from 師範代Shinya
先日、「結婚滅亡」というタイトルの本を読み終わりました。実は今回、2周目の読み終わりです。
「結婚滅亡」の本はこちら
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僕は気に入った本を2~3回読み返します。
すると、読む度に視点が変わるので、新しい気付きや学びがあるのです。
1回目は、「なぜ日本人で結婚する人の数が減っているのか?」その本当の理由が、目からウロコでした。さらに、日本と西洋文化の面白い違いを学びました。
2回目を読んだ時には、「人とつながる力」を身に付ける大切さを知りました。
さらに、英語でのコミュニケーション能力を身に付けることが、実は中高年期以降の人生を豊かにするのでは?と気付きました。
(本には英語学習に関しては具体的に書いてなかったのですが、僕はそう感じました)
これは、英語学習者の皆さんと共有する価値がある内容ではないか?と思ったので、このブログでも英語学習や英語圏の文化と関係ある部分を抽出して書きます。
(僕とサヤが運営しているもう1つのブログ「パートナーシップ研究所」の方では、別の視点でレビューを書いています)
怖いタイトルからは想像もつかない、温かいエンディング
この本「結婚滅亡」は、タイトルは怖いイメージがあります。
ホラーやサスペンス映画のタイトルにも「~滅亡」という言葉が付くことが多いです。
でも、そのタイトルとは裏腹に、最後はすごく温かい気持ちになる本です。
僕はこれまでに、何十冊も婚活本やパートナーシップの本を読んできました。
その中でも、今回の「結婚滅亡」は、かなり変わった視点で書かれた本です。
普通の婚活本は、「最近の若者は草食化している」といった原因究明型の視点や、「結婚するにはどうしたらいいか?」といった、ノウハウ系の内容が多いです。
つまり、ほとんどの本が「結婚する日本人の数を増やそう!」という視点で書かれているのです。
一方、今回読んだ「結婚滅亡」の本は、「結婚するしないに関わらず、幸せに生きる方法を探そう」という視点で書かれています。
もっと言えば、結婚というシステムが崩壊する前提で、そんな社会の中でもどうやったら孤独を感じずに、楽しく生きられるか?を提唱しているのです。
言い換えると、従来本は「結婚した方が幸せになれる」「結婚しておかないと、人生の後半で孤独になる」という前提で書かれているのに対して、この本は「結婚しなくても幸せになる方法はある」「結婚しているかどうかと、孤独を感じることは別物」という視点で書かれています。
結婚を否定するわけでもなく、かといって推奨するわけでもない。
すごく中立的な視点で書かれているのです。
この部分が、僕が最近感じている「西洋文化と日本文化の違い」に共通しています。
アメリカ人&イギリス人の若い人たちに共通すること
僕は毎日オンライン英会話レッスンを受けているので、外国の人たちと意見交換するのが日課になっています。
特に僕は普段の英語トレーニングで男女のパートナーシップに関する本を音読しているので、英会話の話題も恋愛や結婚になることが多いです。
僕はオンライン英会話の「ネイティブコース」を選択しているので、よくアメリカやイギリスの人たちと話します。
先生たちの年代は10代~70代まで、幅広いです。
僕は相手の年齢や性別に関係なく、恋愛や結婚の話題を振ります。
すると、みんな自分の価値観や考え方を話してくれます。
パートナーシップの話題は、世代や性別を問わず、とても食いつきの良いトピックです。
そんな中で、僕が最近気付いたことがあります。
それは、「世代による言葉の違い」です。
アメリカ人&イギリス人に共通して、以下の傾向があります。
年代による言葉の選び方の違い
60代以上=my wife(私の妻)、 my husband (私の夫)、my girlfriend (私の彼女)、my boyfriend(私の彼氏)をよく使う
40代~50代=my spouse (私の配偶者)、my girlfriend (私の彼女)、my boyfriend(私の彼氏)をよく使う。
10代~30代=my partner (私の相方)をよく使う。他の単語は使わない。
ということに気付いたのです。
(※ちなみに、60代以上で「彼女」や「彼氏」という言葉を使うのは、日本人には違和感があるかもしれませんが、欧米では年齢にかかわらず恋愛や結婚、再婚する人も多いので、普通なようです)
もちろん個人差はあるので、皆この法則に当てはまるわけではありません。
20代でも my wife と言う人もいるし、60代以上でも my partner と言う人もいます。
ただ、全体の傾向として、僕は年代ごとに使う言葉の違いを感じています。
これまで僕は、2年半で761コマの英会話レッスン受けてきました。
その中で、7~8割ぐらいの先生たちとパートナーシップについて話してきました。
その実体験の中での「言葉の選び方のデータ」です。
ここから見えることは、
「西洋文化では、すでに結婚システムが崩壊しているのでは?」
ということです。
・・・つづく。
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From 師範代Shinya(新村真也)
(やり直し英語達成道場 師範代)
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