from 師範代Shinya
(→前回のつづき)
※日本語にすると同じ単語なのに、英単語にするといくつも種類がある時、どっちを使えば良いの?という「迷い」を解消する本のレビューの続きです。
まずは、前回の記事でのクイズの答えをお伝えします。
↓↓↓
クイズ①
次に並んだ「店」のうち、shop と store どちらが入るでしょうか?
・喫茶店:coffee ( )
・花屋:flower ( )
・床屋:barber ( )
・デパート:department ( )
・自転車屋:bicycle ( )
・靴屋:shoe ( )
クイズ②
「家」の電場番号は、
home number
house number
どちらでしょうか?
クイズ③
「会社に行く」は go to company とは言える?
クイズの答え
クイズ①の答え
department だけは store で、後は基本全部 shop。
また、最後の shoe に関しては、shoe store, shoe shop どちらでも言うことがあって、業態によって使い分ける。
クイズ②の答え
home number が正解。
house number にすると、「住所」という意味になる。
クイズ③の答え
go to the company は間違い。
正しくは、 go to the office
いかがでしょうか?
何問ぐらい正解できましたか?
全問間違えても、ヘコまないでください。
理由が分かれば、記憶に残ります。
楽しみながら、効率的に使い分けを覚える方法
こういった英単語の使い分けを覚えるは、ものすごい長い道のり作業のように感じます。
でも、安心してください。
効率を上げて、楽しみながら覚える方法があります。
それが、語源とイラストで英単語を覚える方法です。
語源=英単語のパーツごとの意味
です。
語源を1つ覚えると、同じ語源を持つ英単語を覚えるのが早くなり、知らない英単語でも意味が推測できるようになります。
語源学習法は、英単語力を増やすのにも役立ちますが、今回のように「英単語の使い分け」」にも役立ちます。
語源は、その国の歴史や文化と密接に関係しています。
歴史や雑学が好きな人は、語源学習法はすごく楽しめると思います。
また、英単語を言葉ではなく「写真やイラスト」などのイメージで覚えると、記憶に残りやすいとも言われています。
キッズ英会話のレッスンなどでは、よくこの手法が使われています。
右脳型と左脳型
大人でも、右脳型の人は、イラストやイメージで覚えるのが好きな傾向があります。
左脳型の人は、言葉や数字で覚えるのが得意なので、語源学習法はピッタリです。
右脳型の人と左脳型の人、両方に響くように作られた本が、
「もっとくらべて覚える英単語:名詞」
です。
以前発売された動詞編の続編として、今回「名詞編」が発売されました。
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名詞は日本人にもなじみのある英単語が多い
今回の名詞編は、前作の動詞編に比べて、並んでいる英単語がなじみのあるものが多い印象です。
実際、著者のシミケン先生の話によると、載せる英単語を選ぶ時に、「初心者にも知られているもの」を中心にしたそうです。
また、英語の名詞は日本語にもカタカナ語として定着しているものが多いです。
たとえば、似た意味を持つカタカナ語で言うと、
ショップ&ストア、ハウス&ホーム、トラベル&ツアー、プラン&プロジェクト、オフィス&カンパニー、ホビー&レクリエーション・・・などなど。
これらはすべて、この本に収録されている英単語です。
日本語のカタカナ語として定着しているので、馴染みがあります。
でも、違いはどこにあるの?と言われると、答えられないことが多いです。
また、そもそもカタカナ語としての使い方が間違っている可能性もあります。(残念ながら間違っている確率の方が高いです)
英単語を覚える時には、まずは馴染みのある英単語から勉強を始めると、楽しくなってきます。
勢いに乗ったところで、ちょっと難易度の高い英単語を覚えれば良いのです。
この本は、初級者向けと中上級者向けの2つに分かれています。
たとえば、「会社」の場合、
office / company / firm / corporation
の4つの使い分けが載っています。
office と company は、初級者向けの英単語です。
firm と corporotion は、中上級者向けの英単語です。
最初はまず office と company を使い分けられるようにしておきます。
そして今後、自分が英単語レベルを上げて firm や corporation に出会った時に、改めて使い分けを確認する、という使い方ができます。
つまり、末永く使うことができる辞典です。
次回の記事では、実際にこの本に書いてある解説を引用しながら、クイズの答えの理由を解説していきます。
・・・つづく。
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From 師範代Shinya(新村真也)
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