【僕が「習い事」に感じた夢と希望:ダンス編50】

 
From  師範代Shinya(新村真也)
 
(→前回のつづき)
 
 
※僕が24才の時にHIPHOPダンススクールに通い始めた頃の体験談の続きです。
 
 
発表会に向けてのグループ練習と、その後の食事会が楽しすぎて、僕はだんだん「発表会本番がこのまま来なくてもいいのに・・・」と思うほどになりました。
 
 
でも、決められた日程は容赦なく迫ってきました。
 
 
そしていよいよ、本番当日を迎えました。
 
 
発表会は日曜日でした。
 
 
出演者の生徒たちの家族や友達が来やすいように、日曜に設定されていました。
 
 
でも僕は当時ジーンズショップで働き始めて1年目で、副店長のようなポジションだったので、土日は休みづらい雰囲気がありました。
 
 
理由が冠婚葬祭以外では、週末に休みの申請を出しづらい感じでした。
 
 
そこで、僕も親戚の結婚式があることにして、数ヶ月前から休みを申請していました。
 
 
そして無事、本番当日を迎えることができました。

 

巨大な市民ホール

 
朝9時に市民ホールの入り口に行くと、改めて建物の大きさに驚きました。
 
 
「今日、ここで踊るのか~!なんかスゴ過ぎて緊張するな・・・」
 
 
思わず声が漏れてしまいました。
 
 
前回の夏祭りの発表会の路上の雰囲気とは全然違います。
 
 
市民ホールの建物は他の建物よりもかなり上の位置にあって、道路からは見上げる感じになります。
 
 
道路から見ると、横に広い階段が上にずっと伸びています。
 
 
そしてその階段の先に、市民ホール入り口の巨大なガラスの自動ドアがあります。
 
 
ここがメインの入り口です。
 
 
でも、この時間帯はまだ、メインの入り口は開いていません。
 
 
僕らダンス発表会の出演者は、裏口から入るように言われていました。
 
 
裏口に回って警備員さんに「今日のダンス発表会出演者です」と伝えると、名簿に名前を書くように言われました。
 
 
名前を書いてから、裏口に行くと、すでにキッズたちが到着していて、ピョンピョン跳び回っていました。
 
 

合同発表会

 
今回の発表会は、バレエクラスとジャズダンスクラスとの合同発表会でした。
 
 
バレエクラスとジャズダンスクラスは、何年も前からこの市民ホールを使って発表会をやっています。
 
 
そして今回、新しく僕らHIPHOPダンスクラスがおまけて入った感じです。
 
 
パンフレットを見ると、バレエクラスの発表が終わった後に、ジャズダンスクラスに切り替わる前の時間稼ぎ的な役割として、HIPHOPクラスが入っていました。
 
 
僕はこれを見て、気合いが入りました。
 
 
おそらくこの会場に来る観客の大半は、バレエクラスとジャズダンスクラスのメンバーの家族や友人です。
 
 
その人達が、休憩がてら見ている時に、ガツン!とHIPHOPダンスのカッコ良さ&楽しさを見せつけることができたら・・・
 
 
と思うと、ワクワクしてきました。
 
 
大きな期待をされてステージに上がるよりも、期待されてない状態で上がる方が、僕は楽しいと感じました。
 

控え室

 
裏口から入ると、長い廊下の両側に、控え室がズラッと並んでいました。
 
 
バレエやジャズダンスのキッズ生徒たちが、ハイテンションで廊下を走り回っています。
 
 
みんなすでに衣装を着ていて、顔に化粧も塗っている子もいます。
 
 
控え室のドアは解放されているので、中が見えました。
 
キッズ生徒の親たちが、自分たちの子供の顔に化粧を施している姿が見えました。
 
 
バレエとジャズダンスの控え室は、めちゃくちゃ広いです。
 
 
何十人もの子供と親を収納するだけのスペースがあります。
 
 
僕は廊下を歩きながら、HIPHOPクラスの控え室を探しました。
 
 
ずっと先の方に行くと、クラスメイトのY君がいるのを見付けました。
 
 
Y君も僕に気付いて、僕に手招きしました。
 
 
僕:「おはよう!」
 
 
Y君:「おはようございます!」
 
 
僕:「この会場、ヤバいね!」
 
 
Y君:「ヤバいっすね!今日はここでガツン!と見せつけてやりましょう!」
 
 
僕:「そうそう!俺もさっきそう思ったところ!」
 
 
Y君:「僕らの控え室はこっちですよ。」
 
 
Y君に誘導された部屋は、こじんまりした小さな部屋でした。
 
 
僕:「おぉ!さすがに扱いは小さいね(笑)」
 
 
Y君:「でも、この部屋は僕と新村さんだけの部屋らしいです。」
 
 
僕:「え?そうなの?」
 
 
Y君:「衣装を着替えたりするじゃないですか?だから、男女別みたいです。」
 
 
僕:「そうか!じゃあ、女子メンバーは別の控え室があるのね。」
 
 
Y君:「そうです。ここは男子専用ですよ。」
 
 
僕:「ってことは今日の出演者で男は俺とY君だけってこと?」
 
 
Y君:「たぶん、そうです。」
 
 
僕:「おぉ!少数派だね!じゃあ、ガツンと激しい踊りを見せちゃうか!」
 
 
Y君:「やっちゃいましょう!」
 
 
僕らは男2人で、控え室で盛り上がりました。
 
 
・・・つづく。
 
 
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