From 師範代Shinya(新村真也)
(最近行ってきたカリブ海クールズ10日間の旅での体験談のシェアの続きです。)
(→前回のつづき)
ジャマイカ人ガイドさんの、なまりの強い英語がバス内の9割の乗客に通じず、追い詰められたガイドさんが間を埋めるためにアカペラで歌い出すという、グダグダなバスツアーを1時間続けた後、やっとバスはイルカの住む場所=ドルフィンコーブに到着しました。
バスを降りると、ちょっとしたジャングルのようなところに入っていきました。
そこには小さな動物園のような場所があり、鳥やイグアナ、ウサギなどの小動物と触れあえるゾーンがありました。
僕は、昆虫やハムスターなどの手のひらサイズの小さな生き物は好きなのですが、それ以上のサイズのデカい生き物が苦手です。
爬虫類などの生き物は、割と女性の方が大丈夫な人が多いようです。
ここでも、僕の妻とアメリカ人カップルの女性の方が生き生きと動物に触っていました。
僕とアメリカ人男性は、遠くでそれを眺めるだけです。
イルカ登場!
イルカのいるゾーンでは、みんな興奮してテンションが上がりました。
海の中がプールのように小さく囲ってある場所に、イルカが何頭か泳いでいました。
僕らは全員、ライフジャケットを身につけて海の中に入り、ひとりずつプールのふちに一列に並びました。
最初は、イルカが僕らのすぐそばをゆっくり泳ぎ、僕らはイルカの背中やお腹をタッチしていくというアクティビティーを何度かやりました。
僕はイルカに触ったのは生まれて初めてでしたが、イルカの肌は柔らかくてツルツルしていて、さわり心地はバツグンでした。
最後に、ひとりずつイルカのお腹に乗って泳ぐというアクティビティーをやりました。
イルカがお腹を上に向けた状態で目の前にプカプカ浮かんでいます。
イルカのお腹に覆いかぶさるようにして、自分の身体を乗せ、イルカのヒレを両手でしっかりつかむと、イルカが一気に泳ぎ始めます!
僕の顔が水に入ってしまわないように、ギリギリ水面ラインを保ちながら、かなりのスピードで水面を進んでいきます!
めちゃくちゃ気持ちいいです!
人間の泳ぎでは不可能な程のハイスピードで水面を移動できるので、まさに自分がイルカになった気分です!
イルカと泳ぐ様子を、イルカトレーナーの人が一眼レフカメラでパシャパシャと撮っています。
これは、後で売りつけられるに違いありません!
でもまあ、ここではさすがに自分のカメラで撮ることはできないので、写真の映りが良かったら買おうかな、と思っていました。
価値ある体験
その後も、さらにイルカに何度か触れるチャンスがあり、最後はイルカのジャンプなどのアクロバットショーを、1メートル手前で見ることができました。
これはものすごい迫力でした!
自分の身体もイルカと同じ水面につかっているため、ジャンプしたイルカが水に落ちた時の衝撃波が身体にビリビリ伝わってきます!
水しぶきも顔にかかりまくりです。
このツアーは全体的にイルカと触れ合っている時間がかなり長く、「これは参加した価値があった!」と思いました。
しかしこの後、水から上がった僕らは、ビックリすることになります・・・
ボッタクリ
陸に上がってしばらくすると、さっき一眼レフカメラで僕らをパシャパシャ撮っていた、筋肉ムキムキの現地スタッフが、僕らをパソコンのある部屋に呼びました。
英語で何か説明しているのですが、この男性の話す英語もかなり現地語なまりが強くて、ほとんど聞き取れません。
でも、写真を売ろうとしていることは分かります。
その部屋には、大きなスクリーンのパソコンがズラッ!と横一列に並んでいます。
僕らのツアーの参加者がすでにパソコンの前にいました。
スタッフの男性が僕らの写真をパソコンに映し出しました。
さっきイルカと一緒に泳いだ写真が何十枚も出てきます。
けっこう良く撮れています。さすがに毎日撮っているだけあって、腕前はかなりのものです。
そこで、スタッフが言いました。
「この中で、欲しい写真を選んで。何枚でもOK!」
え?何枚でも?それは太っ腹な!
僕:「全部でいくらんですか?」
スタッフ:「たったの230ドルだよ!」
僕:「え??230ドル??日本円で2万3,000円以上か??高っ!!」
23ドルの聞き間違いかと思って、もう一度確認しましたが、今度は料金表を見せてきました。
たしかに、230ドルと書いています。
このツアーの参加費は約1万円。
写真代が2万3,000円。
いくら何でも高すぎでしょ!!
どうせボッタクリ価格になってるんだから、値切られることを前提で提示しているに違いない!
そこで僕は、価格交渉に入ってみました。
・・・つづく。
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