【海外で大人気のドラマ「Shogun(将軍)」が英会話のネタにピッタリな理由⑤】

 from 師範代Shinya

※今、海外で大流行している日本を舞台にした時代劇の感想の続きです

(→前回の続き)

前回の記事でご紹介した「うたかたの世」のように、難易度が高い英訳だけが登場するわけではありません。

日本語だと一見ムズカしそうに見えるのに、英訳の答えを知ったら拍子抜けするほどカンタンなシーンもありました。

それが、「お酌」です。

通訳の鞠子様が、イギリス人のジョンに対して、「上手にお酌が出来るようになるまでに何年も修練を積む」という解説をするシーンでは、僕は英訳のシンプルさにビックリしました。

お酌 = pour

と訳されていたのです。

pour という英単語は、水やビールなどの液体を「注ぐ」という意味で、日常的によく使われます。

日本語の「お酌」には、もっと深いニュアンスがある気がしますが、これは文化的な違いなので、pour 意外にお酌を表現する方法がなかったのでしょう。

お酌がお上手ですね

伊豆で一番人気の遊女のお菊が、ジョンにお酌をした時に、鞠子様が隣で「お酌をホメてください」と言います。

それを聞いたジョンが、

“Your pour very well.”

と言うのです。

これも何だか、すごく平たくてシンプルに聞こえてしまいますが、やはり英語ではこう言う他にないのでしょう。

このドラマは西洋人向けの視点で作られているので、「注ぐことに意味を見いだし、注ぐ技術を何年も練習する、ミステリアスな日本文化」という部分を強調してるのかもしれません。

実際に、ドラマの中でお菊がお酌するシーンでは、漆器類がドアップで撮影されて、とても美しい映像になっていました。

しかも、ものすごい静かな中で、お酒を注ぐ音だけが聞こえてくるという、こだわりっぷりです。

この Shogun のドラマ全体に言えることですが、「え?ここをこんなに時間かけて丁寧に描写するの?なぜ?」と突っ込みたくなるようなシーンが、けっこうたくさんあります。

特にお酒やお茶などを飲むシーンは、丁寧にじっくり描かれていて、しかも撮り方が「いかにも西洋人が好みそうだなぁ~」と感じます。

このドラマを見ることで、日本文化を英語で上手に表現するための言い回しのヒントがたくさん得られるでしょう。

英会話のネタになる

これが、僕の中では今一番大きい要素です。

僕は毎日オンライン英会話を受けていて、ネイティブの先生たちと話す機会があります。

僕はいつも教材を使ったレッスンではなく「フリートーク」を選んでいるので、トピック選びが重要になってきます。

何について話すか?

そのトピック選びが重要です。

英会話は、話題によって英語で話しやすいかどうかが決まってきます。

また、盛り上がり度合にも大きな差が出てきます。

どうせなら話しやすくて盛り上がるトピックを選んだ方が、こちらも気分が乗って発話量が増えるので、良い練習になります。

今、話題に出すなら、やはり Shogun のドラマはオススメです。

少なくとも僕がいつも話しているお気に入りのネイティブの先生たちは全員、

①Shogun を見たことがある。

②見たことはないけど、家族や友人がハマって見ていて、詳細情報を聞かされている。

③自分も周りも見てないけど、自分の国のニュースなどで話題になっていて、予告編は見たことがあり、レビュー記事も読んだことがある。

のどれかに当てはまります。

①のパターンだと、お互いに「どのシーンが好きか?」でめちゃくちゃ盛り上がります。

②と③のパターンだと、僕の口からより詳しい情報を知りたがります。

また、②のパターンは僕が見た人のリアクションがどうだったのか?を聞いて楽しむことができます。

どのパターンにしても、盛り上がるのです。

僕がよく話す先生たちの出身トップ3の国は、アメリカ、イギリス、南アフリカです。

英語圏の国々で、これほど有名になったドラマは、Shogun 以外にはないのでしょうか?

さらに良いことに、Shogun は時代劇なので、年齢層を問わずに楽しめます。

僕はたまに70 ~ 80代のネイティブの先生たちと話すこともあるのですが、彼らの中にも Shogun にハマっている人が多いのには驚きました。

日本人が主演するドラマで、ここまで国境と年齢層を超えて支持される作品が他にあるでしょうか?

昔の映画やドラマで世界的にヒットした日本作品はあるかもしれません。

でも、現代のネットで世界がつながっている時代に、リアルタイムで見ながら、外国人と一緒に感想を言い合える日本ドラマは、Shogun だけのような気がします。

もしあなたが、英会話のネタに困っているなら、Shogun はオススメです。

ただし、残酷な表現が苦手な人にはオススメしません。日本の時代劇よりも、戦闘シーンの描写がリアルです。

特に戦国時代の場面設定のため、人が刀で切られたり、大砲で打たれて手足が吹き飛ぶなど、過激な描写も多いです。

少なくとも、子どもと一緒に家族みんなで見るようなドラマではありませんので、そこだけご注意ください。

ディズニープラスの動画配信サイトは、名前の割にこういう過激なドラマが多くて驚きます。

余談ですが、同じディズニープラスに入っている「ガンニバル」という日本のホラードラマが面白くて、僕はハマりました。

東京で刑事をやっていた主人公が、左遷されて田舎にある小さな村の駐在として赴任します。

その村では代々「人食いの儀式」が行われてるというウワサを聞き、主人公は真相を確かめるためにこっそり調査を開始する・・・という心理ホラーです。

過激な描写に頼らず、演技派の役者たちが演じる「村人の作り笑いの奥にチラ見えする怖い目線」や「主人公を村の習慣に従わせようとする圧力」で怖さを表現するタイプの、村ホラーです。

ガンニバルは、思いっきり日本の村社会の文化をベースにしているので、この怖さが西洋人に伝わるとは思えません。

やはり、世界的にインパクトがあるのは、分かりやすい描写の Shogun なのでしょう。

これから先、数十年たっても、Shogun ほど世界でヒットする日本人主演ドラマは現れない気がします。

もしここまで僕の話を聞いて、「見てみたいかも!」と思ったら、この時代の波に乗って、Shogun英会話を楽しみましょう!

(完)

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