
from 師範代Shinya
(→前回の続き)
次のアイテムは、スマホアプリです。
以前からご紹介している瞬間英作文トレーニング用アプリの「スピフル」の機能が、今年はまた進化しました。
スピフルは、「AI×瞬間英作文トレーニング」というコンセプトで、人気のアプリです。
AIの進化と共に、スピフルも進化していく特徴があります。
さらに大きな特徴として、スピフルはビジネス英会話に強い瞬間英作文トレーニングアプリです。
日常英会話モードもありますが、ビジネス英会話モードにかなり力を入れている印象があります。
実際のビジネスの現場で使えるリアルな例文が満載なので、瞬間英作文トレーニングにありがちな、
「文型は覚えられたけど、ビジネス英単語を覚えないとすぐに現場で使えない」
という現象を回避できます。
その分、英単語を覚える負荷が上がりますが、お仕事で英語を使う方はどっちみちビジネス英単語の学習もしなければなりません。
また、毎日仕事で英語を必要としている人は、
「すでに現場で使っている英単語は知っている、後は語順が崩れて通じない現象を防ぎたい」
と考えている人も多いです。
その点で、ビジネス英単語を使った瞬間英作文トレーニングで一石二鳥の方が良い、と考える人も多いでしょう。
スピフルは、そのニーズにバッチリはまります。
自分の英作文と正解例のニュアンスの違いを教えてくれるようになった
今回のスピフルの大幅進化ポイントは、自分の作った英文と、正解例の英文のニュアンスの違いを教えてくれるようになったことです。
これまでも、正解 or 不正解を教えてくれる機能はありました。
また、語順が多少変わったり、使うボキャが変わっても、文章として通じる(日本語訳の意図を反映している)のであれば、正解として扱われるようになっていました。
ただ、正解と言われてもやはり自分の作文と例文が少し違った時に、「ニュアンスに差が出るのだろうか?」と気になる人は多いでしょう。
特に、ビジネスの現場で英語を使う人にとっては、言い回しの違いで相手の反応に変化が出る可能性もあります。
たとえば、next week などの時期を表す言葉は、最初に言うことも最後に言うこともできますが、順番によってニュアンスは変わります。
それがこの文脈でどう影響するのか?などをAIが説明してくれるのです。
このアップデートは、ありがたいと思う人も多いでしょう。
そして最後は、新しい動画セミナーの「MOSH」です。
これは僕の中で最も画期的なサービスで、自分がずっとやりたかったことを実現してくれました。
新しい動画セミナー「MOSH」
最後は、今年僕が使い始めた「MOSH」という動画セミナー用のプラットフォームです。
これまで僕は、自分の動画セミナーに「Vimeo」という動画配信システムを使っています。
Vimeoは、YouTubeに次ぐ世界で有名なプラットフォームです。
この2つには大きな違いがあります。
①YouTubeは動画に広告が入ったり、おすすめ動画が表示されることで、視聴者が常にYouTube上にとどまり続けるような仕組みになっています。つまり、動画の途中で視聴者がスキップしても、YouTube上の次の動画を見てもらえれば良いわけです。
そのために、YouTubeには検索機能が充実していて、キーワード検索で色んな調べ物をすることができます。
何か知りたいことがあったら、Googleと同じように知りたい内容を打ち込んでヒットする動画を見れば、欲しい情報が得られるのです。
②一方で、Vimeoには広告が入りません。また、1つの動画を見ている最中に、次のおすすめ動画が表示されることもありません。つまり、視聴者が1本の動画を最後まで見終わるまでは、余計な気を散らすものは一切ない仕組みになっているのです。
そのため、英語を学ぶ動画セミナーを見る時には、集中力が増すというメリットがあります。
ただし、検索機能はYouTubeほど強くありません。キーワードを打ち込んでも、ヒットする動画の数は少ないです。
Vimeoはどちらかというと、決められた順番で1本ずつ集中してセミナーを受けていくスタイルに向いています。
僕の英語セミナーも「手順と集中」を重視しているので、Vimeoと相性が良いのです。
YouTubeとVimeoのいいとこ取り
今年僕が使い始めたMOSHは、YouTubeとVimeoのいいとこ取りのようなプラットフォームです。
・動画に広告やおすすめ動画などの、気を散らす要素は一切ありません。(Vimeoからのいいとこ取り)
・検索機能が充実していて、自分が探したい情報を素早く見つけることができます。(YouTubeからのいいとこ取り)
さらに、検索機能を強化するために、
・動画の中で話されている内容を、AIが分かりやすく要約した文章を、動画の下に埋め込んであります。
・動画の内容のもくじを、AIが自動生成して動画の下に表示させてあります。
視聴者にとって使いやすいのはもちろんですが、動画の内容を文字化することで、動画の内容が検索機能で認識されるのです。
たとえば、キーワード検索で「have」という文字を打ち込むと、
・have というキーワードを含む動画のタイトル
・タイトルは違っていても、動画の中で僕が have と言っているもの。
この両方が検索結果として表示される仕組みです。
しかもそれが、動画のタイトルなのか?動画の中で言っているだけなのか?が一目で分かるようになっています。
さらに、僕の動画コース内で検索した場合は、そのコースの中だけでの検索結果が表示されます。
これにより、気を散らす要素がなくなるのです。
この仕組みは、順番に見る必要のないセミナーや、1本の動画の長さが短めのものがたくさん集まっているセミナーを受けるのに最適です。
そこで僕は、このMOSHの性能をフルに活かした動画コースを作りました。
・・・つづく。
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From 師範代Shinya(新村真也)
(やり直し英語達成道場 師範代)
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