From 師範代Shinya(新村真也)
(→前回のつづき)
身近な人達に、
「おまえが英語?ムリでしょ!」
「今からじゃ遅いよ。」
「英語なんてお金と時間のムダだよ。」
と言われた時に、どう対処すればいいのか?
僕がこれまでに研究してきた対処法をお伝えします。
僕も今まで何度も、こういった言葉を浴びてきました。
・未経験の職種に転職すると決めた時は毎回(計4回)
・英語学習をしていることが周りにバレた時
・カナダ留学を決めた時
・帰国して英語講師になると決めた時
・独立起業すると決めた時
毎回と言っていいほど、家族や友人、同僚などから「現実は甘くない」という言葉を浴びせられました。
そのたびに僕は、「なんでガンバっている自分に水を差すようなことを言うんだ!!」とプンプン怒っていました。
こういう時に取れる方法は、大きく2つしかありません。
①否定的なコメントをしてくる人と距離を置く
②自分の受け止め方を変える
この2つです。
ただし、否定的なコメントをしてくる人達はたいてい、家族や同僚、友人などの「生活の中で関わる頻度の高い人達」というケースが多いです。
なので、①のパターンはあまり現実的ではありません。
できることはせいぜい「その話題を避ける」ことぐらいです。
なので、一番現実的で使える手法は、
②自分の受け止め方を変える
ことです。相手の言動をコントロールすることはできませんが、自分の反応を変えることはできます。
僕は今まで心理学や脳科学の本を何冊も読み、セミナーに参加して他の参加者とのワークをすることで、自分の反応を変えるための訓練をしてきました。
まだまだ感情的に反応してしまうことも多いですが、それでも以前に比べると「自分と相手の間に何が起きているのか?」を冷静に見つめられるケースが増えてきました。
自分の反応を変える方法は、次の3つのステップを踏むことです。
ステップ①相手の中にある不安を見る
ステップ②自分の中にある不安を見る
ステップ③自分が本当に進みたい道を選ぶ
という流れです。
ひとつずつ解説します。
ステップ①相手の中にある不安を見る
人間が相手を攻撃する時は、自分の中に「不安や恐れ」を感じています。
あなたに否定的な言葉を投げかけてくる人達は、あなたの新しい挑戦に不安や恐れを感じているのです。
「自分が怖いと感じた時に、相手を攻撃する」
それが人間の脳の仕組みです。
この恐れは、本人も無意識のうちに感じていることが多いです。
では、相手はいったい何を恐れているのでしょうか?
人間の脳は「変化」を嫌う
相手が恐れているのは、「変化」です。
人間の脳は、変化に不安を感じるようにできています。
これは、人間の生存本能と強く結びついています。
「今日こうして生きているということは、昨日までと同じ行動をした方が、今後も長く生き延びられる確率が高い」
という、太古の時代から人間に備わった防衛本能です。
言い換えると、「昨日と違う行動を今日するな!」という指令が、常に脳から出ていることになります。
それが、人間が本質的に変化を嫌う理由です。
この本能は、「ことの大小」を判断する力はないので、どんな小さな変化でも嫌います。
現代社会ではどんなことにチャレンジしても、命が危険にさらされるようなケースはほとんどありません。
でも、僕ら人間の脳はそんなことお構いなしに、「変化するな!」という指令を出してくるのです。
英語学習のような新しいことを始めた初期の頃に、自分の中にモーレツな抵抗感が出てモチベーションが下がるのは、そういう理由です。
そして、これは自分だけではありません。
身近な人達の脳内にも、同じ仕組みが働くのです!
・・・つづく。
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