サルサの練習から離れてしばらく経った頃、やっと先生から「新しいステジオが見つかった」という連絡が来ました。
でも、この時にはすでに、僕の中にサルサ習慣がなくなってしまっていました。
1度離れたところから、また戻るのにはエネルギーがいります。
これはダンスに限らず、英語学習でも同じだと思います。
もちろん、1度離れても戻れるパターンもあります。
僕の経験上、1度離れた後に戻れるパターンは大きく3つあります。
①ある程度の熟練度に達してからしばらく離れた場合、戻ってきても感覚を取り戻しやすい。
②もともと大好きなジャンルで、離れている期間も練習する時間は取れなくても、ビデオなどを見てモチベーションが保てている。
③一緒に練習する気の合う仲間がいて、その仲間達は自分が離れている間も練習を続けている。
この3つのうち1つあれば、戻ってこれると思います。
③に関しては、元の性格タイプも関係してくるとは思います。
僕は人間関係の中でモチベーションが保てるタイプなので、③は重要な要素です。
英会話スクールの生徒さんでも、「自分は仕事で英語が必要だから来ているだけで、友達を作りたいという希望はありません。」という意思表明をする方も一定数いました。(特にエンジニア系の男性に多かったです)
でも、そんな意思表明をしていた男性が、同じスクールの女性生徒と付き合って結婚するところまで行くのを実際に見たことがあります。
結婚した後に話したら、
「いや~あの時にはそう思っていたんですけどね。まさかこうなるとは!でも、彼女が英語の勉強モチベーションになって、英語力も上がりましたよ!」
と、最初とはまったく違うトーンで話していたのが印象的でした。
2人ともモチベーションがないと、続けづらい
僕の場合も、サルサダンススクールに彼女と一緒に通っていたので、モチベーションが保てそうな環境でしたが、「2人ともサルサにそこまでハマっていない」という点が違うところでした。
先ほどの英会話スクールの生徒さんの場合は、彼女(奥さん)がTOEIC900点を超える猛者だったので、彼も引きずられてモチベーションが保てました。
でも、僕の場合はサルサ初心者同士のカップルで、しかもお互いの「サルサ熱の温度」が同じぐらいという状態でした。
そのため、2人一緒に練習から完全に離れてしまったのです。
こうなると、1人で戻るより難しくなります。
もともと2人でやっていたものを、片方だけ復帰するというのは大変です。
特に僕の場合、自分が完全に平日休みで、彼女は完全に土日祝休みでした。休みがまったく合わないのです。
そんな状況だったので、休みが合わせられず、1度に会える時間はすごく少なかったのです。(休みが合わせられたのは、2年間でたった1日だけでした)
サルサダンスのレッスンは平日の夜だったので、彼女とのデート時間も兼ねて一緒に通っていました。
でも、お互いにサルサから離れた今、「片方だけが復帰する」という選択肢はありませんでした。
2人で同時復帰するか、2人ともこのままサルサから離れるか?
この2択の中で、僕らは離れる方を選びました。
そして、2年後に彼女とは破局しました。
その時、僕の中で彼女を思い出させるサルサの記憶も、封じ込めました。
いったん離れても
いったん離れても、その後何年も経ってからまたモチベーションが復活することはあります。
英語学習でも、1度は挫折して「もう、英語は自分にはムリ!もういいや!」と思った人でも、5年、10年経った頃に、「やっぱりあきらめたくない!英語を話せないまま一生を終わりたくない!」という気持ちになることはよくあります。
そうやって長年のブランクから復帰する人も一定数いるのです。
僕の場合、サルサに関しては今、こうして思い出しながら記事を書いているうちに、また興味が戻ってきました。
そして今のパートナーである妻のサヤは、大学時代に社交ダンスのサークルに入っていた経験があります。これも何かの運命のような気がします。
社交ダンスは「男女ペアで踊る」という点では、サルサと共通する部分が多くあります。
サヤはサルサにも興味を示しているので、もし2人で一緒にサルサレッスンに通ったら、割と早いペースで上達しそうな予感がします。
もしサルサの雰囲気がサヤに合わなければ、僕が社交ダンスの方を学んで一緒に踊るのもアリかも?!と話しています。
今は子どもが小さいので、僕ら2人同時で出かける習いごとは厳しいですが、今後、もう少し時間が取れるようになったら、夫婦でサルサにトライするかもしれません。
その時には、現在進行中の学びとしてシェアしますね。
(ダンス編:完)
p.s.今回のブログは息抜き記事ですが、あなたに英語のお悩みがある場合はこちらの動画セミナー一覧が役に立つかもしれません。
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From 師範代Shinya(新村真也)
(やり直し英語達成道場 師範代)
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