from 師範代Shinya
(→前回の続き)
※DUOセレクトで人生が変わった「藤岡頼光さん」の著書のレビューの続きです。
頼光さんも他の英語学習者と同じように、最初から自分に合う英語学習法とテキストを見付けられたわけではありませんでした。
色んな紆余曲折を経て、最終的にDUOセレクトにたどり着いたのです。
頼光さんは、次のステップをたどりました。
↓↓↓
①英会話スクール通い(週2回)
②フィリピン留学(1ヶ月間)
③英単語の暗記(単語の日本語訳のみ)
④DUOセレクト(例文ごと覚える)
という流れです。
この流れは、多くの英語学習者が考えるパターンだと思います。
①英会話スクール通い(週2回)
英会話できるようになりたければ、英会話スクールでしょ!
ということで、とりあえず最初は英会話スクール通いを始めたそうです。
これは多くの英語学習者もそうだと思います。
ところが、この頃の頼光さんは家での勉強はやらずに、英会話レッスンを受けるだけで英会話力が上がると期待していたそうです。
受けていたのはグループレッスン。
通い続けるうちに、「1人あたりが英語を発話する時間がとても少ない」ということに気付きました。
これは、僕も経験があるので、すごくわかります。
通い続けているうちに、レッスン中に自分が英語を話している時間が少ないことに気付くと、「このままでは絶対に足りないだろうな・・・」と感じるようになるのです。
ちなみに頼光さんがそれでもグループレッスンにした理由は、「素敵な女性と出会いがあるかも?!」という淡い期待があったからだそうです。
僕もまったく同じ理由でグループレッスンを受けていたので、すごく分かります!
「英語を話せるようになりたい!」という大志と「素敵な女性と出会いたい!」という下心では、やっぱり下心の方が上回ります。
頼光さんはその後、だんだん英会話スクールに行かなくなり、離れていってしまいました。
②フィリピン留学(1ヶ月間)
「英語を身に付けるためには、英語に囲まれた環境に身を置くのが一番!」という考え方は、多くの人がたどりつくパターンです。
「とりあえず現地に行けば、自分は必死で勉強するだろう。」
そう期待して、留学する人は多いです。
頼光さんも最初、そう考えたそうです。
僕の場合は留学ではなく、「外国人バーに週3回通う」という方向でしたが、発想自体は留学と同じです。
「英語に囲まれた環境に身を置いて、自分を追い込む」
という考え方です。
頼光さんの場合、フィリピン留学だったので、安い費用でマンツーマンレッスンを一日中受けられるというメリットがありました。
英語環境に身を置いて、なおかつマンツーマンレッスンであれば、まさに「英語漬けの日々」です。
頼光さんは、期待に胸を膨らませて、1ヶ月間のフィリピン留学に旅立ちました。
ところが、留学あるあるパターンにハマってしまいます。
何のインプットもしていない状態でマンツーマンレッスンを受けても、何も出てこないのです。
・相手の言っていることもよく分からない。
・もし言っていることが分かったとしても、返す言葉が出て来ない。
この状態で過ごしていると、かなりのストレスになります。
そして、ストレス発散のために、頼光さんはレッスン以外の時間では勉強せずに、飲みに出かけて遊びほうけてしまったそうです。
これも、留学あるあるパターンですね。
僕は自分がカナダにビジネス留学した時に、このパターンにハマっている日本人留学生と韓国人留学生にたくさん出会いました。
みんな口を揃えて、
「ここに来ればなんとかなると思っていたけど、どうにもならなかった・・・」
と肩を落としていました。
僕自身は日本国内でTOEIC換算で735点まで英語力を上げてからカナダに行ったので、このパターンになることを逃れることができました。
でも、外国人バーに通っていた頃にはまったく同じ経験をしたので、その気持ちはよく分かります。
「これだけ英語を使う環境に身を置いているのに、何もできない。手も足も出ない。この状態を続けていても、何も起こらないことだけは分かる。」
という落胆です。
そして、このタイミングで初めて、多くの人は「インプットの大切さ」に気付きます。
英会話が上達したければ、「英会話をしている以外の時間にどれだけインプットするか」が大事になるのです。
頼光さんもそのことに気付き、インプット作業に入りました。
・・・つづく。
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