【僕が「習い事」に感じた夢と希望②~空手編2】

 
From  師範代Shinya(新村真也)
 
(→前回のつづき)
 
※僕にとっての初めての習い事になった「空手道場」に通うまでのエピソードの続きです。
 
 
ヤンキーたちのひしめく高校に入ってしまった僕は、入学式から2週間で「壮絶な戦国時代」を目の当たりにしました。
 
 
各中学校で名をはせたヤンキーたち=武士たちが、権力争いのために毎日戦いを繰り広げていました。
 
毎日、目の前で血が流れるのを見て、僕は「こりゃ、とんでもない世界に来てしまった!高校って恐い場所なんだな」と感じました。
 
 
クラス内は、
 
 
・ヤンキー生徒=戦闘を好む武士
 
・ふつうの生徒=平和を好む農民
 
 
に2分されました。
 
 
 

農民イジメ

権力闘争に負けた下級武士達は、一番気の弱そうな農民を見つけて、ことあるごとに絡むようになりました。ことあるごとにちょっかいを出してイジメたり、昼休みにパンを買いに行かせる、いわゆる「パシリ」をさせるようになりました。
 
 
一方、同じクラス内にいる「権力闘争に勝った上級武士たち」は、弱い者イジメには興味がないようで、農民たちには一切ちょっかいを出しませんでした。
 
 
でも、「強いヤンキー=正義の味方」というわけではないので、弱い農民を守ることもありませんでした。
 
 
この弱肉強食の世界では、自分の身は自分で守るしかないのです。
 
 
 

一目置かれる農民

そんな農民たちの中でも、武士達から一目置かれている輩がいました。それは、
 
 
・格闘系(柔道、レスリング、アメフトなど)の部活に入っている
 
・町の空手道場に通っている
 
 
という条件の農民たちでした。
 
 
僕自身は当時、「剣道部」という、微妙な立ち位置の部活に入っていたので、下級武士達からは「棒がなければ弱いヤツ」というイメージで見られていました。
 
 
雨の日には手元に傘があるため、一目置かれていましたが、晴れの日には武器がないので、たまに下級武士たちから絡まれてイヤな思いをすることがありました。
 
 
 

「素手の戦闘力」が強さの証し

また、僕が剣道部という立ち位置が微妙だった理由がもう1つあります。
 
 
武士達の間には暗黙のルールがありました。それは、
 
 
①ケンカする時には素手で勝負する
 
②戦いはタイマン(1対1)勝負
 
 
というものでした。
 
 
だから、1対1で素手での戦闘力が高い「空手道場に通っている農民」や「柔道やレスリング部などの農民」は、武士達から一目置かれていたのです。
 
 
 

農民の中での階級

こんな感じで、農民達の間でも、目に見えない階級が存在していました。
 
 
武道を習っている「格闘系農民たち」は、実際にケンカをすることはありませんでしたが、
 
 
「自分たちが身につけた新しい技」
 
 
をことあるごとに話題に出したり、昼休みにデモンストレーションを披露し合うことで、下級武士達をけん制していました。
 
 
下級武士たちも、下手に「格闘系農民」に手を出してケンカになって負けでもしたら、「農民より弱いヤツ」という烙印を押されてしまいます。
 
 
なので、決して彼らに絡むことはありませんでした。
 
 
僕は、町の空手道場に通っている農民たちがうらやましくて仕方ありませんでした。
 
 
彼らは、武士ではありませんでしたが、「イケてる農民」だったのです。
 
 
そこで僕は、町の空手道場に通う月謝を稼ぐために、土日にバイトを始めました。
 
 
ところが、週末のバイトの方が楽しくなってしまい、毎週末シフトを入れるようになりました。
 
 
すると、週末は空手道場に通うヒマがなくなってしまいました。
 
 
そこで僕は、平日に「独学」で空手を学ぶことにしました。
 
 
今思えば、この時の独学経験が、10年後の英語学習に生きてきました。
 
 
・・・つづく。
 
 
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