From  師範代Shinya(新村真也)
 
(→前回のつづき)
 
※僕が20才の頃、「アクション俳優になろう!」と思って「俳優養成所」に入った時のストーリーの続きです。(演技編の最終回です)
 
 
俳優養成所に通い始めてもうすぐ3年経つ頃になりました。
 
 
振り返ると、ここまで本当にたくさんのことがありました。
 
 
芸能界のイメージも、最初はボンヤリして雲の上の世界のように見えていました。
 
 
でも、スクールに通う中で実際に役者として生活している先生達と話したり、映画のオーディションを受ける経験をする中で、だんだん見えてきた部分があります。
 
 
思ったより肉体労働的な側面が強い世界だと分かりました。
 
 
もともとアクション俳優を目指していたので肉体労働をする覚悟はできていたのですが、そもそもアクションの需要が日本ではほとんどないことが分かった時はショックでした。
 
 
アクションができないのに、普通の役者として肉体労働するというのは、どうもモチベーションが上がりません。
 
 
こんなことを言ったら、本気で役者業を目指している人に怒られてしまうでしょう。
 
 
おそらく僕が興味があるのはアクションであって、演技ではないのかもしれません。
 
 

スクールに通い続けるデメリット

また、同じスクールに何年も通い続けるデメリットも見えてきました。
 
 
マンネリ化してきて「レッスンに通っている自分」に満足してしまい、デビューできないまま10年以上経ってしまっているクラスメイト達の姿も見てきました。
 
 
スクール側からすると「月謝を払って長く通ってもらう」のが目的であって、「生徒達を芸能界デビューさせる」のが目的ではないような気がしました。
 
 
「君も明日のスターだ!」みたいな甘い言葉で、一攫千金&逆転人生のチャンスを臭わすポスターがスクール内のいたるところに貼ってあります。
 
 
でも本当にデビューできる人達は、トップ0コンマ数パーセントだということも分かりました。
 
 
しかも、デビューできたからといって、その後もずっと同じように役をゲットし続けられる保証はありません。
 
 

デビューしたスクール生たちの現実

スクールの広告にデカデカと載っている「デビューした受講生達」の顔写真の下にある肩書きの欄には、「ドラマ○○に出演」「映画○○に出演」と書いてありました。
 
 
でも、その肩書きは毎年同じで、変わらないことが多くありました。
 
 
ということは、一度ドラマや映画に出演できても、その後は新しく役をゲットできていないということです。
 
・競争の激しい世界で役をゲットするためにオーディションで戦い続ける。
 
 
・昼夜問わず肉体労働が強いられる。
 
 
・それだけ働いてもお金にならずにバイトもしなければらなない。
 
 
そんな修行僧のような生活に飛び込む覚悟は、僕にはないことが分かりました。
 
 
 

仕事を楽しめる自分

僕はただ、「仕事を楽しめる自分」「才能を活かして生活している自分」になりたくて、アクション俳優への道を目指し始めました。
 
 
そして今、そんな生活がすでに実現していることに気付きました。
 
 
それは芸能界ではなく、目の前にありました。
 
 
つなぎの仕事として2年前に始めたイトーヨーカードーの服飾売り場での販売員の仕事です。
 
 
良い人間関係に囲まれ、毎日仕事にやりがいを感じて、休みの日はなんとなくつまらない・・・早く明日になって仕事に行きたいなぁ・・・と思う。
 
 
そんな環境がすでに実現していることに気付いたのです。
 
 
この「仕事を楽しめる環境」こそが、僕が手に入れたかったものです。
 
 
それに気付いた今、僕は「今が潮時だ!」と思いました。
 
 
そして、3年間通った演技スクールを辞め、芸能界を目指すことをやめる決意をしました。
 
 

スクールに通った価値

スクールに通ったこと自体は決してムダにはなっていません。
 
 
僕の中では、芸能界への未練はまったくありませんでした。
 
 
そのことが何より、スクールに通った価値だと感じました。
 
 
「自分が若い頃に芸能界に本気で挑戦していたら、今とは違った人生になっていたのに・・・」
 
 
という後悔がこの先絶対ない!と言えるところまでやり切った感がありました。
 
 
そして僕は、ついにスクールを辞めました。
 
 
(演技編:完)
 
 
 

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