From 師範代Shinya(新村真也)
※僕が英検1級にトライした時のストーリーの続きです。
(→前回のつづき)
僕は、通勤の行き帰りの電車内で、
①テキストを開いて、お題を確認する。
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②自分が意見を書きやすい方(賛成or反対)を10秒以内に決める。
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③1分以内に、3つの根拠を考える。
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④15分くらいで、頭の中に浮かんだことを英語でアウトプットしながら、ひたすら書きまくる。
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⑤残り2~3分で、全体を読み返しながら、スペルミスや文章のおかしなところがないか?をチェックする。
という5つのステップを実行するトレーニングをやりました。
電車に乗っている20分以内に終わらせるためには、かなりのマッハスピードでやるしかありません。
周りには目もくれず、ひたすら集中力を高めて書き続ける・・・という作業をしている僕は、おそらく周りの人たちから見たら、恐ろしい光景だったかもしれません(笑)
そもそも、最近は電車内でノートに手書きで書き物ををしている人は、学生以外では珍しいです。
僕はスーツを着た状態で、ひたすらそれをやっていました。
最高のテキスト
もちろん、書いた後に自分の作文が合格基準に達しているかどうか?を確認する必要があります。
僕が選んだこのテキストは、とても分かりやすくて良い本でした。
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このテキストの模範解答例は、過去問の参考例に比べて、とても分かりやすい文章で書かれています。(現在は中古本のみ手に入ります)
過去問で練習していたときには、「こんなに書けるやついるんかい!」と突っ込みたくなる程に崇高な文章で、あまり参考になりませんでした。
その結果、どうしても自己流になってしまい、答え合わせもしづらい、というより、ほとんどできていませんでした。
でも、このテキストを使い始めてからは、作文の回答例が「等身大」なので、モチベーションが上がりました。
この作文例と同じレベルで書ければ、少なくとも作文パートは合格点レベルになれる。
ということが分かっていて、しかもその内容が自分にも書けそうなレベルなら、ヤル気もわいてきます。
とはいえ、それでも例文と同じレベルで身につけることは難しく感じました。
最強のコンビネーショントレーニング
そこで僕は、英作文トレーニングと音読トレーニングを合体させる方法を思いつきました。
ちょうどその頃、それまで毎朝音読していた「速読速聴英単語Advanced 1000」の2周目が終了して、次に3周目に入るか?それとも違うテキストを音読するか?を迷っているときでした。
なので、このタイミングで新しい方法を試してみることにしました。
英作文トレーニングで答え合わせが終わった例文(テキストの模範解答)を、音読トレーニングで仕上げることにしたのです。
これまでの経験から、音読トレーニングで刷り込んだ英文は、その中にあるリズムや文章の流れまで自分の中に深く落とし込めることが分かっていました。
書くだけの練習だと、1回で終わります。
何度も同じ文章を書く練習をするのは、正直キツいです。
でも、同じ文章を何度も音読するのは慣れています。途中で飽きることもありません。
CDがなくても大丈夫!
唯一の問題は、このテキストは英作文専用なので、「ネイティブの読み上げCDが付いてない」ということでした。
でも、この時点で僕の中には、膨大な量の発音ストックが蓄積されていました。
なので、特に模範読み上げCDがなくても、
どこを強く読めば良いか?
どこをつなげて読みあげるのが自然か?
が、すべて感覚で分かるようになっていました。
なので、CDがないことは、僕の中でマイナス要因にはなりませんでした。
#繰り返しの効果
何度も繰り返し音読することで、「合格点レベルの英文」のリズムと流れが、僕の中に入ってくるようになりました。
朝の30分で作文模範解答音読
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行きの電車内で20分自力作文
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夜の30分で答え合わせ&音読
というサイクルを繰り返すうちに、みるみる僕の中に「英検1級英作文の独特のリズム」が入ってくるのを感じました。
同じ事ばかりやっているように見えますが、同じ例文を「音読トレーニング」と「作文トレーニング」というまったく違う方法でやっているので、飽きずに続けることができました。
・・・つづく。
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