本年1月1日に、新しく「英語で発信するYouTubeチャンネル」を作りました。
チャンネル名は、
「Relationship Lab from Japan」
です。
直訳すると、「人間関係の研究所(日本から発信)」という感じです。(歯切れの良いリズムの日本語の意訳を思いつきませんでした)
チャンネルのテーマは、
How to keep your relationship happy.
(どうやって、恋人や配偶者との良い関係を続けるか?)
です。
このテーマは、妻のSayaと一緒に日本語のYouTubeとFacebook上で、1年以上発信し続けています。
日本語版のタイトルは、「男女のパートナーシップ研究所」という名前にしています。
今回の英語版は、「男女のパートナーシップ研究所の世界版」という位置づけです。
日本では学ぶ機会が少ない「男女関係」の研究
僕とSayaは、このジャンルを7年以上前から学び続けています。
男女の心理学の本やセミナー、夫婦で受けるカウンセリングなどを通じて、何度も危機を乗り越えてきました。
このジャンルの世界的なベストセラー本「ベストパートナーになるために(英題:Men come from Mars Women come from Venus)の著者、ジョン・グレイ博士が来日した時にも、丸1日の講演会に行きました。
僕らは普段から夫婦で発信しているので、「いつも仲が良くて、ケンカしないんだろうなぁ~」と思っている人もいるかもしれませんが、実はそんなことはありません。
結婚前にも、何度もケンカしました。
結婚後も、何度もケンカしました。
今でもケンカします。
ケンカの頻度や大きさは、おそらく他の夫婦と変わりません。
ただ、1つだけ違うのは、「2人とも男女の心理学を学び続けているので、ケンカの理由の分析法と、乗り越える方法を知っている」ということです。
ケンカをした後の修復方法
僕らが学んでいるのは、「ケンカをしない方法」ではありません。
「ケンカした後に、どう修復するか?」の方法です。
ケンカ自体を避けようとすると、言いたいことを言わずに、感情を抑え込むことになります。
すると、爆発した時のマグニチュードが大きくなります。
相手に自分の地雷ポイントを伝えないと、相手は何も知らずに何度も同じ地雷を踏んでくるので、怒りが蓄積されてしまうのです。
また、相手に対して言いたいことを言わないのは、男女の心理学では「関係を深めることを拒否している」という意味になります。
関係が深まらないと、お互いへの理解が減るので、ケンカの原因はなくなりません。
だから、ケンカを避けることは問題解決にはならないのです。
僕とSayaは、ケンカしている時はバチバチやり合います。地雷を踏まれたら、即爆発します。
でも、爆発後に冷静になってから、「なぜ自分が怒っていたのか?」「どこに対して怒りを感じたのか?」を自己分析して、結果を伝え合うようにしています。
(ほとんどの場合、地雷の原因は幼少期の体験から来ています)
なかなか怒りが収まらずに、自分たちだけで修復が難しいと感じる場合は、プロのカウンセラーのセッションを受けて、助けを借りるようにしています。
おそらく、日本の夫婦や恋人カップルで、プロのカウンセラーに相談したことのある人は、まだまだ珍しい方だと思います。
西洋文化(特にアメリカ)では、夫婦でカウンセリングを受ける人達の数は、日本に比べてずっと多いようです。
カウンセラーの数も、日本とは比較にならないぐらいの多さです。離婚が多い国だからこそ、その解決策も進化するのでしょう。
僕らが読んでいる本も、ほとんどが英語版の翻訳です。
英語版の発信で情報収集
そこで今回、英語版のYouTubeチャンネルを立ち上げました。
目的は、「海外の情報収集」です。
男女のパートナーシップを学ぶことが、実際どのぐらい浸透しているのか?
どのぐらいの人数の人達が、このジャンルに関心を持っているのか?
を知りたいと思いました。日本語版チャンネルと比較しながら、
・動画の再生回数
・コメントの内容
・チャンネル登録者数
などを総合的に見て、英語圏と日本の文化の違いを肌で感じることができたらいいなと思っています。
でも一番大きいのは、やっぱり「英語で発信したら楽しそう!」ということです。
もしチャンネルが成長して、世界中の人達が英語でコメントしてくれて、日本にいながらにして世界とつながる感覚を味わえたら、楽しそうです!
もちろん、ネガティブなコメントが来ることもあるでしょう。
でも、海外のYouTubeチャンネルのコメント欄を見ていると、動画の内容に対する反対意見はあっても、「本人への人格攻撃」をするコメントはとても少ない印象です。
このあたりは、日本と西洋の教育と文化の違いから来ているようです。
詳しくは、脳科学者の中野信子先生の著書「正義中毒」という本に書いてあります。
この本はとても面白いです。ネット上で有名人を批判する人達の心理状態がよく分かります。(いつかこのブログでも詳しく紹介しようと思います)
英語版だけで話すトピック
今回新しく作った英語版チャンネルでは、日本版チャンネルでは話さない「日本の恋愛&結婚文化」に関しても紹介していこうと思っています。
恋愛と結婚は、その国の文化が最も強く反映されるジャンルです。
僕ら日本人にとっては当たり前の文化が、海外の人達にとっては、「え?!そうなの?」とか、「へぇ~!」という発見があるかもしれません。
その辺りの情報も発信してみようと思っています。
次回の記事では、英語版の動画の最初の1本目を作るまでの流れを、詳しく解説します。
・・・つづく。
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From 師範代Shinya(新村真也)
(やり直し英語達成道場 師範代)
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