ウッチーは、大学に行ってブレイクダンスの大技を身に付けました。
僕は数年ぶりの再会でいきなりその大技を見せてもらい、衝撃を受けました。
その後、僕たちはまたしばらく会わない期間が続きました。
次にウッチーと再会した時には、これまでの経緯を色々と話しました。
ウッチーはなんと僕と同じように、一時は役者の道を目指して俳優の養成所に通って、演技を学んでいたそうです。
ドラマのエキストラなどの仕事も得て、撮影の現場を見たりもしたそうです。
その後、やはり役者の道は自分の進む方向ではないと気付いたウッチーは、美容師を目指しました。
美容院は女性のお客さんが多く、単にカットの技術だけではなく、話術も必要とされる職業だと思います。
その点、ウッチーのキャラは、柔らかい物腰で共感力が高いので、美容師の仕事はすごく向いていると思いました。
ギャッツビーのモデルになる
その後、なんとウッチーは、メンズファッションアイテムのブランド、「ギャッツビー」のモデルに起用されました。
ギャッツビーはヘアワックスやヘアカラー、フェイスケア、ひげ剃りジェルなど、主に顔周りを整えるアイテムを出しています。
僕も自分の髪に付けるワックスは、何年もギャッツビーを愛用していました。
その愛用ヘアワックスのモデルに、ウッチーが起用されたのです!!
美容師になってオシャレ度がアップしたウッチーは、洗練された都会の超イケメンになっていました!
久しぶりに会う度に、僕の予想の上を行くサプライズを与えてくるのがウッチーという男です。
外国人バーでの再会
その後、ウッチーとはまた驚きの再会を果たしました。
僕が英会話を始めて何年か経った頃、行きつけの外国人バーのイベント「サルサナイト」に久しぶりに参加しました。
そこでは、月に1度のペースで、サルサのレッスンとダンスパーティーが開かれていたのです。
最初の1時間は初心者向けレッスンを受けられて、その後はそこで学んだスキルを活かしてフロアで上級者と共に踊るという、何とも実践的な流れのイベントでした。
サルサは男女のペアダンスです。
情熱的なミュージックに合わせて、男女ともに情熱的に踊ります。
DJが曲を変えるタイミングで、男性が女性を誘って、フロアに連れ出します。
そして、ダンスをしている間は、男性は女性をリードし続けるのです。
サルサナイトのイベントの日には、ふだん見ないお客さんもたくさん来ます。
当時はサルサの動きが腰のくびれを作るのに良いということで、女性たちの間で「サルサダイエット」が流行っていました。
その結果、サルサイベントには女性がどんどん増えていきました。
さらに、サルサナイトには外国人女性が多く来るので、いつも以上に国際色豊かな雰囲気になります。
そんな熱いサルサイベントに久しぶりに参加した夜、なんとウッチーとバッタリ再会したのです!!
ノリで英会話を楽しむウッチー
ウッチーはいつものフレンドリーなノリで、外国人にガンガン話しかけていました。
僕:「あれ?ウッチーって英語しゃべれるんだっけ?」
ウッチー:「いや、全然っすよ!でも、何となくノリで単語をつなぎながら話せば、通じることが分かりました。」
僕:「ウッチーらしいな!(笑)ここには良く来るの?」
ウッチー:「たまに来ますよ。特にサルサイベントの時には!」
僕:「そうだったのか!俺もここよく通ってるんだよ。今まで会わなかったのが不思議だね!しばらくサルサイベントに来てない間に、ウッチーが来始めたのかな?」
ウッチー:「そうかもしれないっすね!いや~いっすね!この海外な雰囲気!」
そう言ってウッチーは、また外国人にノリ良く話しかけていきました。
ウッチーは、英語を完全に「コミュニケーションツール」として捉えて、気軽に使っていました。
僕も最初、このバーに来た時には、手が震えるほど緊張したのに、ウッチーはノリノリな感じで笑顔で話しています。
まさか、ウッチーが外国人バーで英会話とは・・・
久しぶりに会う度に、僕の予想の上を行くサプライズを与えてくるのがウッチーという男です。
Y君はディズニーダンサーになってから英会話を学び始め、Hさんはニューヨークに移住して英会話を学び、ウッチーは自主的に英会話を始めました。
これで僕たちダンス仲間は全員、英語も学んでいることになります。
不思議なつながりを感じました。
やはり、趣味でも仕事でも、「自分の活動範囲と交友関係」を広げようとすると、英会話の勉強にたどり着くのかもしれません。
・・・つづく。(→この記事のシリーズを1話目から読む)
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From 師範代Shinya(新村真也)
(やり直し英語達成道場 師範代)
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