From 師範代Shinya(新村真也)
先日、「オススメのMP3プレーヤーはどれ?」という記事をお届けしました。
僕がMP3プレーヤーにこだわる理由は3つあります。
①ポケットに入るので、持ち運びがラク
②小型スピーカーとつなげば、大型CDラジカセ並の大音量が出せる
③聞きたいCDの曲番の呼び出しがラク
という理由です。僕は散歩中や移動中にシャドーイングなどの音読系トレーニングをすることがあるので、「いつでもどこでも再生できること」が必須条件です。
また、仕事(英語レッスン)でもMP3プレーヤーを使っています。
教室は時間貸しタイプの貸し会議室を使っているので、自分のモノを置きっ放しにはできません。毎回必要な装備を持って出入りしています。
自宅から貸し会議室までは電車移動なので、装備の「小型化&軽量化」は必須なのです。
移動しない人にはメリットがない??
ただ、「自宅でしか英語トレーニングをしない」という環境の人には、MP3プレーヤーの「サイズが小さい」というメリットはほとんど関係ありません。
強いてメリットを言えば、
①衝撃が加わっても、音飛びがしない
②CDを入れ替える手間が必要ない
といったところです。でも、そもそも自宅の机に据え置きで使っていて、しかも本棚にCDがまとまって置いてある状態なら、この①と②のメリットもそれほど大きくはありません。
となると、むしろデメリットの方が大きくなる可能性があります。
#MP3プレーヤーのデメリット
MP3プレーヤーのデメリットは、
「買ってきたテキストの付属CDをすぐに聞けない」
ということです。一度パソコンにデータを取り込んでから、プレーヤーを接続し、データを転送する必要があります。
でも、このひと手間がけっこう面倒です。僕もこの作業が面倒で、結局CDデータをMP3プレーヤーに入なかったテキストが何冊かあります。
さすがに「音読用のテキスト」は毎回データをMP3プレーヤーに入れていましたが、「瞬間英作文用のテキスト」などは、CDは車の中のCDプレーヤーでのみ聞いていました。
もちろん、MP3プレーヤー内にデータを一度入れてしまえば、二度と同じ作業は必要なくなります。
でも自宅据え置きで使うなら、このひと手間をかけるメリットはあまりありません。
さらに、もうひとつ面倒なことがあります。
CDにはたいてい、アルバム名や曲名のデータが入っているので、そのまま転送すればMP3プレーヤーの画面に情報が表示されます。
でも、たまにこの情報が入っていないCDがあるのです!
そういうCDデータをMP3プレーヤーに入れると大変です。
画面上では「アルバム名なし」と出てくるし、2枚の別々の「情報なしCD」を一度にパソコンに取り込んだ場合、2枚分の中身が1枚分にまとまって、ごちゃ混ぜで表示されてしまったり・・・
そうなると、2枚分全部のデータを消してから、もう一度最初からやり直す必要が出てきます。
「一枚分のデータを入れたら、アルバム名を設定して、また次の一枚分のデータを入れて・・・」
という面倒な作業が必要になります。
そう考えると、「自宅据え置きでのみ使う」という環境にある人は、もしかしてMP3プレーヤーよりも、CDプレーヤーを使った方が良いかもしれません。
「語学学習用CDプレーヤー」という選択肢
CDプレーヤーの中には、「語学学習モード」が搭載されているものがあります。
語学学習モードは、
・スピードコントロール機能
・ワンタッチ3秒戻し機能
・AB区間リピート機能
などの機能です。シャドーイングなどの音読系トレーニングをする時に役立ちます。
実はこれらの語学学習モードは、MP3プレーヤーの専売特許ではありません。
CDプレーヤーにも備わっているものがあるのです。
ごく一部の種類に限られますが、CDをそのまま再生しながらこれらの語学学習機能を使えるCDプレーヤーが存在します。
最近、「語学学習用CDプレーヤー」のオススメモデルの品番を読者の方から教えていただきました。
試しに買ってみたら、すごく使いやすいことが分かったので、次回からの記事で詳しくお伝えしていきます。
・・・つづく。
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