from 師範代Shinya
(→前回のつづき)
前回の記事では、「英語学習は実験の繰り返し」ということをお伝えしました。
①自分にとってうまくいかない方法を見つけながら、絞り込んでいく。
②うまくいっている人から、方法を教えてもらって試す。
この2つを繰り返すことで、成功に近づくスピードを上げることができます。
万人にまったく同じ効果がある、たった1つのメソッドというのは存在しません。
もちろん、ある程度の方向性はあります。
たとえば、「英語を話せるようになりたい!」と思っているのに、声出し練習をまったくやらなかったら、当然話せるようにはなりません。
身体を動かさずにスポーツを上達させることがでないのと同じ理屈です。
英語の声出し練習の2大ジャンルは、音読と瞬間英作文トレーニングです。
でも、それ以外の細かい部分(どんなテキストを使うか?1日何分ぐらい時間を取るか?1冊を何周回すか?何冊ぐらいやるか?)は、自分の中で試行錯誤していく作業が必要になります。
特に英会話レッスン(対人試合練習)に関しては、人によって個人差が出やすいジャンルです。
・英会話レッスンの1回の長さ
・英会話レッスンを受ける頻度
・英会話レッスンを導入するタイミング
・英会話の先生のタイプ(国籍、年齢、得意分野、性格的な相性など)
・レッスン内容の方向性(日常会話、ニュース英語のディスカッション、ビジネス英語など。また、テキストを使ったレッスン or テキストなしのフリートークか?など)
これらの項目は、個別にカスタマイズする必要があります。
個別カスタマイズ=マンツーマンレッスンではない
個別にカスタマイズと聞くと、「マンツーマンレッスンの方がいいのかな?」と思われがちですが、そうとも限りません。
仲間と一緒にやることでモチベーションが上がる性格タイプの人の場合は、グループレッスンの方が良いでしょう。
「みんな個別レッスンが良いと言うけれど、自分は仲間がいた方がやる気が出るタイプだから、あえてグループレッスンを選ぼう!」
と積極的に選択したなら、それはしっかり個別にカスタマイズした戦略が立てられている証拠です。
僕自身も、やり直し英語を始めた最初は、英会話スクールで生徒数が12人のグループレッスンを受けていました。
僕が英会話スクールに通い始めた最初の頃は「女性との出会い目的」だったので、グループレッスンとの相性が良かったのです。
クラスメイトの女性達の前で良いところを見せられない悔しさから、外国人バーに通い始めて経験値を増やすようになりました。
試行錯誤の期間
最初の1年間は、ひたすら英会話ばかりしていました。
バーには週3回通い、1回2時間ぐらい粘って、できるだけ英会話のチャンスを増やしていました。
でも、当初の僕は文法や英単語帳、音読などはまったくやっていませんでした。
当然、英語力の伸びはほとんど感じませんでした。
その後、音読と瞬間英作文トレーニング、そしてイメージ英文法の存在を知りました。
その時は、「今までの1年間、俺は何をやっていたんだ!とんだ遠回りだった!」と感じました。
でも今振り返ると、この最初の1年間は「英会話の実戦を繰り返すだけでは伸びない」ということを自分が納得するまでに必要な期間だったと思います。
週4~5回の頻度で1年間、英会話練習の時間を取り続けることで、
「これだけやっても伸びないなら、やり方が違うはずだ」
と、心の底から納得できたのです。
そして、それまで避けていた英文法の勉強を始める気になりました。
実験の繰り返し
自分自身で色々と試しながら、今の自分に最も効果のある方法を見つけていく作業が、英語学習の道です。
たとえ「今の自分に最も効果がある方法」を見つけても、英語力が上がったり、興味の対象が変わるにつれて、同じ方法では効果が薄くなることもあります。
僕は実験作業を、今でも続けています。
今でも毎朝英文を音読していますが、素材はその時の興味や身に付けたい英語の種類に合わせて、コロコロ変えています。
成功率を上げる2つの道
英語学習は、常に実験の繰り返しです。
成功率を上げるには、次の2つの道しかありません。
①自分にとってうまくいかない方法を見つけながら、絞り込んでいく。
②うまくいっている人から、方法を教えてもらって試す。
この2つを繰り返すことで、成功に近づくスピードを上げることができます。
中でも②のパターンは、成功率を大きく上げることができます。
同じ日本人でうまくいっている人がいるなら、その人のやり方を一定期間試してみるのが効率的です。
次回の記事では、僕のコース受講生の中で、「英会話レッスンを上手に活用して英語力をグングン上げている方」のやり方を詳しくご紹介します。
・・・つづく。
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