【イメージ英文法はビジネスの現場でも通用するのか?】

from 師範代Shinya

(→前回の続き)

僕にとって、カナダ留学の大きな目的の1つは、
 

「日本で鍛えた自分の英語が、本場で通用するのか?」

を確かめることでした。

そのために、僕はビジネス留学プランを選びました。

自分がお客さんとしてお店で買い物をしたり、バスに乗ったり、生徒として授業を受けるのは、あくまで「サービスを受ける側」としての体験です。

でも、現地で仕事をすることは、「自分からサービスを与えにいく行為」です。

もしここで自分の英語力が通用するのであれば、僕は海外でも暮らしていけることの証明になります。

楽しかった2ヶ月間の留学生活を終え、最後にもう1ヶ月の滞在で、いよいよビジネス体験をすることになりました。

学校では、2週間前ぐらいから就職に向けての準備が始まりました。

まずは、授業で英語の履歴書やカバーレター(自己アピールの手紙)の書き方を教わりました。

自分のキャリアに当てはめて書いてみたものを、先生に添削してもらいます。

次にその履歴書を元に、模擬面接試験を受ける練習を何度か積みました。

先生が面接官を演じながら、履歴書を元にあれこれ質問してきます。

面接の後に、先生からのフィードバックがあります。

このプログラムは、かなり実践的でした。

押しが弱い日本人

僕が面接練習で先生から何度か指摘されたのが、

「もっと強く自己アピールしなさい」

ということでした。

日本文化はどうしても謙虚さを重視するので、あまり「自分はこれができます!これもできます!こんなキャリアがあるんです!」みたいにガンガンアピールするのに抵抗があります。

でも、西洋ではしっかりアピールする方が、面接官への印象が良くなると教わりました。

また、こちらからも面接官に対して、労働環境などを質問した方が、積極性が認められて良い、とうことでした。

この文化的なカベは、乗り越えるのに苦労しました。

日本の企業文化の中で「出る杭は打たれる」を13年も経験してきた僕にとって、自己アピールは英語力というより心理的にハードルが高く感じました。

「これもイメージ英文法の一部だ!文化の違いを乗り越えるぞ!」

と自分に言い聞かせながら、できるだけ直接的でポジティブな言い回しを練習しました。

やってみて気付いたことは、日本語でアピールするよりも、英語でアピールする方が、やりやすいということです。

やはり、言葉自体に文化が埋め込まれていることを実感しました。

実際の面接はけっこうシビア

面接練習の期間を終えた僕たち留学生は、それぞれのタイミングで、自分たちが希望する企業に応募していきました。

僕はタイミング的に面接を受けるのが遅めだったので、僕より早く面接を受けたクラスメイト達の様子を見ることができました。

その結果は、僕の予想とは違っていました。

英語力に自信があるように見えたクラスメイトたちが、次々と落ちていくのを目撃したのです。

第二希望、第三希望と落としていって、やっと受かったところが、工事現場の作業員、というオチもありました。

「ほとんど英語使う機会ないじゃん!」と本人は落胆していましたが、先生としては何としてでもどこかで仕事をゲットしてもらわないと困るということで、説得していました。

僕はそんな様子を見ながら、

「短期のインターンとはいえ、けっこうシビアに見られるんだな・・・」

ということを実感しました。

まずは面接を突破することが、自分の英語がビジネスで通用するかどうかの第一関門になります。

いよいよ、僕の応募した企業の面接当日になりました。

僕は、緊張でガチガチになりながら会場のオフィスに向かいました。

僕は肉体労働ではなく、オフィスワークがしたかったので、最近できたばかりの私立大学のマーケティング部の職に応募していました。

できたばかりのピカピカの近代的なビルの中に入ると、受付に若いブロンド美女がいました。

ちょっとぶっきらぼうな感じの、すごい早口で、

「Hi, how may I help you?」

と、お決まりの接客フレーズを言ってきました。

いかにも映画のようなシーンに、僕はさらに緊張してしまいました。

インターンの面接で来たことを伝えると、マーケティング部長の部屋に通されました。

これまた映画で見たことがあるような、大きなガラス張りの個室で、ものすごい高級そうな机とイスがあり、そのイスに部長が座っていました。

マーケティング部長との面接

僕は、どんなコワモテの白人男性が出てくるのかと思って、身構えていました。

そしたら、まさかの小柄なアジア系女性でした。年齢は、30代前半ぐらいに見えます。

後で知ったのですが、部長は韓国からの移民で、韓国語と英語のバイリンガルでした。

部長は見た目の威圧感がなく、実際の対応もすごくフレンドリーで、自分から飲み物を取りに行って僕に出してくれたり、面接の前に笑顔で雑談したりして、僕がリラックスできるような雰囲気を作ってくれました。

しばらく世間話をした後に、面接に入りました。

これまでの日本でのキャリアを色々聞かれたので、僕は面接練習通りに、自己アピールをガッチリやりました。

緊張していたので、自分でも気づくほどの文法ミスや英単語のミスを、けっこうしてしまいました。

でも、イメージ英文法をベースに話したので、言いたいことは伝わり、向こうの英語もほぼ100%理解できました。

部長からは、「コミュニケーション力はしっかりあるね。」と言われて、嬉しくなりました。

キャリアでは、特に店長としての管理職の経験が評価されたようで、なんとその場であっさり採用になりました。

そして、すぐに翌週から来れるか聞かれて、OKですと答えたら、その流れで一緒に働く同僚たちの部屋を回って、部長が紹介してくれました。

さっきの受付のちょっとぶっきらぼうなブロンド美女にも紹介されて、僕はあっという間にこの会社の一員として迎えられた気分になりました。

面接は相当ハードルが高いことを覚悟していたのですが、まさかの第一希望に受かって、驚きました。

もちろん、職業によっては、その業界の専門用語などをたくさん知らないと、採用されないこともあると思います。

僕の応募した職は一般的なオフィスワークだったので、そんなに複雑な用語は必要とされないのでしょう。

TOEICに出てくるようなビジネス用語が一通り理解できれば十分なようです。

とりあえず、イメージ英文法は「事務職のビジネスの現場で採用される基準」という点では、通用したことを自分の中で証明できました。

これは僕にとって、大きな自信になりました。

後は、実際に働き始めてからどうか?とうことです。

・・・つづく。

P.S.

今回の面接で僕が一番実感したのは、

「完璧な英語」よりも「伝わる英語」の方が大事だということです。

実際、文法ミスはありました。

でも、

・何を言いたいのか

・どういう意図なのか

これが伝わっていたから、評価されたのだと思います。

この「伝わる感覚」を作るのが、イメージ英文法です。

もし、

・文法は知っているのに話せない

・正しく言おうとして止まってしまう

と感じているなら、一度このセミナーを体験してみてください。

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きっと、英語の見え方が変わります。

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From  師範代Shinya(新村真也)

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