(→前回のつづき)
僕が「音読さん」を始めて聞いた時に一番スゴいと感じたのは、何よりも音声のクオリティーの高さです。
音読さんは、AIが自動で英文を読み上げるシステムです。
僕は最初その仕組みを聞いた時に、
「機械の合成音声を、発音のお手本にするのはキビしいんじゃないか?」
と思いました。
というのも、僕は昔から合成音声にはなじみがあったからです。
僕がこれまでに体験した合成音声のバリエーション
僕がこれまでに体験した合成音声のバリエーションは、
・中高生の頃にやっていたTVゲームの中の合成音声
・カーナビの合成音声
・電子辞書の「ネイティブ発音」ではない方の、文章読み上げ機能
・ネット辞書の発音読み上げ機能
などでした。
まず、TVゲームは当時、僕は任天堂のスーパーファミコンや、セガのメガドライブを持っていました。
これらのゲームソフトをプレイしていると、たまに音声が流れるのですが、正直、音質が悪すぎて、聞き取れないことがほとんどでした。
電波の悪いラジオのような音質で面白かったので、よく弟と一緒に「合成音声のマネ合戦」をして遊びました。
カーナビの合成音声
その後は、プレイステーションなどのディスク型のゲームソフトが出たことで、ゲーム中の声は人間の生声録音になりました。
大人になってからは、初期の頃のカーナビの合成音声を体験しました。
当時のカーナビ音声は、音質はそこそこ良かったのですが、イントネーションがとても不自然で、慣れるまでは気になって運転に集中できませんでした。
(カーナビ音声も、当時はよくモノマネしていました)
電子辞書の文章読み上げ機能
英語学習をするようになってからは、電子辞書の文章読み上げ機能を体験しました。
僕がこれまでに買った電子辞書6台のうち、最初の1台目以外には、すべて「ネイティブ発音」機能がありました。
ネイティブ発音は人間の生声録音なので、音質がクリアで、十分お手本にできるクオリティーです。
でも、ネイティブ発音は英単語の発音のみです。
文章全体の読み上げはできません。
文章全体を読み上げるには、「合成音声発音」を使います。
AIが文字を認識して、自動で読み上げてくれます。
でも、僕は電子辞書の合成音声発音を聞いた時、「スーパーファミコンと一緒じゃん!」と思いました。
電波の悪いラジオ並みのガサガサ声で、イントネーションも不自然でした。
とてもお手本にできるレベルではありません。
その後、ネット辞書の発音読み上げ機能が登場し、ネット上でも発音チェックができるようになりました。
でも、ネット辞書もやはり電子辞書と同じで、英単語はネイティブ発音してくれるものの、文章の読み上げとなると、スーパーファミコンレベルでした。
でも、今回の「音読さん」は、そんな僕の固定概念をすべて覆すような、驚きのハイクオリティーでした!
これまでの常識を覆すハイクオリティー音質
音読さんの読み上げ音声は、めちゃくちゃ自然です。
初めて聞いた時には、「これ、本当に合成音声なの?」と疑ってしまいました。
どういう仕組みなのかは分かりませんが、僕が知っている合成音声とはまったくの別ジャンルではないか?というぐらい、発音もイントネーションも自然です。
本当にネイティブの生声で読み上げているように聞こえます。
でも、打ち込んだ英文は、僕が即興で考えたオリジナル英文です。
自分の考えた英文をここまでナチュラルな音質で読み上げられるのを聞くと、なんだか不思議な気分になります。
パソコンの向こう側に、本当はネイティブの人がいるのではないか?
と錯覚してしまうぐらい、自然なのです。
音読さんは多機能ですが、何より最大のメリットは、この「音声の自然さ」だと思います。
あなたも一度、試しに聞いてみてください。
きっと「これならお手本として使えるレベルだ!」と感じるはずです。
次回は、音読さんの声のバリエーションを色々試してみた僕の感想をお伝えします。
・・・つづく。
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