ができるようになった気がします。
 
 

頂点に登るまでの流れ

カラーコーディネーターの資格は3級から受け始めて、2級、1級と進んでいきました。
 
 
・3級は受験者数も多く、問題も基礎知識の部分をベースにしているので、受かりやすい印象でした。初めての挑戦で一発合格できました。
 
 
・2級は受験者数が減りましたが、問題内容はまだ現実的というか、現場でも使えそうな知識を問うものでした。2級も一発合格できました。
 
 
・1級になると一気に問題内容がマニアックになりました。2級までとは別世界です。現場でどこまで使うのか?よく分からないマニアックな知識を問う問題が出ました。
 
 
受験者数も一気に減りました。1次試験は一発で通りましたが、2次試験に一度落ちて、初めて敗北を味わいました。1級の勉強を始めてから受かるまでに、2年かかりました。
 
 
以上が、カラーコーディネーターの資格を取った時に経験したこと&感じたことでした。
 
 
 

英語の資格も同じ流れ

この流れは、その後英検を受けた時にも役立ちました。
 
僕は英検を2級→準1級→1級、という順番で受けました。
 
 
・2級では、日常会話の内容がけっこう出てきました。リーディングはけっこう堅めの内容でしたが、それでも「自分が使うシーン」が想像できる内容でした。
 
事前にDUO3.0を仕上げておいたおかげで、不正解は1問だけで一発合格できました。
 
 
・準1級では難易度がグッと上がって、日常会話とはかなり離れた感じがしました。それでも「まあ、このぐらいの社会問題だったらネイティブとバーで議論する機会はあるかもね。」と感じるギリギリゾーンでした。
 
体感としては苦戦しましたが、何とか合格ラインには乗って一発合格できました。
 
 
・1級になると、一気に別世界になりました。知らない英単語が多すぎて、問題の文章がほとんど読めませんでした。
 
 
それまでやってきたことがまったく通用しないと感じました。英単語力を大幅に増やさないと、太刀打ちできません。
 
マニアックな世界であることを割り切って、「日常で役立つかどうかなんて関係ない!ただ自分はこのモンスターに挑戦して勝ちたい!」というゲーム感覚で練習しました。
 
1次試験に一度落ちて、初めて敗北を味わいました。
 
2度目のトライで1次試験に受かり、2次試験はガッツリ準備したので一発合格できました。
 
1級の勉強を初めて受かるまでに、2年かかりました。
 
こうして並べてみると、カラーコーディネーター1級の資格を取るまでの流れと、英検1級を取るまでの流れは、とても似ています。
 
 
ジャンルは違っても、カラーの資格を1級まで取った経験が、その後英検1級にチャレンジした時に役立ったことは間違いありません。
 
 
個人的には1級まで取ることをすべての人にはオススメできません。
 
 
一生使わないであろう知識もけっこう勉強しなければならないからです。
 
 
でも、どんなジャンルでも一番上まで極めてみると、その道のりの経験値が、他のジャンルでも活かせる日がやってくると思います。
 
 
・・・つづく。
 
 
 
 

※このブログに読者登録をしていただくと、最新の記事を1日1回、メールでお届けします。読者登録はこちらをクリックしてください。
    ↓↓↓

 

 

From  師範代Shinya(新村真也)

やり直し英語達成道場 師範代)

※もくじは、こちら

自己紹介は、こちら

こちらですアップ

 

 

 

 

 

師範代Shinyaの書いた本

↓↓↓

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください