from 師範代Shinya
(→前回の続き)
英語力が上がるにつれて、ネイティブと話せる内容が増えていくことで、僕は日本にいながらカルチャーショックを受け続ける経験をしました。
自分がこれまで常識だと思っていた価値観が、ブルンブルン揺さぶられる感覚になったのです。
当時は20代後半という年齢的な要素も関係していたと思います。
アラサーになると、それまでの生き方を見直したくなるタイミングでもあり、転職する人が増える年代です。
僕は正直、当時の仕事であるジーンズショップの店長以外の道が何も思い浮かばない状態でした。
それでも、外国人との英会話している中で、
「そんな世界が実在するのか!」
「そんな価値観で生きている人達がいるのか!」
という驚きと、
「見てみたい!体験してみたい!」
という強い欲求が生まれていきました。
とはいえ、当時はまだ「外国に移住する」というところまでは考えが及びませんでした。ただ、
「一度でいいから、海外に行ってみたい!」
と思ったのです。
会社に海外経験者がたった1人の事実
そこで僕は、海外旅行に行ったことがある同僚や先輩、上司がいるかどうか、聞いてみることにしました。
自分が英会話をやっていることは内緒にしていたので、あくまで好奇心で聞くようなそぶりを見せながら、店長会議の時や応援出張の時に話題を振ってみたのです。
その結果、1人だけしか海外に行ったことがないことが判明しました。
しかもその1人は、今のジーンズショップの店長の仕事に就く前に、一度だけ海外旅行したそうです。
つまり、この仕事になってからはゼロ。
同僚の中でこの仕事をしながら海外に行った人はゼロだったのです。
僕の中でけっこう衝撃的でした。
確かに、環境的には連休が取れない仕事でした。
年中無休のお店で、しかも正社員は店長一人だけ。
店長が休みの日には、アルバイトやパートのスタッフだけで運営しています。
唯一の責任者は店長だけなので、店長たちは自分が休みの日でも、スタッフからの携帯電話の着信があったら、すぐに取れるようにしておかなければなりません。
そのため、
「店長は常に何かあったらお店に駆けつけられるように、休みの日でも遠出しないように。」
というルールさえありました。(そこまで厳しいルールは、僕のエリアだけだったのかもしれませんが)
これでは、とても海外になんて行けません。
僕は、この聞き込み調査の結果、
「もし海外旅行に行くなら、仕事を辞める覚悟を決めなければならない」
という結論に達しました。
でも、さすがに「海外旅行に行きたいから仕事辞めます」とは言いづらいです。
それに実はもう1つ、僕にとっては仕事を辞めるわけにはいかない理由がありました。
外国人の友人が紹介してくれた彼女
僕は当時、ついに彼女ができたのです。
といっても、できたてホヤホヤだったわけではなく、まだカルチャーショックを受ける1年ぐらい前の話です。
出会いは英会話スクール・・・
ではありませんでした。
街で僕に声をかけてきたニュージーランド人男性のA君が、僕に日本人女性の友達を紹介してくれたのがきっかけです。
当時の僕は、まだ英語で深い話ができるわけでもありませんでした。
でもA君は日本語も勉強中で、お互いに未熟な英語と日本語を交えながら、仲良くなったのです。
僕の行きつけの外国人バーに、A君が友人の女性を連れてきて、僕に紹介してくれました。
A君という共通の友人がいるということで、僕は最初から彼女に信頼してもらえたので、付き合いに発展しやすい環境でした。
僕はそれまで、「友人の紹介で恋人ができる」という経験をしたことがなかったので、とても新鮮でした。
そして、その彼女とは当時、結婚する話まで出ていたのです。
結婚の話題が出ると、男性はたいてい「もっと稼がねば!」という方向に意識が向きます。
そのため、転職などのリスクを取る行動がしづらくなります。僕も例外ではありませんでした。
当時の僕にとっては、仕事を辞めることはかなりのリスクだったのです。
大きなリスク
そんな時期に、カルチャーショックで揺さぶり続けられた僕の心は、「今のままで人生が進むこと」を激しく拒否してきました。
そして、ついに仕事を辞める決意をしたのです。
まさか、自分がそんな行動を取ることになるとは、英語が話せなかった頃にはまったく想像もできませんでした。
英語は、ただの趣味で始めたはずだったのに・・・こんな心境になって、こんな行動を取ってしまうなんて・・・なんてこった!
僕は自分の変化に驚きながらも、同時にワクワクしてもいました。
・・・つづく。
P.S.
ここまで読んでくださったあなたは、
「英語って、ただ話せるようになるだけじゃないんだな」
と、なんとなく感じているかもしれません。
僕自身もそうでした。
最初は、ただ英語が話せたらいいな、くらいの気持ちだったのに、
気づけば、
・知らなかった価値観に触れたり
・今までの常識が揺さぶられたり
・人生の選択まで変わってしまう
そんな経験をするようになっていました。
ただ、ここで1つだけ大事なことがあります。
それは、
「英語は、ただ知識として学んでも、この変化は起きない」
ということです。
ネイティブがどう世界を見ているのか。
その「見え方」が分かって初めて、
英語は「使えるもの」になり、
会話の深さが変わっていきます。
もしあなたが、
・英語を勉強しているのに、いまいち使えている実感がない
・ネイティブと話しても、どこか浅い会話で終わってしまう
・「分かる」と「話せる」の間に壁を感じている
そんな状態であれば、
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2時間以上かけて、かなり丁寧に作り込んだ内容です。
これまでバラバラだった文法や表現が、
「こういうことだったのか」とつながる感覚を、きっと体験していただけると思います。
英語の見え方が変わると、
その先にある世界の見え方も、少しずつ変わっていきます。
その最初のきっかけとして、使っていただけたら嬉しいです。
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