【ショッピングセンターでの恐怖体験③:僕が「習い事」に感じた夢と希望:ダンス編105】

 
From  師範代Shinya(新村真也)
 
 
※僕が20代ダンススクールに通っていた頃の体験談の続きです。ダンス編は毎週日曜日に更新中。

 

当時高校生だったウッチーとY君と一緒に、ショッピングセンターの中のお好み焼き屋さんでランチを食べていた時のこと。

店の外のゲーセンにたむろしていたヤンキー高校生たちを、ウッチー&Y君が何度もチラ見して激怒させてしまったことで、僕たち3人ともピンチな状況に追い込まれました。

今はまだ、お好み焼き屋さんの中にいるので安全度が高いです。

でも、あと15分でランチタイムが終わって一時閉店の時間を迎えたら、僕たち3人は、お店の外に放り出されます。

店の外に出ようものなら、ヤンキー高校生達が、ケンカする気マンマンで向かってくる確率大です。

でも、ヤンキー高校生たちは、このお店があと15分で閉店することを知りません。

あきらめて帰ってくれる確率にかけて、僕らは息を潜めながら待ちました。

 

お店のスタッフでホール係の人が、僕らの方をチラチラ見ています。

もう一回僕らに声をかけて、お会計を促すべきか?迷っているのが伝わってきました。

僕も当時はジーンズショップで働いていたので、閉店間際になかなかお客さんが帰ってくれない時の、あの「やきもき感」はよく分かります。

本当は、今すぐにでもお店を出たいのですが、それはできません。

最悪、店長さんを呼んで、お店にかくまってもらう交渉をしなければならなくなります。

僕は心の中で、ヤンキー高校生達が諦めていなくなってくれるのを祈りながら、待ちました。

閉店の時

いよいよ3時になって店員さんが僕らの方に2度目の声がけをしてきました。

店員さん:「申し訳ありません、そろそろ閉店時間ですので、お会計よろしいでしょうか?」

僕:「わかりました。遅くなってすみません。」

僕は、そう言いながら、おそるおそるヤンキー高校生達のいるゲームセンター方面を窓から見ました。

すると・・・

誰もいません!!

いなくなったのです!!

この位置からは、ゲームセンターの入り口と出口の両方が良く見えるのですが、どちらにも見当たりません。

また、ゲームセンター内の様子も、壁がガラス張りになっていて分かるのですが、小中学生しか見当たりません。

ヤンキー高校生達は、派手で目立つ格好をしているので分かります。

どうやらヤンキー高校生たちは、待ち伏せをあきらめて帰ったようでした。

危なかった・・・

僕はホッと胸をなで下ろしました。

安全の確認

お会計を済ませて、お店から出ました。

念のため辺りを見回して、他の場所にいないかチェックしました。

お好み焼きやさんは2階にあって、店内全体を見回すことができました。

ヤンキー高校生たちは、どこにも見当たりませんでした。

僕:「良かったぁ~!てか、2人とも何やってんの!もう!」

ウッチー&Y君:「すみません!まさか、あんなに怒ってくるとは思わなくて・・・ていうか、ずっとあの店にいられると思ってたから、安全かなと思って。」

僕:「ここが3時閉店だったのは、俺も知らなかったよ。あ~ビビった!!」

とりあえず、ピンチを脱出して、僕は気が緩んでいました。

油断

そのままダッシュして駐車場に向かってすぐ帰ればいいものを、僕らは油断していました。

駐車場の向かう途中の1階にあるレンタルビデオ&中古ゲームソフトのお店に立ち寄ったのです。

念のため、入り口とガラス張りの壁から店内を見回して、ヤンキー高校生たちがいないことを確かめてから入りました。

僕とウッチーとY君は、それぞれバラバラに分かれて、自分の興味があるゲームソフトを見に行きました。

気になるゲームもレンタルビデオもなかったので、切り上げて帰ろうかなぁ~と思って顔を上げたら、ちょうどY君が僕に近づいてきました。

僕:「何か気になるのあった?」

Y君:「いや、特にないっす。」

僕:「そろそろ帰るか。」

Y君:「そうっすね!」

僕:「ウッチーはどこだ?」

絶体絶命のピンチ

そう思って辺りを見回すと、通路の向こう側から、ウッチーがこわばった表情で僕の方に近づいてきました。

明らかに表情がおかしいです。

ウッチーは、僕の近くに来ると、小さな声で言いました。

ウッチー:「ヤバいっす!ピンチっす!」

僕:「え?どうした?」

ウッチー:「囲まれました・・・」

僕:「え?」

すると、レンタルビデオの棚の影から、さっきのヤンキー高校生たちが姿を現しました。

え? えーーーーーーー! どういうこと??

しかも、さっきより人数が増えています!!

さっきは3人組だったのに、今は3倍増えて、トータル9人になっていました。

彼らは3人ずつ、3方向から僕らを取り囲んできました。

もう、ダッシュして逃げられるような状況ではありません。

 

頭脳犯

僕は一瞬で、状況を悟りました。

彼らがゲームセンターからいなくなったのは、あきらめたからではありません。僕らを油断させるためでした。

ギリギリまでゲームセンターの前にいて見張っておき、僕らがお好み焼き屋さんから出られなくなっている間に、仲間を呼んだのでしょう。

そして、見通しの良い場所からいったん離れて身を潜めてから、油断して出てきた僕らの後をこっそり尾行してきたのです。(まるで、刑事や探偵みたいですね)

僕らがレンタルビデオ屋さんに入ったところで、背の高い棚に隠れて、少しずつ近づいてきたのでしょう。

彼らは、囲い込み漁のように少しずつ包囲して、今、こうして僕ら3人を追い詰めたのでした。

しかも、3対3ではなく、3対9に持ち込むことで、絶対的に自分たちが有利な状況に持って来ました。

そう考えると、かなりの頭脳犯です。

 

7年ぶりに見た「目」

ヤンキー高校生たちの表情は、僕が高校時代によく見たクラスメイトたちと同じ目をしていました。

その目には、メラメラと燃える怒りが宿っていました。

そして、怒りの炎の奥には、「ナメられたら、許さない!いつどこでも暴れてやる!」という、狂気のようなものが見えました。

何てこった!!僕は心の中で頭を抱えて、叫びました。

(高校を卒業して7年、もう平和な大人の世界が当たり前になっていたのに・・・まさかここで、またこのタイプの目を見る日が来るとは・・・)

しかも、高校時代にすら味わったことのない、「何人ものヤンキーに囲まれる」という状況です。(当時のクラスメイト同士のケンカのスタイルは、1対1の戦いが主流でした)

ヤンキー高校生達が僕ら3人を取り囲む異様な光景に、周りのお客さんたちも気付いたようで、サーッと僕らの周りから人がいなくなりました。

絶体絶命のピンチに、僕は冷や汗が背中と脇の下に吹き出してくるのを感じました。

 

・・・つづく。(→この記事のシリーズを1話目から読む

 

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