from 師範代Shinya
(→前回の続き)
※8つの性格タイプの違いを元にした、「英語学習の得意&不得意」の続きです。
前回までの記事では、各性格タイプ別の「英語学習の得意&不得意」をお伝えしました。
ウェルスダイナミクスの考え方は、「得意なことに集中して、効率よく力を伸ばそう」ということです。
でも一方で、「不得意なジャンルを伸ばさないと、英語力はバランス良く身に付かないのでは?」という声も聞こえてきそうです。
確かに、多くの英語学習者が最終的に目指す場所は、
「英会話がスラスラできて、さらにその力を社会に証明するためにTOEICや英検などの資格試験でも高い点数を取ること」
だと思います。
でも、これまでの記事で見ていただいた通り、
・英会話が得意な性格タイプは、外向型のブレイズ系
・資格試験の勉強が得意な性格タイプは、内向型のスチール系
になっています。
得意なことにフォーカスし続けていたら、不得意を伸ばすことができません。
いったい、どうしたらいいのでしょうか?
答えは、「先に得意ジャンルをとことん伸ばした後に、不得意ジャンルに手を出す」ことです。
先にラクなルートで山を登る
ウェルスダイナミクスは、よく山登りに例えられます。
1つの山を登るためのルートが8つあります。
その8つのうち、「自分にとって登りやすいルート」が、自分の性格タイプに合った道です。
まずは、自分の登りやすい道である程度の高さまで登っておけば、他のルートに降りていくことは割とラクにできます。
たとえば分かりやすい有名人の例で言えば、野球のイチロー選手です。
イチロー選手の性格タイプは、典型的なアキュムレーター(五感型&内向型の中間)です。
メジャーリーグで活躍中にも、毎朝誰よりも早く練習場に来て、コツコツと素振りなどの基本練習を繰り返すイチロー選手の姿が、テレビに映し出されていました。
派手なイメージの強いアメリカのメジャーリーグで、イチロー選手は自分の得意ジャンルにフォーカスして、驚異の結果を出してスターになったのです。
野球の世界で有名になったことで、イチロー選手はテレビCMやドラマなどにも出演するようになりました。
テレビCMなどは、何百万、何千万人もの人たちの注目を浴びる仕事です。
人々の注目を浴びる仕事は、スターの性格タイプ(直感型&外向型の中間)の人の得意ジャンルです。
アキュムレーターとは対極にあります。
でも、イチロー選手は先に自分の得意ジャンルで結果を出したことで、本来は苦手ジャンルであるテレビCMのような注目を浴びる仕事でも、大きなお金を稼げるようになったのです。
このように、自分の得意ジャンルを活かして一度高みに登ってしまえば、後から別のジャンルで結果を出すことはカンタンにできます。
でも、もしイチロー選手が最初からすべての方面でバランス良くやろうとしていたら、きっと成功するのは難しかったでしょう。
日本国内でちょっと有名になった時点で、コツコツ朝練をサボってまで、テレビCMの仕事をこなしていたら、その後メジャーリーグでの活躍はなかったかもしれません。
大事なのは、タイミングです。
最初は得意ジャンルに集中することが大事です。
ある程度の結果が出た後で、苦手ジャンルに手を出せばいいのです。
今は分かりやすくするためにイチロー選手を例に出しましたが、実際にはそんなにスゴい成績を残す必要はありません。
次回の記事では、僕の英語学習のケースを例に、
①得意ジャンルに集中
↓↓↓
②得意ジャンルで高い位置に登る
↓↓↓
③不得意ジャンルにも手を出す
という流れの具体例をお伝えします。
・・・つづく。
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From 師範代Shinya(新村真也)
(やり直し英語達成道場 師範代)
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診断テストやってみました。
結果は[テンポ]でした。当たっているな。と思いました。独学中、勉強の仕方を試行錯誤しても、上手くいかなかったのですが、Shinyaさんの講座に惹きつけられてからは、迷う事なく、安心して、勉強を進められるのは、マニュアル通りにやる事が心地よい性格にも今の勉強方法が合っているのかな?と。自己分析しました。
Setsukoさんはテンポでしたか!
何となくそんな予感がしていました。
テンポの人は、迷いがなくなると一気に力を発揮して結果を出すことがあります。
今のSetsukoさんは、英検でも結果を出して、力を発揮し始めましたね!