【最近感じた「洋書が読めるメリット」⑨日本語版でカットされた場所②】

from 師範代Shinya

(→前回の続き)

日本語翻訳版には収録されていなかった「FAQコーナー」が英語版で読めたことで、僕はすごく得した気分になりました。

Q:愛の言語は、子供に対しても役立ちますか?

A:もちろん、子供に対しても大きな効果を発揮します。

子供が「自分は親から愛されている」と感じられるかどうかは、親が子供の愛の言語を知っているかどうかにかかっています。

子供の愛の言語を知らないと、いくら親がガンバって愛を注いでいるつもりでも、それが本人に伝わりません。

その結果、子供が非行に走る原因になることがあります。

Q:子供の愛の言語は、10代で変化しますか?

質問者の人は、自分の息子の愛の言語が「タッチ」だと分かっているので、小さな頃からキスやハグなどを積極的に行ってきました。

でも、息子が13才になった途端に、親からのキスやハグを拒むようになりました。

これは、愛の言語が変わったことを意味するのでしょうか?

A:前述したように、愛の言語が年齢と共に変化することはありません。ただ、親は子供の年齢に合わせて愛の言語の「伝え方」を変えていく必要があります。

たとえば、13才以上の男子にとって、親からのキスやハグは「子供っぽいからイヤだ」と感じる確率が高いです。

そこで、13才以上の息子に対しては、キスやハグではなく、「ヒジで身体をつつく」などの、軽い方法に変えます。

父親であれば、「息子とふざけながら取っ組み合いをして、床に転がす」など、10代の男子が好む行動を通してタッチをするのもオススメです。

10代の息子がキスやハグを拒んだ時に親がやってしまいがちな大きな間違いは、「息子と距離を置くこと」です。

つまり、タッチを完全にやめてしまうのです。

タッチが完全になくなった場合、息子は親からの愛を感じられなくなってしまうでしょう。

※僕の感想

この知識は、子供との関係でとても役立つこと間違いなしです。

親が子供の愛の言語を知っているかどうか?で、子供との付き合い方や距離感も大きく変わっていくでしょう。

僕は、自分の娘(2才)の愛の言語を、早くも発見しました。

小さな子供は一見、すべての愛の言語を欲しがっているように見えます。

・だっこ=タッチ

・新しいおもちゃ=ギフト

・褒め言葉=ポジティブな言葉

・あれ取って!これ取って!に応える=サービス行為

・一緒に過ごす時間=クオリティータイム

でも、この中でも明らかに個人差があるように感じます。

娘の第一言語はおそらく「ポジティブな言葉」です。

上記5つをすべて片っ端から試していますが、娘は褒め言葉に常に大きな反応を示しています。

一方で夜の寝かしつけはシンプルで、ちょっと一緒に遊んだ後は、放っておいてもご機嫌に一人遊びをしながら勝手に寝ます。

もしクオリティータイムを愛の言語に持つ赤子だったら、自分が寝るまで親が添い寝することを望むでしょう。

・・・つづく

 

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