【僕が「習い事」に感じた夢と希望:ダンス編46】

 
From  師範代Shinya(新村真也)
 
(→前回のつづき)
 
 
※僕が24才の時にHIPHOPダンススクールに通い始めた頃の体験談の続きです。
 
 
それまでカリスマ性を誇っていたHIPHOPクラスのY先生が腰のケガのために引退し、代わりにジャズダンスのH先生が教えに来るようになったことで、クラス全体の雰囲気が大きく変わりました。
 
 
それまで前列の方でアグレッシブに踊っていたメンバーがごっそり抜けました。
 
 
そして、それまで後ろの方で踊っていた、おとなしめの生徒たちが残りました。
 
 
人数が減ってクラス全体の活気が減ったのは、悲しいことです。
 
 
でもその分、スタジオを広々と使えるようになりました。
 
 
1人あたりのスペースが増えて、踊りやすくなりました。
 
 
また、これまで最前列で存在感を放っていた「チョイワル女子高生たち」がごっそり抜けたことで、最後列で踊っていた僕とY君が前に行くチャンスを得られました。
 
 
他のクラスメイトがあまり前に出たがらなかったので、僕とY君は、最前列に移動しました。
 
 

最前列の景色

 
最前列の景色は、すばらしいものでした!
 
 
鏡が目の前にあるので、自分の姿がすべて見えます。
 
 
また、先生が目の前にいるので、細かい動きをチェックしやすいです。
 
 
前に人がいないと、ぶつかる心配がないので、思い切り動けます。
 
 
「これが最前列の景色かぁ~!」
 
 
僕は嬉しくなりました。
 
 
隣のY君を見ると、僕の方を見てニコッとアイコンタクトを取ってきました。
 
 
Y君も同じ気分のようです。
 
 
最前列にいるのは、僕とY君、そしてチョイワル女子高生の中で唯一残ったSさんでした。
 
 

Sさんとの距離感

 
Sさんは、チョイワル女子高生メンバーの中では唯一「バレエ出身者」でした。
 
 
子供の頃からバレエを習っていたそうで、バレエの動きが多く取り入れられているジャズダンスの振りにも、馴染みがあるようでした。
 
 
また、Sさんはバレエの発表会も経験しているので、今回の発表会にもエントリーしていました。
 
 
発表会で踊る5人チームのメンバーの1人です。
 
 
これまでSさんは、チョイワル女子高生グループの中にいて話しかけづらい雰囲気でした。
 
 
Sさんも「最前列メンバー」の前で、「最後列組」の僕とY君と積極的に交流することには、抵抗がありそうな感じでした。
 
 
でも、今は違います。
 
 
最前列メンバーが抜けたことで、クラス内の上限関係は大きく変わりました。
 
 
今のSさんとは、仲良くなれそうな気がしてきました。
 

 

HIPHOPは自分で学ぶ

 
ちなみに僕とY君が「HIPHOPクラスでジャズダンスを教わること」に抵抗がなかったのか?
 
 
と聞かれたら、完全にNO!というわけではありません。
 
 
やっぱりY先生のコテコテHIPHOPの振りはカッコ良かったし、レッスンは楽しかったです。
 
 
でも同時に、「自分たちが学びたいことは、ビデオで学習できる」ということも分かってきていました。
 
 
特に、夏祭りの発表会でY君と僕はスーパーマリオダンスを披露して、経験値がアップしました。
 
 
スーパーマリオダンスは、レッスン内で教わった振りではありません。
 
 
ダンスのビデオを見ながら、2人で練習した結果、できるようになった振りです。
 
 
一度この体験をしたことで、僕とY君は、
 
 
「今後も、自分たちが学びたいジャンルは自由に身に付けることができる」
 
 
という確信がありました。
 
 
スクールのレッスンに頼る必要はない、と分かったのです。
 
 
スクールに通うメリットは、
 
 
・仲間が増えること
 
 
・モチベーションを保てること
 
 
・発表の場があること
 
 
でした。
 
 
レッスン内でHIPHOPダンスのスキルアップを目指さなくなると、とても自由になれました。
 
 
レッスン以外の時間でガッツリと自分がやりたいスタイルのダンスを練習していると、そこで満足できます。
 
 
すると、レッスンで学ぶジャズダンスの動きが新鮮で楽しく感じられるようにさえなりました。
 
 
ジャズダンスはHIPHOPに比べて、手足のすみずみの動きにまで神経を使います。
 
 
ダンスの全体スキルアップという点で考えたら、ジャズを学ぶ価値はある、と思うようになりました。
 
 
今思い返すと、ここでHIPHOPクラスのレッスン内容がジャズダンスになったことは、とても良い方向に向かっていくきっかけになりました。
 
 
・・・つづく。
 
 
 
 
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