From  師範代Shinya(新村真也)
 
(→前回のつづき)
 
※僕が20才の頃、「鉄工場の作業員」から、「アクション俳優」に転職しようと決めて、「俳優養成所」に入った時のストーリーの続きです。
 
 
憧れていたアクション俳優の世界が、思ったのと違ったことに気付いた僕は、それまでの熱いモチベーションがだんだん落ちていくのを感じました。
 
 
もし、アクション業界でやっていきたいと思ったら、「刀を使ったチャンバラアクション」を覚えるしかなさそうです。
 
 
もしくは、「○○レンジャーのピタピタスーツの中に入る人」になるしかありません。
 
 
どちらも、ジャッキー・チェンのアクションとは程遠いイメージです。
 
 
チャンバラアクションも、レンジャーものにも、興味がぜんぜんわきません。
 
 
かといって、今から広東語をマスターして香港に行くのも、ぜんぜんイメージがわきません。
 
 
 

男ばかりのタテ世界

もうひとつ、僕が気になったのは、夏期集中ゼミで取ったアクション俳優養成コースの参加者が、男ばかりだったことです。
 
 
僕が以前通っていた空手道場も子供から大人まで、男しかいませんでした。
 
 
おそらく、アクションの世界も男社会なのでしょう。
 
 
ただでさえふだん仕事で「鉄工場の男たちのタテ社会」で生きている僕にとって、アクションの世界は「同じような匂い」がしました。
 
 
思い返せば、僕は高校の時に剣道部に入った時、あまりの厳しいタテ社会に嫌気がさして、2年生になったタイミングで退部しました。
 
 
高校卒業後に働き始めた今の職場の鉄工場も、バリバリのタテ社会で、毎日苦しい思いをしています。
 
 
僕はおそらく、「組織の中でうまく立ち回りながら出世していく」ことに対して、才能がありません。
 
 
そもそも興味がないため、うまくやろうという気も起こりません。
 
 
アクションの世界がバリバリのタテ社会である以上、おそらく「上の人から気に入られて可愛がられる若手」が良い役をもらって、出世していくような気がします。
 
 
自分はその世界で生きていきたいのか?
 
 
自問自答しなければなりませんでした。この時期は、僕にとってかなりモヤモヤしてキツい時期でした。
 
 
 

意外な展開

一方で、悪いことばかりではありませんでした。ふだん通っているメインの演技クラスでは、意外にも褒められることが多くありました。
 
 
先生から指名されて、みんなの前でお手本として演じるメンバーに選ばれたり、クラスメイトから「演技上手だね。前にどこから習ってたの?」と聞かれたりすることが増えてきました。
 
 
僕は、アクション俳優として成功するためには「演技力が大事」と気付いていたので、演技の練習は毎日していました。
 
 
具体的には、自宅で毎日1時間ぐらい、滑舌と発声法の練習をやっていました。
 
 
僕は地方在住で日曜しか来れない「週1組」なので、他の6日間にいかにトレーニングするか?が大事だと思いました。
 
 
そこで、東京のスクールで習った方法(知識)を、家に帰ってから「スキル」に変えるために毎日声出しトレーニングをしていました。
 
 
 

need と want

僕にとって演技スキルは、「アクション俳優として成功するために必要なもの」と割り切って練習していました。
 
 
でも、だんだん上達してきて周りから褒められると、うれしくなって楽しさを感じるようになりました。
 
 
最初は「need = 必要なこと」だと思ってやっていた演技トレーニングが、だんだん「want = やりたいこと」に変わってきました。
 
 
人間は不思議なもので、want のジャンルに関しては、いくらでも頑張れます。
 
 
モチベーションが枯れることはありません。無理に自分を奮い立たせなくても、ウキウキしながら練習してしまうのです。
 
 
僕はふだんの声出しトレーニングに加えて、それまでまったく興味のなかった「テレビドラマ」を見るようになりました。
 
 
ただ見るだけではなく、ビデオに録画して何度も見返しながら、主役の俳優のセリフを自分で感情を込めて言ってみる練習をしました。
 
 
ドラマは視聴者として感情移入しやすいので、気持ちを込めてセリフを言う練習がしやすいと感じます。
 
 
最初は鏡の前で練習して、慣れてきたら自分の演技をビデオカメラで撮影して、できるだけドラマの中の役者さんと同じ目線や表情をマネするようにしました。
 
(この練習法は、東京のスクールで映画監督の先生が教えてくれたものでした)
 
 
これがけっこう楽しくて、僕はどんどんハマッていきました。
 
 
 

世の中の流れ

この頃はポケベルの時代が終わり、初代ガラケータイプの携帯電話が若い人たちに普及し始めた頃でした。
 
 
メール送信も、電話番号で送るSMSだけだった時代です。(僕はまだ自分の携帯を持っていませんでした)
 
 
YouTubeもスマホもないため、「自撮り」という言葉もありませんでしたが、今思い返せば、僕はこの頃から将来ユーチューブ投稿するための練習を積んでいたのかもしれません。
 
 
(この20年後、40才で自分のYouTubeチャンネルを始めた時には、カメラの前で話すことに「恥ずかしさ」ではなく、「懐かしさ」を感じました。)
 
 
・・・つづく。
 
 
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