【僕が「習い事」に感じた夢と希望:カラーコーディネーター編102】

From  師範代Shinya(新村真也)
 
(→前回のつづき)
 
※僕がカラーコーディネーター1級の試験に再チャレンジして合格した時の体験談の続きです。
 
 
前回の記事では、「学歴や資格なんて、仕事の現場では何の役にも立たん!」と言う人の心理の1つ目をお伝えしました。
 
 
僕自身がこのセリフを言いたくなった時は、「うらやましい時」でした。
 
 
そしてもう一つは、「自分が行き詰まった時」でした。
 
 

②自分が行き詰まった時

資格に挑戦しようとして、
 
 
思った以上に難しくてダメそうだ・・・
 
 
と感じた時に、このセリフを言うことで心のバランスを取ろうとしている自分に気付きました。
 
 
たとえば僕の場合、カラーの資格ではなく英語のテストを受けた時に、このセリフを自分に対して何度か投げかけたことがありました。
 
 
英会話スクールに通い始めて1年たった時、記念に受けてみたTOEICの模試テストがあまりにも難しすぎて、大ショックを受けました。
 
 
・聞けない、読めない、わからない
 
 
の3重苦で、これまでの努力がガラガラと音を立てて崩れていくような感覚に襲われました。
 
 
英会話スクールに週1回通って、外国人バーに週3回通って、休みの日は外国人の友達のホームパーティーに参加する。
 
 
というような生活を1年間も続けてきたのに、自分の英語がまるで通用しない感覚を味わって、僕は悲しくなりました。
 
 
この時僕は、
 
 
「ふん!紙の上のテストなんかで何が分かるって言うんだ!英語はコミュニケーションツールだ!TOEICの資格なんて、英会話の現場では何の役にも立たん!」
 
 
とひとり言を言いました。
 
 
この時の心境は、
 
 
「自分は英語がデキないわけじゃない!ただテストが苦手なだけだ」
 
 
と自分に言い聞かせて、心のバランスを保ちたかったんだと思います。
 
 
言った後でハッと気付いて、
 
 
「あっ!俺は今、このセリフを言う側になっている!いかん、いかん!これでは、あの時のエリア長と同じじゃないか!」
 
 
と頭を振りました。
 
 

持っている人は言わない

実際、高学歴で難しい資格を持っている人が、
 
 
「学歴や資格なんて、仕事の現場では何の役にも立たん!」
 
 
というセリフを言っているところは見たことがありません。
 
 
やはり、自分が持っていないからこそ、「そんなものには価値がない」と言うことで、自分を正当化したくなるんだと思います。
 
 
 

資格が仕事で役立ったか?

僕はカラーコーディネーター1級を資格の取った後、それまで感じていた資格に対する幻想みたいなものがなくなりました。
 
 
実際に資格を取った後に、仕事で役立ったかどうか?と聞かれたら、こんな感じで答えます。
 
↓↓↓
 
①資格を取ること自体は良い経験になったし、取って良かった。時間と労力のムダだったとは思わない。
 
 
②資格で学んだ知識をフルに活かすなら、専業のカラーコーディネーターに転職するしかなさそう。
 
 
③専業カラーコーディネーターになるなら、「1級の資格を取ってからがスタート地点」というイメージがした。
 
 
④ジーンズショップの仕事をその後7年間続けた中で、カラーコーディネーターの資格を持っている人には出会ったことがなかった。けっこうレアかもしれない。
 
 
⑤カラーコーディネートの知識を仕事に活かせる場面はけっこうあった。
 
 
たとえば、マネキンに着せる服の組み合わせを考えたり、棚に商品を並べる時の置く順番を色で決めたりする時。
 
 
何も考えずに適当に並べるよりも、「虹の七色の順番」に並べた方が、統一感が出てキレイに見える。
 
 
⑦会議に着ていく服を選ぶ時に、相手にどんな印象を与えたいか?で服の色を決めることができるようになった。
 
 
などです。僕はオシャレのセンスも経験値もありませんでしたが、カラーの知識を使えば、センスに頼らずそれなりの見栄えが作れました。
 
 

作業スピードアップに役立つ

また、カラーの知識は作業のスピードアップにも役立ちました。
 
 
たとえば、マネキンに服を着せる時にも、自分の直感ではなく配色ルールをベースにアイテムを決めるので、選ぶスピードがめちゃくちゃ速くなりました。
 
 
直感タイプの人は、マネキンの前に服を持ってきて、あーでもない、こーでもない、と長時間考えることもあるようでした。(もちろん、それが楽しくてやっている、という部分があるとは思います)
 
 
僕はマネキンに着せる作業が別に好きではありませんでした。
 
 
服選びに時間をかけたくなかったので、カラーの知識を使ってササッと決めて、10分以内に着せ替え終了!みたいな感じでやっていました。
 
 
もちろん、出来上がりレベルはオシャレ経験値の高い人にはかないませんが、「少なくとも変な配色」にはならなずにスピードアップをできる」というのは素晴らしいことだと思いました。
 
 
・・・つづく。
 
 
 
 

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