from 師範代Shinya
(→前回の続き)
カナダの留学先で僕が通った語学学校のビジネスクラスには、アジア人は僕以外いませんでした。
クラスメイトは、ラテン系とヨーロッパ系、中東の人達がメインでした。
スペイン、ブラジル、ドイツ、スイス、イタリア、トルコ、メキシコ、インドなどです。
母国語のルーツが英語と同じ「ラテン語」から派生した言語の国の人が多いため、正直、みんな僕よりずっと英語が流ちょうに見えました。
最初は「なんで自分はこんなハイレベルなクラスに入ってしまったんだ?」と疑問に感じました。
理由はおそらく、入学前の面接試験の時の英語インタビューです。
インタビュー中にイメージ英文法を駆使して話したことが、ネイティブの面接官に高く評価された結果だと思われます。
このクラスになったことで、最初はかなり苦戦しましたが、今振り返ると、とても大きな学びが多くありました。
世界共通語としての英語
僕がこのクラスに入って一番強く感じたのは、
「英語は世界共通語」
という事実です。
当たり前かもしれませんが、頭で分かっているのと、実際に世界中の人達と話す体験をするのとは、大違いです。
英語の持つ「世界共通語パワー」を強烈に意識できたのは、自分が日本を飛び出して留学したメリットの1つでした。
英語が話せると、本当に世界中の人達とコミュニケーションが取れるんだ!
という実感は、僕の英語学習モチベーションを大きく上げてくれました。
皆けっこういい加減な英語を話す
もう1つ、僕がこのクラスで感じたことは、「どの国の人達も、みんなけっこういい加減な英語を話す」ということです。
語順を間違ったり、ボキャブラリーも発音も、実はけっこう適当です。
ただ、スピードがめちゃくちゃ早い。
僕は最初の頃は、彼らの早口英語と自信に満ちた態度に、圧倒されていました。
でも、だんだん色んな国の訛り発音に耳が慣れてきて聞き取れるようになってきたら、彼らの英語の未熟さが見えてきたのです。
この発見は、僕の中で英語を話すハードルを大きく下げてくれました。
そこで僕は、彼らと同じペースでスピーディーに話すことを最優先して、ミスを気にせずガンガン行くようにしてみました。
すると、1ヶ月程度でスピードが一気に追いつきました。
日本でネイティブを相手に英語を話しているだけでは、思い切ってスピードだけに振るマインドは身につかなかったでしょう。
相手も不完全な英語を話すと分かっているからこその、良い意味でのいい加減さだと思います。
この「思い切りマインド」が手に入ったことも、僕にとっては留学するメリットの1つだと実感しました。
イメージ英文法は、ノンネイティブと話す時にも役立つ
僕がカナダで留学中に気づいた大きな発見は、「イメージ英文法が、ノンネイティブと話す時にも役立つ」ということです。
彼らの文法ミスは、日本人のやりがちなミスとはまた違う、独特なニュアンスがありました。
細かい具体例までは思い出せないのですが、とにかく分かりづらいことがありました。
そんな分かりづらい英語を聞く時にも、細かい言い回しではなくイメージに意識を向けると、不思議と彼らの言いたいことが分かるようになったのです。
おそらく、西洋という点では、英語圏の人達とヨーロッパやラテン系の人達は、根っこの部分で近い文化を持ってるのでしょう。
また、僕自身もイメージ英文法ベースで話しているため、多少の文法ミスをしても、ちゃんと彼らに通じているようでした。
イメージ英文法は、ノンネイティブの人達と話すのにも、めちゃくちゃ使えることを実感したのです。
その後、僕は次の実験に移りました。
それは、「イメージ英文法は、ビジネスの現場でも通用するのか?」という実験です。
・・・つづく。
P.S.
今回の記事でお話しした「イメージで英語を捉える感覚」。
これは、特別な才能ではなく、順番と見方を変えるだけで誰でも身につけることができます。
僕自身も、最初からできたわけではありません。
むしろ、ルールを覚えても話せない状態が長く続いていました。
ただ、「ネイティブがどう見ているか」という視点を知ってから、英語の理解と会話のしやすさが一気に変わりました。
・なぜ Please をつけたのに感じが悪くなるのか
・なぜ命令形が失礼とは限らないのか
・なぜ a と the を言い忘れると相手が混乱するのか
・なぜ will は「未来」ではなく「気持ち」なのか
こういった内容を、ネイティブの視点から体系的にまとめた無料セミナーを用意しています。
2時間以上の内容ですが、ただ知識を増やすためではなく、「英語の見え方が変わる」ことにフォーカスしています。
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英語は「正しく作るもの」から「自然に出てくるもの」に変わります。
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