【同業者はライバル?!】

 From  師範代Shinya(新村真也)
 
僕がジーンズショップの全国チェーンの店長だった頃、上司からの命令でよくやらされたことがありました。
 
 
それが、「競合店調査」です。
 
 
同じエリアにあるジーンズショップにお客さんのフリをして行って、店内に置いてある商品の種類や価格、お客さんの入り具合などをメモして、それを報告する、という流れです。
 
 
同じようなことを、おそらく他の会社のジーンズショップの店長たちもやっていたと思います。
 
 
僕は、この「競合店調査」がどうも好きになれませんでした。
 
 
なんか、スパイみたいな感じでコソコソやるのが、自分の性格に合わないと感じていました。
 
 
そんな遠回りなことをやるより、そのジーンズショップの店長と仲良くなって、ざっくばらんに情報交換し合えば良いのに・・・と思っていました。
 
 
なので僕はよく休みの日に、直接競合ではない「マルイ」に行って、そこのショップの店長たちと仲良くなり、ぶっちゃけトークをしていました。
 
 
マルイはアパレル業界では僕らジーンズショップよりもだいぶ先を走っているので、今後のトレンドを知るのに役立ちました。
 
 
そして何より、「アパレル業界あるあるトーク」をするのが楽しくて仕方ありませんでした。
 
 
 

英会話業界も同じ

 
英会話スクールに転職した後も、スクールのマネージャー達がジーンズショップの店長と同じようなことをやっていました。
 
 
他の会社の英会話スクールに、入会希望者のフリをして体験レッスンを受けたりして、その内容を記録していました。
 
 
それは、僕の勤める会社だけではなく、他の大手のチェーンはどこもやっているようでした。
 
 
なので、「今日の体験レッスン希望者は、もしかして○○英会話スクールのスパイかもしれない!」みたいにザワついていることがあったりしました。
 
 
僕はそれを見て、密かに、
 
 
「身分を隠さず、ふつうに『同業者なんですけど体験レッスンを受けたいです!いいですか?』って言えば、受けさせてもらえるんじゃない?」
 
 
と思っていました。また、
 
 
「コソコソと情報を盗み合って、どんな利益があるんだろう?」
 
 
と思いました。
 
 
 

同業者は敵なのか?

 
僕は、どうしても同業者が敵とは思えませんでした。
 
 
外国人の集まるバーに行くと、他の会社の英会話スクールで出会った先生や、スクールマネージャー達と仲良くなることが多く、外に知り合いがどんどん増えていきました。
 
 
英会話業界の「あるあるトーク」で盛り上がっていると、その人たちが「競い合う敵(ライバル)」だとはどうしても思えませんでした。
 
 
 

同じ志を持つ者

 
同業者の英語の先生は、同じ志を持っている人たちばかりです。
 
 
その志は、
 
 
「日本にもっと英語をしゃべれる人を増やしたい!」
 
 
「英語がしゃべれるようになることで、人生の幅が広がる人を増やしたい!」
 
 
というものです。
 
 
英会話スクール業界で働く人は、熱量の差こそあれ、みんな共通の、この「志」があるからこそ、この業界で働くことを選んでいるんだと感じました。
 
 
そんな人たちも、いざ会社へ行くと、「ライバル校調査」の名のもとに、スパイ的な活動をさせられていると思うと、なんだか悲しくなりました。
 
 
 

同志

 
でも、僕は今、独立して自分でスクールを運営できる立場になりました。
 
 
実は、僕の「ハイブリッド型英語トレーニング体験セミナー」には、同業者の先生たちがよく来てくれます。
 
元から友達だった人もいれば、まったくの初対面だけれど、僕のブログを参考にしてくれている英語の先生も来てくれます。
 
 
僕はこれを、嬉しく思います。
 
 
自分と同じ志を持つ「同志」が、僕のセミナーで学びに来てくれるのです!
 
 
こんなに嬉しいことはありません!
 
 
英語の先生だって、英語学習者の一人です。
 
 
自分の英語力を上げようと頑張っている点で、生徒さん達と何も変わりません。
 
 
むしろ、自分自身の英語力アップに興味を失った先生は、その時点で生徒さんの心に寄り添うことが難しくなるような気がしています。
 
 
僕のセミナーに同志が来てくれて、お互いに切磋琢磨し合えば、日本に英語を話せる人を一人でも増やせる確率が少しアップすることになるかもしれません。
 
 
英語の先生は、独立した後は個人でやっている人が多い印象です。僕もそうです。
 
 
でも、もし個人で塾やスクールをやっている英語の先生たちのコミュニティーを作れたら、楽しいことが起こる気がしています。
 
 
会社のようなタテ型ピラミッドではなく、自分たちの意思でつながる横型のネットワークを作れたら、きっと色んな情報交換ができて、お互いのスキルアップにつながる気がしています。
 
 
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