【年代を超えた習いごと:ダンス編112】

 
From  師範代Shinya(新村真也)
 
※僕が20代の頃ダンススクールに通っていた頃の体験談の続きです。ダンス編は毎週日曜日に更新中。

 

ダンススクールで習っていて一番面白かったのは、年代の違う人達と交流できたことでした。

僕が20代半ば~後半の頃に、当時一緒に練習していた仲間は中高生がメインでした。

年の差が10才~12才ぐらい離れたメンバーと交流できるのは、学びの多い経験でした。

同じ日本人同士でも、世代が変わると、文化も考え方も変わります。

外国人と話すのと近い感覚かもしれません。

今の中高生が何を考えていて、どんな価値観で日々を過ごしているのか?

それを知ることができるのは、とても楽しくて刺激的でした。

中学や高校の先生も、同じように毎日この世代の人達に接することができます。

でも僕の場合は、「先生」という立場ではなく、一緒にダンスを習う「クラスメイト」という立場でした。

何の利害関係もありません。

だからこそ、彼らも安心して僕に接してくれているように感じました。

クラスの全盛期

僕がダンススクールに通い始めてちょうど5年ぐらい経った頃、「クラスの全盛期」がやって来ました。

この頃は、全国的にヒップホップカルチャーのブームが訪れていました。

若者のファッションも歌もダンスも、ヒップホップだらけ!

という感じになったのです。

その結果、ダンスに興味を持って見学にやってくる人の数も増えました。

僕が入学したばかりの頃には、生徒は女子中高生ばかりでした。

男メンバーは、僕とY君の2人だけでした。

僕は本気でヒップホップダンスを習う気マンマンだったので、自分が浮く覚悟で、女子中高生メインのクラスにも抵抗なく入学しました。

でも、普通の見学者はそこまでの覚悟はありません。

男子メンバーが少ないと、新しい男子見学者が来ても、なかなか入学までは至りませんでした。

でも、その後O君が加わり、ウッチーが加わったことで、男メンバーがトータル4人になりました。

その影響で、見学者の男子の入学率が上がりました。

1人、また1人と増えていき、最終的な男女比は、4:6ぐらいにまでなりました。

まだ半々とまではいきませんでしたが、男子メンバーが増えたことで、クラス全体のバランスが良くなったような気がしました。

また、クラスの先生も僕と同い年の女性で、すごく明るくてフレンドリーな性格だったので、たまに僕たち生徒の集まりにも顔を出してくれました。

この頃が、僕の中での「ダンススクールでの人間関係の全盛期」でした。

楽しい時間

・練習後にみんなでご飯を食べに行ったり。

・一緒にチームを組んでダンスイベントに出たり。

・夏はみんなで海水浴に行ったり。

・山に行って星空を眺めながら、徹夜で話したり。

といったアクティビティーの時間が、すごく楽しく感じました。

僕はそれまで自分を「一匹狼タイプ」だと思っていました。

飲み会や遊びイベントをあまり楽しいと感じたことがなかったからです。

「誘いをいかに断るか?」

が、自分にとっての大事な課題になっているような感じでした。

でも、ダンススクールの仲間との時間は、とても楽しく感じられました。
これまで僕が経験してきた飲み会やイベントとは、まったく違う感覚だったのです。

上下関係&利害関係がない付き合い

今思い返すと、僕が飲み会や遊びイベントを楽しいと感じなかった理由は、

・職場のイベントだったこと。

・自分に主導権がなかったこと。

・上下関係と利害関係があったこと。

・お酒に強い人がもてはやされること。

・タバコの煙が苦手だったこと。

の5つがあったからかもしれません。

僕は18才で高校を卒業してから、すぐに鉄工場で働き始めました。

職場の飲み会では、職場の上下関係がそのまま持ち込まれることが多いです。

お酒を強要されたり、先輩や上司の自慢話を聞かされるのがイヤでした。

また、

「出世するためには、飲み会で自分を上司に売り込まなければダメだ!ビールを注ぎながら、どんどん自分から話しかけていけ!」

といったセリフも何度も聞かされました。

僕は内心、(飲み会で部下の昇進を評価するシステムって、おかしくない?)と思っていました。

また、タバコの煙が充満している宴会場に長時間押し込められるのも、僕にとっては拷問のような感覚でした。

おそらく、大学生活ではそんなことはないのでしょう。(体育会系のサークルは上下関係が強そうですが)

大学生活を経験したことがない僕にとっては、飲み会やイベントは常に職場の人達からの誘いでした。

誘いを断ると、また気まずい空気になりました。

断る気まずさと、飲み会で過ごす無意味に感じる時間(しかも、お金まで減る)をてんびんにかけた時、僕は断る気まずさを選びました。

自分が一匹狼キャラになることで、自分のフリータイムの自由を守っていたのです。

そんなこんなで、自分は「人付き合いが悪いやつ」というレッテルを貼られました。

自分でも、人間関係タイプではないと思っていました。

セルフイメージを書き換えてくれたメンバー

でも、そんな自分に対するイメージを、ダンススクールの仲間が書き換えてくれました。

彼らは中高生なので、そもそもお酒を飲みません。

タバコも吸いません。

居酒屋にも出入りできません。

僕たちがいつも出入りしていたのは、サイゼリアでした。

安くて長時間ねばれて、時間帯によっては他のお客さんも中高生ばかり・・・という環境は、僕にとって超快適でした。

当時の僕にとっては、年上の人達との飲み会よりも、中高生と遊んでいる方が、ラクで楽しかったのです。

上下関係も利害関係もなく、行く場所も自分で選べる環境は、すごく楽しく感じました。

気がついたら、僕は休みの日にはいつも居心地の良い仲間に囲まれていました。

「人付き合い」の意味

そしてある日、ダンススクールに新しく入ってきたメンバーで、僕より1才年上の男性から、こんなことを言われました。

「これからシンヤ君のこと、リーダーって呼んでいい?」

僕:「え?リーダー??俺、そんなキャラじゃないっすよ!」

「いや、俺にはリーダーに見えるからさ。だって、みんなから慕われてるじゃん。すごく年が離れているのに仲良くやってて、クラスの一体感があって雰囲気がいいし。俺にはこの雰囲気を作るのはムリだね。人付き合いが上手なのは、リーダーの証しだよ。」

僕:「え?俺、人付き合いが上手に見えるんですか?」

「見えるよ!」

僕:「えぇーーーー!!」

僕はこの時、「人付き合い」という言葉の定義が自分の中で書き換わった気がしました。

この学びが、僕にとっての「ダンスをやっていて一番良かったこと」です。

 

・・・つづく。(→この記事のシリーズを1話目から読む

 

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