※僕が20代でダンススクールに通っていた頃の体験談の続きです。ダンス編は毎週日曜日に更新中。
初めてのクラブでのダンスイベントに参加した僕は、お客さん達の距離の近さに魅力を感じました。
しかも、さっきまで同じステージで踊っていたダンスチームの人達が、お客さん側に回って温かい視線をこちらに向けてくれているのが、とても嬉しく感じました。
経験者は優しい
踊りを見る側と、人前で踊る側では、大きな差があります。
同じ空間にいても、立ち位置が変わるだけで、見える景色がまったく違うものになるのです。
これは、後に別のジャンルであるマジックや英会話を学んだ時にも通じることだと分かりました。
マジックの世界でも、「人前で演じた経験が豊富な人」は、他の人のマジックショーを見るときにもリアクションが良いです。
優しい目で見守って、素直に驚いた表情をしてくれたり、演技の切れ目のタイミングで率先的に拍手してくれます。
逆に、マジック未経験者は「タネを見破ってやろう!」とか、「俺はダマされないぞ!」という感じで腕組みしてにらみつけてきたりすることもあるので、緊張します。
英会話の世界でも同じです。
普段から英語トレーニングをしていて、日常的に人前で英語をしゃべる機会のある人は、他の英語学習者に優しく接する傾向があります。
英語上達までの苦労や、自分自身も完璧でないことがよく分かっているからです。
周りから見て英語が上手だと感じる人ほど、謙虚で他人を批判しません。
でも、英語学習をやっていない人や、昔やっていたけど今はやっていない人は、他人の英語に批判的になりやすい傾向があります。(もちろん、本人の性格にも影響されますが)
クラブは意外に優しいお客さんが多い
僕はクラブのイベントに出る前までは、なんとなくクラブのイメージは、
「薄暗い場所に荒くれ者どもが集まる、治安の悪い場所」
という先入観がありました。
もちろん、見た目はラフな人達が多いのですが、「ダンスが好き」という点で共通しています。
ガッツリ踊れるかどうかは置いておいて、クラブは基本的には、音楽に合わせて身体を動かす楽しさを知っている人達が集まる場所です。
そんなクラブでのダンスイベントは、お客さんが予想以上に優しいということが分かりました。
自分たちの出番が終わると、他の出演ダンサーたちから「お疲れ様!」と声をかけてもらえました。
また、他のお客さんからも、「上手ですね!ステップ教えてください!」と声をかけられたりしました。
その後も何度か別のクラブに行きましたが、お客さんの多くはみんなフレンドリーで、見た目とのギャップを感じました。
常連さん同士も仲が良くて、楽しい雰囲気が伝わってきます。
おそらく、趣味のサークルと近いノリなんだと思います。
僕は、何度か違うクラブに足を運ぶうちに、だんだんクラブに対する先入観が取り払われていきました。
唯一の欠点
一方で、クラブでのダンスイベントには、当時の僕にとって致命的な欠点もありました。
それは、時間帯です。
クラブは夜20時~21時頃から営業し始めて、人が多くなってくるのは23時~24時ぐらいです。
そのため、一番盛り上がる24時以降にダンスイベントが始まることが多いです。
24時スタートだった場合、イベント自体が終わるのは午前1時頃になります。
もしイベント終了後にソッコーで帰っても、布団に入れるのは午前2時以降です。
しかも、1時間前までクラブで踊っていた状態では、脳が興奮状態ですぐには眠れません。
結局、午前3時~4時頃まで眠れずゴロゴロしていることになります。
クラブのイベントは週末開催が基本なので、ジーンズショップで働く僕は翌日必ず仕事です。
睡眠時間3時間程度で起きてすぐ仕事に行き、いつも通り12時間お店にいる・・・というスケジュールは、かなり身体的にキツいと感じました。
いくら20代半ばの体力でも、しんどいです。
僕は、数回クラブでのイベントを体験した後は、満足したので卒業することにしました。
そして昼間の時間帯でもっとラクに参加できるイベントを探すことにしました。
・・・つづく。(→この記事のシリーズを1話目から読む)
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From 師範代Shinya(新村真也)
(やり直し英語達成道場 師範代)
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