From 師範代Shinya(新村真也)
32才の時から約10年間使い続けた「長傘」が、最近ついに限界を迎えました。
泣く泣く廃棄して、同じブランドで新しいものを買いました。
知る人ぞ知る「前原光榮商店」の傘です。
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前原光榮商店 焼きエゴ手元のピンストライプ柄16本骨傘(スモークグリーン)皇室御用達前原光栄商店日本製メンズ雨傘
(↑このモデルは僕が今回買ったものとは違います。持ち手と素材の組み合わせで何十種類もパターンがあるので、同じものを探すのは難しいです)
僕が前原光榮の傘を知ったのは、31才の時に婚活を始めてしばらくした頃に読んだ本、「テッパン男」でした。
元銀座高級クラブのホステスの檀れみさんが書いた本です。
ホステス時代に檀さん自身がたくさんのお金持ち男性と接する中で発見した「モテる男に共通するポイント」を詳しく解説している本でした。
その本自体は一般のサラリーマン向けに書かれていて、婚活中の人に限らず、「女性にモテたい」と思っているすべての男性に贈る内容でした。
女性から見た「カッコいい」と、男性から見た「カッコいい」は、多くの場合違います。
このズレを修正していくための戦略が載っていました。
その戦略の中の1つとして、「今すぐ行動すれば変えられる外見を磨くポイント」が載っていました。
その中で特に僕の印象に残った2つは、
①どんなに重くてもスーツ姿の時にバッグを肩にかけてはダメ
②良い傘を持ちなさい
でした。
ビジネスバッグを肩にかけちゃダメな理由
①は、大きなバッグを肩にかけることで、「スーツの形が崩れてヨレヨレになって見た目が悪くなる」とのことでした。
また、スーツ姿の男性が肩に大きなバッグをかけて歩いている姿は、女性が見るとカッコ悪いと思われる確率が高いそうです。
これを知って僕は、ショルダーストラップが付いていない、片手でしか持てないタイプのビジネスバッグを買って使うようになりました。
良い傘を持った方がいい理由
そして②は、高級傘です。
本の著者の檀さんいわく、
「モテる男は靴がピカピカとか、高級腕時計をしているとかよく言われるけど、それはもう古い。モテる男は靴がピカピカなのはもちろん、傘もピカピカ」
だそうです。傘というのは、持ち物としては一番優先度が低いアイテムです。
どんなに靴が高級ブランドでピカピカでも、どんな高級腕時計をしていても、持っている傘がコンビニのビニール傘だと、女性は「カッコ悪!」と感じてしまうそうです。
優先順位の低いアイテムだからこそ、傘にこだわって良い物を使っている男性は、女性の目を引くと書いてありました。
また、高級傘を使うと必然的に「大事に扱う」ようになります。
末端アイテムである傘にまでこだわって大事に扱う男性の姿を見て、女性は「自分も一生大事にしてもらえるかも?!」と感じるそうです。
その結果、傘を大事にしている男性を見て本能的に好きになってしまう・・・
ということでした。
これを知って僕は、さっそく高級傘を買うことにしました。
今思い返せば順番が逆ですが、靴や時計は今まで使っているもののまま、いきなり傘を買い換えました。
本の中でのオススメブランドとして紹介されていた、「前原光榮」のブランド傘を通販で買いました。
傘でちょっと変わる世界
一番安いモデルを選びましたが、それでもたしか税込みで2万円ちょっとしたと思います。
せっかくなので、傘の持ち手に自分の名前を彫ってもらえる「名入れサービス」も付けて注文しました。
初めて手にした高級傘は、惚れ惚れするほど味わい深い工芸品のようなオーラを放っていました。
前原光榮の傘は、1本1本が職人の手作業で作られているそうです。
生地はしっかり雨を弾く素材なので、水の切れが良く、閉じる時にちょっと振っただけで雨水がほとんど落ちて乾いてしまいます。
木製の持ち手も、使い込むほどに手に馴染みました。
ふつうの倍の16本骨
僕が買ったモデルはふつうの傘と違って骨が16本もあるので、重いのですがとても頑丈で、開いたときに美しい丸さが出ます。
今でこそ16本骨の傘はけっこう見かけるようになりましたが、僕が前原光榮の傘を使い始めた当時は、街中で開くとけっこう目立ちました。(自分が意識していただけかもしれませんが)
そして何より、雨の日がちょっと楽しみになりました。
朝起きて外を見て雨が降っていると、
「よっしゃ!今日は前原光榮の傘を使うぞ!」
とウキウキします。
よく女性が「新しいレインブーツを買った時には、雨の日が待ち遠しくなる」と言っているのを聞いたことがありましたが、こういうことか!と理解できました。
ところで、この高級傘を買った本来の目的である「女性にモテる」という状態は実現したか?というと・・・
その結果は次回の記事でお伝えします。
・・・つづく。
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