From 師範代Shinya(新村真也)
(→前回のつづき)
僕が最近「12年ぶりのリベンジ」として買った音読トレーニング用テキストのお話の続きです。
僕は最近、CNNの「セレブインタビューズ」という本を買って練習し始めました。
この本は、英語学習者にとって最も難易度の高い「ネイティブ向けの早口&いい加減アドリブ」の会話がたっぷり収録されています。
この本を音読トレーニングで仕上げることで、一段上の領域に行けるかもしれません。
僕は今の自分の英語力が「ネイティブレベル」だとはまったく思っていません。
これはおそらく、多くの英検1級ホルダー&TOEIC900点ホルダーが感じていることでしょう。
そして、多くの上級者にとって、「ここから上に行くには、どうしたらいいんだろう?」というのが悩みのような気がします。
というのも、このレベルになると、海外旅行やネイティブとの1対1の会話では特に困ることはないからです。
特に必要に迫られてこれより上のレベルを目指す必要はない。
けど、ネイティブや帰国子女の人たちとの間には、明らかな開きを感じる。
その差を埋めるにはどうしたらいいか?
その解決策のひとつが、この「セレブインタビューズ」かもしれません。
僕はそれを試してみることにしました。
音読トレーニングの3ステップ
音読トレーニングのやり方は、大きく分けて3種類あります。
①テキストを見ながら声出し(オーバーラッピング)
②テキストを見ないで声出し(シャドーイング)
③テキストを見ながら声出し(素読み)
の3つです。
ただ、僕の場合はこの台本を見ても知らない英単語はほとんどないので、①のオーバーラッピングは外して、②のシャドーイングと③の音読(素読み)を交互に繰り返すようにしました。
とはいえ、②のシャドーイングはあまりにも速すぎてついていけないので、最初はCDの再生速度を50%
まで落として、なおかつテキストを見ながらタイミングを合わせて声出しします。
テキスト無しのシャドーイングができるようになってくるのは、トータルの声出し回数が20回を越えたあたりからです。(台本の難易度にもよりますが)
そして、トータル音読回数が30回になる頃には、ほぼ同じタイミングでスムーズに言えるようになってきます。
1日6回×5日間=30回
という感じです。
30回というのは、音読トレーニングで効果を得られるミニマム回数と言われています。
僕の場合は、TOEIC900点を超えたあたりから、初見の英文でも30回音読すればほぼ身体に刷り込まれて、長期記憶としてストックされるようになりました。
何度もつっかえる場所は気にせず先へ進む
もちろん、中には30回ではスムーズに言えない部分もあったりします。
同じ場所で何度もつっかえたり、自分の英文読み上げスピードが、どうしてもCDのネイティブスピードに追いつけないことがあります。
その場合は、試しにもう5~10回ぐらいは多めに音読します。
でも、そこまでやってもダメだったら、あまり気にせずに、サッと切り上げて次へ移るようにしています。
同じ場所で何度もつっかえているよりも、気にせず先へ進んで新しい内容をやり始めた方が、モチベーションが保てます。
それに、先へ進むことで自分のレベルが上がります。(今回の僕の場合は、発音スピードのレベルです)
自分のレベルが上がれば、また戻ってきた時に、以前つかっえていた場所が自然に言えるようになっている
・・・という経験を、今まで何度かしてきました。
使いやすい台本
台本は2~3分の内容を、30秒ぐらいの長さでいくつかのセクションに分けられているので、音読トレーニングがとてもやりやすいです。
まさに、「かゆいところに手が届く」教材です。さすが朝日出版社のシリーズです!
・・・つづく。
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